【インプレ】ジャクソンのピンテール サゴシチューンがサーフでも実力を発揮!サワラにも効果てきめん!
サゴシチューンでサーフでも釣れたよー!
サーフでも青物にはかなり使えるのじゃ。
今回は青物狙いでよく使われているルアー、ジャクソンの「ピンテール サゴシチューン」について紹介していきたいと思います。
あまりサーフで使われるイメージはないですが、ミノーくらいは飛びますので結構使えます。青物がいるときにはぜひ使ってほしいルアーです。
このサゴシチューンは他のルアーと何が違うのかその秘密を探っていきたいと思います。
ジャクソンとは
ジャクソンは静岡県に本社を置く釣具専門メーカーで、「楽しめる道具を作る」をコンセプトに、時代に合わせて進化しながらも長く使えるルアーやロッド、アクセサリーを開発しています。特に、ウォブリングアクションが主流の中でローリングアクションルアーを発売し、独自のアクションのルアーで多くのアングラーから人気です。
「ピンテール」とは?
「ピンテールシリーズ」は、Jacksonの人気ルアー「アスリート」を基にして、ヘビーウェイトミノーへと進化させたモデル群です。このシリーズには、青物用の貫通ワイヤーを搭載した「ピンテールチューン 40貫通」や、リトリーブスピードの幅を広げ使いやすくした「ピンテール EZ」など、多様なサイズとモデルが展開されています。
中でも特に注目すべきは、「ピンテール サゴシチューン」です。ピンテールシリーズは青物全般に対して効果的なルアーとして知られていますが、「ピンテール サゴシチューン」は、サゴシ専用に特化して設計されたモデルです。サゴシの習性や捕食パターンを徹底的に研究し、その結果として開発されたこのルアーは、業界で初めて「サゴシ専用」と銘打たれたものとして特異な存在です。
サゴシチューンのスペック
Name (Weight) | Size | Type | Hook | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
ピンテールサゴシチューン (20g) | 75mm | Super Sinking | #8 | ¥1,870 |
ピンテールサゴシチューン (28g) | 90mm | Super Sinking | #5 | ¥1,980 |
ピンテール サゴシチューンの特徴
2016年に業界で初めて登場したサゴシ専用のヘビーウェイトミノー「ピンテールサゴシチューン」は、サゴシの習性と捕食方法に基づいて徹底的に設計されました。このルアーの最大の特徴は、ファーストリトリーブ時に自動的に生じるイレギュラーアクションです。通常のウォブリングアクションに加え、サゴシが好む光を放つ強いフラッシングを不意に発生させることで、リアクションバイトを誘発します。
サゴシは浮袋を持たないため、上下の動きが苦手です。ピンテールサゴシチューンは横方向の動きに特化しており、サゴシが追いつける範囲内でリアクションバイトを引き出します。
強度にも配慮されており、貫通ワイヤーを採用しているため、ボディが破損しても魚を確実にキャッチできます。ジャクソンが長年にわたって培ったヘビーウェイトミノーのノウハウを活かし、サゴシ専用に特化したこのルアーは、その分野で唯一無二の存在です。
スペックは全長90mm、重量28g、13色のカラーバリエーションがあります。価格は1,600円(税抜き)です。
サゴシチューンのインプレ
サゴシチューンは、一見すると規則的なウォブリングアクションをしているように見えますが、実際には時折左右に蛇行する動き(チドり)を見せます。28gという重さがありながら、リップのサイズはそれほど大きくないため、強い水流(or早巻き)がないと派手なアクションにはなりにくいです。これが「ピンテールサゴシチューン 泳がない」という検索結果につながっていると考えられます。
ファーストリトリーブが基本の使い方で、チドりは潮流やリトリーブスピードの変化によってルアーが遊泳姿勢を崩す現象です。自然界のベイトも潮流によって泳ぎ方を変えるため、このルアーはそれを真似してターゲットにアピールします。
また、ボディーのフラットサイド面が光を反射し、フラッシング効果を高めます。このフラッシングとチドりの組み合わせが、サゴシチューンが釣れる秘訣になります。
サゴシ専用とされていますが、ブリ系やシーバスなど他の魚種にも効果的です。ただし、ファーストリトリーブが基本で、横方向に動くベイトに反応するタイミングが最適です。
飛距離に関しては、タングステンウェイトの入った重心移動ミノーには及ばないものの、比較的良い飛距離を持っています。特に朝マズメのようなベイトが上層に集まりやすい時間帯に効果的ですが、ボトムまで沈めてのライズアップアクションでも釣果が期待できます。
サゴシチューンの使い方
「ピンテールサゴシチューン」は、そのヘビーシンキングミノーの特性を活かして、深場でも効果的に使用できます。キャスト後に放置すれば、ルアーは自然と沈んでいき、青物が潜んでいるであろう低層から表層まで幅広いレンジを攻めることが可能です。
この汎用性の高さは、水深の異なる漁港や堤防、筏釣りなど様々な場所で使えますが、底まで沈める際には根がかりに注意が必要です。
サーフでは?
サーフでは表層早巻きがおすすめです。特にベイトが追われているときや、ナブラが発生しているときにはかなり効果てきめんです。サゴシチューンで届かないときは諦めてメタルジグを投げましょう。
サゴシチューンで気になるところ
サーフでの使用ですが、シンキングミノーくらい飛ぶのですが、シンペンよりは全然飛びません。ですので、パイロットルアーというよりは、青物がいそうなここぞというときに使うことをおすすめします。
水中動画
カラーラインナップ
サゴシのエサカラーがダントツで人気ですよ!
まとめ
「ピンテールサゴシチューン」は私のお気に入りのルアーとして“1軍入り”しました。以前は朝の釣りでサイレントアサシンを主に使用していましたが、最近はその出番が減り、「ピンテールサゴシチューン」を主に使うようになりました。
青物が回っている情報があればぜひ使ってみてください!