【2024年】サーフのヒラメ釣りでおすすめメタルジグ16選!メーカー別に最新メタルジグを紹介します。
サーフのメタルジグが出すぎて混乱する!笑
それぞれ性能があるから自分にあったメタルジグを使おうね!
メタルジグはサーフフィッシングにおいて欠かせないルアーの一つです。各メーカーも続々とヒラメ用、サーフ用ルアーを発売しています。その日メタルジグにしか反応しない魚もいます。
今回は、サーフでのおすすめメタルジグをメーカー別に分けて紹介していきたいと思います。
サーフでメタルジグを使うメリット
飛距離
サーフフィッシングにおいて、メタルジグの使用は多くのアドバンテージをもたらします。特に、その飛距離は他のルアーと比較して際立っています。メタルジグは空気抵抗を最小限に抑え、安定した飛行を実現するため、ミノーやジグヘッドよりも遥かに遠くへと届けることが可能です。広大なサーフエリアを効率的に探るためには、この遠投能力が重要な役割を果たします。
フォールアクション
また、メタルジグのもう一つの大きな利点は、フォール時の反応を探ることができる点です。単に巻くだけでは反応が得られない場合でも、メタルジグのフォールアクションを試すことで、ターゲットからの反応を引き出すことがしばしばあります。特にフォールアクションに特化したモデルは、その効果を最大限に発揮します。
幅広いレンジの探索能力
メタルジグは水深を探るのに適しています。ミノーやシンキングペンシル、ジグヘッドと比較して、メタルジグは水面からボトムまで、幅広いレンジをカバーすることが可能です。ロッドやリールの操作によって、様々な水層を効果的に探ることができます。この多様性により、メタルジグはサーフフィッシングにおいて多目的に活躍するルアーとなり、ターゲットの反応を捉えやすいレンジを見つけるのに役立ちます。
サーフでのメタルジグの選び方
メタルジグのバランスの種類
メタルジグには、重心の位置によって「センターバランス」「リアバランス」「フロントバランス」の3タイプが存在します。それぞれサーフでの釣りに適していますが、特にセンターバランスのメタルジグは、ゆったりとしたフォールアクションを実現し、近年人気が高まっています。
リアバランスは遠投性能を重視する際に適しており、広範囲を迅速に探るのに役立ちます。一方、フロントバランスは切れの良いアクションを演出し、特に青物狙いにおいてその真価を発揮します。
メタルジグの種類
サーフでよく使われるメタルジグには、「スタンダードジグ」「スロージグ」「ブレードジグ」「ただ巻きジグ」と大きく分けて4種類あります。スタンダードは長細い形状が特徴で、多くのターゲットに有効です。万能型です。
スロージグは扁平形状で、ゆっくりとしたフォールアクションが特徴です。ブレードジグはブレードを装着し、ただ巻きで強いアピールが可能です。ただ巻きジグはミノーのように泳ぎ、初心者にも扱いやすいです。ヒラメ用は最近、2つのトレブルフックがついた、ただ巻きジグが多いです。
メタルジグの素材
メタルジグの素材には、「鉛素材」と「タングステン素材」、「亜鉛」の3種類があります。鉛素材は比重が低く、大きなシルエットで水押しが強いです。これにより、ゆっくりとしたフォールアクションが可能になります。
一方、タングステン素材は比重が高く、小さなシルエットで遠投に適しています。亜鉛素材は逆で、比重が低く大きなシルエットでアピールすることができます。
メタルジグの重さ
サーフジギングでは、20〜40g程度のメタルジグが推奨されます。重いジグは遠投に適していますが、水深が浅い場所では表層を探りにくくなることもあります。遠投しやすさ、狙いたいレンジ、動かしたい速度を考慮して、適切な重さを選ぶことが大切です。
メタルジグのサイズ
サーフで使用するメタルジグは、ベイトフィッシュのサイズに合わせてルアーを選ぶことで、ターゲットからの反応を得やすくなります。さまざまなサイズを用意しておくと、反応の良いサイズを見つけやすくなります。
メタルジグのカラー
サーフでは、「ナチュラル系カラー」と「アピール系カラー」を揃えることをおすすめします。ナチュラル系カラーはベイトフィッシュの体色を模したもので、イワシやコノシロ、キスやメゴチなどのカラーが有効です。一方、アピール系カラーは水中で目立ちやすく、海水が濁っている時やベイトフィッシュが多い時に効果的です。
メタルジグのアクション方法
ただ巻き
ただ巻きは、キャスト後にボトムを取り、そのままリトリーブするシンプルな方法です。このメソッドは特に難しい技術を必要としませんが、重要なのはレンジのキープです。特にサーフでのフラットフィッシュを狙う場合、ボトムから1メートル以内の範囲が理想的です。このレンジはリトリーブの速度やジグの重さで調整することができます。
ストップ&ゴー
ストップ&ゴーはサーフゲームの基本テクニックの一つで、メタルジグにも適用可能です。水深や流れの状況に応じて、例えば5〜7回転ごとにリトリーブを一時停止し、ボトムを再度取るイメージで実践すると良いでしょう。リトリーブ中もバイトのチャンスはありますが、特に巻き始めや停止した瞬間、ボトムに着底する付近でバイトが集中する傾向があります。
ワンピッチジャーク
ワンピッチジャークは、サーフゲームだけでなく、ショアジギングやオフショアジギングでも基本となるメソッドです。ただ巻きやストップ&ゴーと異なり、ロッドアクションを加えてジグを意図的に動かすのが特徴です。基本的には、ロッドを一振りするごとにリールを一回転させるのが基本アクションです。自分のロッドとリールに合った最適なピッチを見つけることが成功の鍵となります。
シマノ
スピンビーム
スピンビームは、その独特な重さがもたらす特長として、「ゆっくりと誘うことが可能」という点が挙げられます。特に浅いサーフのエリアでも扱いやすく、多目的に使用できるオールラウンダーとしての性質を持っています。
塗装は剥げやすいイメージですが、初心者にも使いやすい、初代のヒラメ用スイムジグです。
スピンビームタングステン42グラム
「スピンビームタングステン42グラム」は42グラムの重量感とタングステン素材の組み合わせにより、風にも負けずに遠くへとルアーを届けることが可能です。より遠く、より深いポイントを探るならこのジグがおすすめです。
スピンビームハイアピール
「スピンビームハイアピール」は、2022年にシマノから発売されたサーフゲーム専用のメタルジグです。新しい軽い合金素材を採用しました。この素材によりフォールスピードがスローになり、ヒラメやマゴチに見つけやすくなっています。
水深が浅いエリアでも十分にアピールでき、大きなボディシルエットがフラッシング効果を高めます。タングステン素材のメタルジグと比べ、多彩なアプローチが可能でまさにハイアピールが可能となったルアーです。
ダイワ
ヒラメタルR
ダイワの「ヒラメタルR」は、30gと40gの2種類が用意されており、多様な釣り方に対応する設計が特徴です。
このメタルジグは、リトリーブとフォールの両方に適応するように作られています。さらに、ヒラメタルRにはフロントフックにアシストフックが装備されています。
ヒラメタルZ
ダイワの「ヒラメタルZ」は、32gと40gの2種類の重さがあり、特に飛距離に優れた設計が特徴です。
このメタルジグはコンパクトなボディーなので、遠くまでキャストすることが可能です。
さらに、ヒラメタルZにはティンセルが付属しています。ティンセルの存在は、釣りのモチベーションを高める要素であり、特にティンセルがあると釣れると感じるアングラーにとっては、ヒラメタルZは魅力的です。
ヒラメタルZ TG
「ヒラメタルZ TG」は、ターゲットであるフラットフィッシュを効果的に攻略するために、高比重のタングステン素材を使用したコンパクトなボディと、多面的な高フラッシング構造を備えたルアーです。
このルアーには、フックが絡まないようにするフックポジションリミッターや、バイトを示す取り外し可能なティンセルも装備されています。
遠投性能が高く、広い範囲を効率的に探ることが可能です。また、強い流れの中でもルアーが浮き上がらず、狙ったレンジをキープしやすい設計になっています。
DUO
フリッパー
スイム系のメタルジグでも「フリッパー」はスイム系ジグの代表的な存在で、飛距離やアピール力など、全てのステータスが高く、多くのアングラーに支持されているメタルジグになります。後方重心で、かなりぶっ飛びます。
フリッパーZ
例に出すとフリッパーZ24モデルは、その構造に亜鉛を使用しているため、同じ大きさのフリッパー32gモデルに比べて、その重量を24gに軽減しています。この軽量設計のおかげで、水面への浮上がスムーズになり、ゆったりとしたリトリーブを実現することができます。
フリッパーZシリーズには、「24g」「36g」「42g」という重量がありますが、その中でも24gモデルは扱いやすさとタックルとのバランスが取れているため、特におすすめです。
ジャッカル
サブル スイムメタル
サブル スイムメタルは最近良く見かける、スタビライザーが頭部に搭載されているのが特徴です。このスタビライザーがあることで通常のメタルジグとはアクションが変わります。
通常のメタルジグはバタバタと慌ただしいアクションになってしまいますが、スタビライザーがあることで、ナチュラルなシンキングペンシルのような動きに変わります。サブルスイムメタルは派手なアピールというより、どちらかというとナチュラル系のアピールをするのが特徴です。
アダスタ
ウラガノ
2023年の6月にアダスタ社から登場したウラガノは、サーフフィッシング専用のメタルジグとして市場に出たばかりです。
このルアーは、サーフゲームに精通した目黒毅久氏の手によって生み出されたもので、高い釣果を期待できるだけでなく、多様な釣りシーンに対応する設計が施されています。
ウラガノの独自性は、重心を後方に配した設計にあり、これにより操作性と速度調節の幅が広がっています。さらに、カスタマイズが可能な専用のアイが特徴で、これによりブレードやタコベイト、スカートなどを取り付けることで、アングラーの好みや状況に応じたカスタマイズが楽しめます。
メジャークラフト
ジグパラサーフ
メジャークラフトから発売されているジグパラサーフは、ジグとしての分類には入っていますが、その動きはミノーのように滑らかで自然なアクションをします。ただ巻きだけで効果的なアクションを見せることができ、ジグの操作に不慣れな釣り人にも扱いやすいルアーとして推奨されています。
ジャクソン
飛びすぎダニエル
「飛びすぎダニエル」は、その主体をステンレスプレートで構成しつつ、後部に鉛を配することで、驚異的な飛距離を誇る超遠投型ルアーとして設計されています。このルアーは、特に広いサーフエリアでの釣りにおいて、その長距離を活かし、釣果に大きな差をもたらすことができる強力なアイテムです。
しかし、メタルジグとは一線を画す、プラグのような広範囲に波及するウォブリングアクションも特筆すべき点です。また、ゆったりとしたリトリーブでもしっかりとしたアクションを保ちます。
ジャンプライズ
ぶっ飛びスプーン
「ぶっ飛びスプーン」と呼ばれるこのルアーは、サーフ釣りで幅広い種類の魚をターゲットにすることができます。フラットフィッシュから青物まで、多くの魚種に対応しており、その飛距離のおかげで、多用途にわたって活躍するルアーです。カスタマイズの自由度が高いため、経験豊富なサーフアングラーからも支持を受けています。
バディワークス
オフベイト
オフベイトは、シンキングペンシルのような使い方が可能なメタルジグです。このルアーのコンセプトは、ジグ特有の遠投能力を保ちながらも、リトリーブのスピードを抑えて、よりゆっくりと魚にアピールすることにあります。
そのキャッチフレーズには、「ジグでしか届かない遠いポイントを、もっとゆったりと引いて攻めたい」という願望が込められています。このルアーは、スローなリトリーブを可能にするために開発されたもので、メタルジグの長所を活かしつつ、魚に対するアピール力を最大化することを目指しています。
メガバス
メタルXフラットグライダー
このジグは、アクションの反応性に優れており、潮の流れや波の動きの中でも、動き出しの瞬間から魚に強烈にアピールすることができます。重心を後方に配することで、飛行時の姿勢と飛距離の安定性が向上しており、風向きや風速に左右されることなく、ストレスフリーでの使用が可能な専用設計のジグです。
ima
ガン吉
バーチカルジギングから長距離キャスティングまで、様々なスタイルに適応するこのメタルジグは、予様々な釣りに対応できる汎用性を持っています。
リア重心の設計により、ガン吉は風に強く、遠投にも優れた飛距離を実現します。さらに、テーパーされたボディはフォール時にはヒラヒラとしたアクションを、ジャーク時には鋭いスライディングを生み出し、常に魚を引きつけるアクションをします。
まとめ
今回ご紹介したメタルジグは、それぞれに独自の特性を持ち、遠投性能、アクションの多様性、そしてターゲットとする魚種の幅広さにおいて、様々な特徴があります。
その日メタルジグにしか反応しない魚もいますので、お気に入りのサーフ用メタルジグをタックルボックスに忍ばせておきましょう。