タックル紹介

シマノ最新リール「23ヴァンキッシュ」超蜜巻、軽量化、低慣性による異次元の操作性。

ヴァンキッシュ23
koroiko

シマノの軽量モデルで人気のヴァンキッシュがモデルチェンジして戻ってきました。最近では22ステラや、DAIWA23エアリティもかなり注目を集めていましたが、23ヴァンキッシュがどのような進化をしてモデルチェンジしたのか見ていきましょう。

23ヴァンキッシュの延期

ヴァンキッシュのインプレ前に悲報があります。3月発売予定だった23ヴァンキッシュのすべての番手で発売延期となってしまいました。最近シマノでは2022年10月発売予定であったロッド3種類(22ディープソルジャー、22エクスセンス ∞、コルトスナイパー リミテッド)が1~2か月延期となったり、部品不足の影響なのかそういったことがよく起こっています。

今回の23ヴァンキッシュは、注目度も高く予約された方も多くいると思いますが、残念ながら4月~5月ころまで延期となってしまいました。以降シマノから品番ごとに変更内容が出てましたので、ご覧ください。

変更内容

▼対象品番

C2500S、2500S、C3000SDH、C3000SDHHG、3000MHG、4000MHG

変更前)2023年 3月発売予定

変更後)2023年 4月発売予定

▼対象品番

C2000S、C2000SHG、2500SHG、C3000MHG、C3000XG、4000XG、C5000XG

変更前)2023年 3月発売予定

変更後)2023年 5月発売予定

▼対象品番

1000SSSPG、C2500SXG

変更前)2023年 4月発売予定

変更後)2023年 5月発売予定

出典: シマノ

買い手からすると、早く使ってみたい!と楽しみにしているので、延期するとユーザーが離れてしまうきっかけになりかねません。コロナ禍、ロシア・ウクライナの戦争などの影響もあり部品の供給が間に合っていない状況で大変だとは思いますが、発売時期に余裕を持って予定日に購入できるようにしてほしいです。

23ヴァンキッシュのスペック

出典:シマノ

シマノのスピニングリールには、ステラに代表される「コアソリッド」シリーズと、ヴァンキッシュに代表される「マグナムライト(MGL)」シリーズに分かれています。簡単に説明するとコアソリッドは強く重いリールで、MGLは回転の軽さ、自重の軽いリールです。

今回の23ヴァンキッシュはMGLシリーズの最頂点の性能を持ち「超蜜巻」「軽量化」「低慣性」がの最大のポイントとなっています。

ヴァンキッシュは2012年、2016年、2019年、そして今回の2023年とシリーズ化された大変人気の高いスピニングリールです。

インフィニティ(無限大)テクノロジーを採用

なんと23ヴァンキッシュでは、ハイエンドの22ステラに採用されたインフニティテクノロジーが採用されています。「それって凄いの?」と思われる方もいるかと思いますので、インフィニティテクノロジーとは何か一つ一つみていきます。

インフィニティループ

出典:シマノ

まずは一つ目のインフィニティ(無限大)のインフィニティループ

‶超″蜜巻を実現している要の技術です。スプールの上下スピードがゆっくり動くことで、スプールにラインが1本1本密巻きされていき、ラインの放出抵抗を大幅に削減することができる

これは、中間ギアが増設されることで、オシュレート(スプールを上下させる運動)速度を減速し、スプールへと密にラインが巻き取られます。ライン同士が隣合うように、平行に近い状態で巻かれているため、ラインの放出抵抗が大幅に軽減され、飛距離が伸びるという仕組みです。

キャストの際には、ラインの放出抵抗を大幅に抑えることにつながり、抜けるようなキャストフィールやスムーズなラインの送り出しを実感できます。

インフィニティクロス

2つめの技術が、ギアの高耐久性であるインフィニティクロスです。

ギア歯面の設計・製造技術の進歩によりドライブギアとピニオンギアの噛み合う接地面積を向上させ、ギアの歯面にかかる負荷を広範囲に分散させることで、ギアが部分的にダメージを受けて傷んでしまう展開を防ぎつつ、耐久性が19バンキッシュと比べて約2倍に向上しています。

出典:シマノ

インフィニティドライブ

出典:シマノ

インフィニティテクノロジーのラストに紹介するのはインフィニティドライブです。

メインシャフトをピニオンギアではなく特殊低摩擦ブッシュで支えていて、摺動抵抗を大幅に抑えています。

メインシャフトには特殊表面処理を施し、回転トルクを低減していますから、大きな負荷が掛かっても積極的に巻き上げを実践できるように作られています。また、ハンドルの巻きとの相性も良く、巻きたい、止めたい時など自由な操作性につながり、アングラーの思い通りの巻き取りに欠かせないパーツとなります。

アンチツイストフィン

出典:シマノ

密巻きにするとどうしてもスプール内で上下の糸との逆転現象が起こりやすくなり、ライントラブルにつながってしまいます。ここで強制的に巻かれる位置を固定することでズレが起きないようにしているのがアンチツイストフィンです。

ラインローラー部に近接するように弾性体のフィンを設置しています。ラインのたるみを抑えることでスプール下部にラインが脱落する現象やラインがよれたままスプールに巻き付けられる現象を軽減することで、平行にきれいな状態で超蜜巻を可能としています

DURAクロス

出典:シマノ

新材料による新しいドラグワッシャー。従来のドラグワッシャーの繊維に、直交するように新たな繊維を織り込み、滑らかなドラグ性能はそのままに、耐摩耗性を10倍以上に高めたというドラグワッシャーです。19ヴァンキッシュでは、ワッシャーの劣化が早く適度な交換が必要でした。23ヴァンキッシュでは耐摩耗性10倍ということなので、交換の頻度はかなり抑えられるのではないかと思います。

MGLローター(マグナムライトローター)

出典:シマノ

22ステラとの大きな違いがこのMGLローターになります。

画像の通り左右非対称のローター構造となっています。これにより、操作性、感度を極限まで追求し、今までに感じたことのない回転の軽さを実現しています。ラインローラーの軽量化、ベールのチタン化、ローター肉厚の最適配置を行い回転慣性の低減を行っています。また、軽さだけではなく回転慣性を低減化し、ローター部分を強くしています。このような理由からも23ヴァンキッシュはMGLシリーズの最頂点の性能といえる大きな要素となっています。

23ヴァンキッシュの種類

品番巻取り長さ(cm/ハンドル1回転)ギア比自重
(g)
最大ドラグ力(kg)糸巻量フロロ(号-m)標準巻糸量フロロ(lb-m)標準巻糸量PE(号-m)スプール径
(mm)
本体価格(円)

1000SSSPG554.414032-80, 3-550.3-120, 0.4-9040/13.565,300円
C2000S695.114533-110,4-85,5-650.6-150,0.8-110,1-8043/13.565,300円
C2000SHG81614533-110,4-85,5-650.6-150,0.8-110,1-8043/13.565,300円
C2500S705.115034-130,5-100,6-800.6-200,0.8-150,1-12044/13.565,300円
C2500SXG
876.315034-130,5-100,6-80
0.6-200,0.8-150,1-12044/13.565,300円
2500S755.116544-130,5-100,6-80
0.6-200,0.8-150,1-12047/1766,400円
2500SHG865.816544-130,5-100,6-80
0.6-200,0.8-150,1-12047/1766,400円
C3000SDH755.117594-130,5-100,6-80
0.6-200,0.8-150,1-12047/1767,500円
C3000SDHHG865.817594-130,5-100,6-80
0.6-200,0.8-150,1-12047/1767,500円
C3000MHG865.817098-110,10-90,12-801-190,1.2-150,1.5-12047/1766,400円
C3000XG946.417092.5-160,3-130,4-100
1-400,1.5-270,2-20047/1766,400円
3000MHG845.718598-110,10-90,12-80
1-190,1.2-150,1.5-12047/1767,500円
4000MHG935.7205113-110,4-90,5-651.2-250,1.5-200,2-150
52/1967,500円
4000XG1016.2205113-190,4-145,5-115
1-490,1.5-320,2-24052/1967,500円
C5000XG1016.2220114-170,5-135,6-1151.5-400,2-300,3-20052/1968,500円

23ヴァンキッシュには15種類のモデルがあります。

サーフでオススメするのは4000番以降の4000MHG4000XGC5000XGになります。

ちなみに注意点としてシマノのC3000のCはコンパクトの意味を持ちます。2500番のボディに3000番のスプールを搭載したのがC3000になります。

まとめ

シマノの人気モデル「ヴァンキッシュ」が4年の時を経て、超蜜巻、超軽量、低慣性と大きな進化をして、アングラーにとって操作性抜群の、より繊細な釣りができる仕様となって戻ってきました。

正直、延期になったことは残念ですが、販売が中止になったわけではないので、もう少々待ってみてください。

似たような性能でDAIWAのエアリティ23の記事も書いてるので、比較して検討してみてください。

あわせて読みたい
DAIWA エアリティ23はサーフからでも実力を発揮します。今年はこのリールで決まり!
DAIWA エアリティ23はサーフからでも実力を発揮します。今年はこのリールで決まり!

シマノの最高峰の技術を搭載した23ヴァンキッシュを手に2023年の釣行を楽しんでみてください。

ABOUT ME
ミナギマン
ミナギマン
遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
記事URLをコピーしました