【インプレ】シマノ 23カウンターウェイク120F|22gでも飛距離はぶっ飛びます!
ウェイク系のルアーってあんまり飛ばないんだよね…
かっ飛ぶルアーは無いのかな?
そこの君、ウェイク系ルアーが飛ばない時代は過ぎたぞ
フローティングルアーはどうしても飛距離を期待できないことがおおいですが、カウンターウェイクは想像以上の飛距離がでます。
さっそく飛距離以外の詳細も見ていきましょう。
シマノの特徴
シマノは自転車パーツの中でも主に、ギアを開発しており、この技術はリールのギアの耐久性の高さや滑らかな巻き心地を実現するのに役立っています。
ルアーに関しては4つのブーストテクノロジーが組み込まれています。
アーマブースト
画像:シマノ
このブーストによって、アーマジョイントルアーの弱点であるキャスト時のルアーの回転を改善する仕組みを可能にしていました。
フラッシュブースト
画像:シマノ
ボディ内部のスプリングで反射板がジャークなどのアクションによって水中でキラキラと反射してターゲットにアピールすることができます。
ジェットブースト
画像:シマノ
ルアー内の重心移動ウェイトを貫通シャフトとバネで支えることによって、安定したロングキャストを実現に成功しました。
スケールブースト
画像:シマノ
ベイトフィッシュの鱗をリアルに表現したデザインになっており、光を反射することで、よりリアルなベイトフィッシュを演出することができます。
カウンターウェイクのスペックとこだわり
下記はカウンターウェイクのスペックです。
全長 | 120mm |
重さ | 22g |
飛距離 | 61, |
潜行速度 | 0.6m |
スイミングフォーム | 10° |
フック | #3×2 |
カウンターウェイクの特徴は3点あります。
小さいながらもしっかりと水をつかんでアクションするリップ
画像:シマノ
このルアーは、水の抵抗が分かり易いような設計になっています。その理由はナイトゲームや視界が悪い状況でもアクションしていることが手元に伝わるようにするためです。
デッドスローでもゆらゆらとウォブンロールする
基本的にゆっくりと巻いて、ターゲットにアピールすることを中心とした設計になっているカウンターウェイク。
大きなアクションをしないので、狭い範囲をピンポイントで重点的に攻めることができます。これによって、活性が低い状況では長くアピールできるため、喰いつく確率が上がります。
スリムな形状とジェットブーストによって飛距離が出る
画像:シマノ
重さは22gと軽量で、フローティングルアーとなれば、向かい風、横風が強い場面では全く思い通りにキャスティングできません。ですが、スリムな形状によって、空気抵抗が減っており、尚且つジェットブーストによってロングキャストを可能にしました。
これらが組み合わさったことで、60mのキャスティングもできるようになりました。
ラインナップ
XM-112WN 120F 001 Nマイワシ
画像:シマノ
XM-112WN 120F 002 Aボラ
画像:シマノ
XM-112WN 120F 003 Nレッドヘッド
画像:シマノ
XM-112WN 120F 004 Nキャンディ
画像:シマノ
XM-112WN 120F 005 マットチャートイワシ
画像:シマノ
XM-112WN 120F 006 Tクリアイワシ
画像:シマノ
XM-112WN 120F 007 Nカタクチ
画像:シマノ
XM-112WN 120F 008 Aメラメラコノシロ
画像:シマノ
インプレッション
一言で言うと設計通り動いてくれます。
横風が吹いている状況でも50m程の飛距離が出ます。一方で、スリムで空気抵抗は減っているとは言え、22gと軽量であるため、ある程度風に流されます。
着水後も、ジャークを入れて姿勢を立て直す必要もなく、無駄な操作を加えずに正しい姿勢で立ち上がってくれます。
流れが速い場所では、ドリフトしながらゆらゆらとアクションして、ターゲットにアピールできます。また、リップの設計にこだわっており、僅かなリトリーブスピードの変化でもレンジを変化させることができ、草に引っ掛かりそうな場所でも水面でしっかりとアクションしてくれます。
また、レンジキープしてアクションさせる方法や繊細なアクションをつけれることから、緩急をつけたアクションでアピールする方法もできます。
カウンターウェイクに合わせたいタックル例
まず、合わせたいロッドはエクスセンス ∞です。
画像:シマノ
シマノのシーバスロッドで最高の性能を目指して設計されらエクスセンス∞。最大の強みである軽さを武器にしており、感度の高さとトラブルレスの高さレベルに仕上がっています。
この感度の高さは、振動伝達性が高中空構造の軽いカーボンジェルグリップを採用していることが関係しています。
次に合わせたいリールは、エクスセンス XRです。
画像:シマノ
このリールはナイトゲームに適したリールになっています。その理由は、感度の高さです。これを可能にしているのは、マイクロモジュールギアⅡとサイレントドライブです。このギアによって、滑らかな巻き心地を実現して魚の当たりに集中することができます。
アクション方法と使い方
カウンターウェイクはリトリーブの速度を変えるだけで、十分にアクションに変化を出すことができます。その中でも3つの方法を紹介します。
まず1つ目は水面直下をただ巻きでアクションさせる。2つ目はデッドスローリトリーブで水面から60cm付近を攻める。3つ目は不規則にリトリーブに緩急をつけてアクションをつける方法です。
ぜひ、活性やフィールドに応じて適したアクションでターゲットにアピールしましょう。
公式動画
まとめ
カウンターウェイクは飛距離十分で、シャローを攻略するにはローテーションの1つに入れておいて間違いないルアーになっています。
デッドスローで弱ったベイトのようにアクションさせることで、カウンターウェイクの性能を最大限発揮し、ターゲットにアピールすることができます。
ぜひ、水面直下はカウンターウェイクで攻めてみましょう。