偏光グラスを着用して魚の反応を確認しながら釣りを楽しもう!
夏場は特に眩しいし、紫外線が強くて目が痛くなるし、魚の様子が見にくい…
それなら偏光グラスがおすすめだよ!
夏が近づくにつれて出番が多くなるサングラス。実は、お洒落を楽しむ他にも釣りに特化したサングラスがあるのをご存知でしょうか?
いつものサングラスを釣り用のサングラスに変えることで、お洒落を楽しむだけでなく魚の反応を見ながら釣りができることで、釣果アップに繋がります。
今回はそんな偏光グラスの特徴とおすすめの商品を5つ紹介していきたいと思います。
偏光グラスとは
偏光グラスはサングラスと異なり、2枚のレンズと1枚のフィルムでできています。各レンズやフィルムは下記の役割を果たしています。
1枚目(レンズ):紫外線をガードする
2枚目(偏光フィルム):乱反射する光をブロックする
3枚目(レンズ):自然光を通す
このように、レンズの間に偏光フィルムを挟むことで、一定の明るさをキープしつつも紫外線や乱反射した光を防ぎ、視野を良好にすることができます。
一方で、サングラスで乱反射する光を防ごうとすると、レンズカラーの濃度を上げる必要があり、そうした場合可視光透過率が下がることで、モノが見にくいサングラスになってしまいます。
偏光グラスを着用するメリット
偏光グラスが視界を良好にするアイテムであることが分かった一方で、釣りをしている時にどんなメリットがあるのかについて4つご紹介します。
1.紫外線から目を守る
2.乱反射する光をブロックして視界を良好にする
3.波しぶきや砂ぼこりなどから目を守る
4.水中の様子を見やすくする
釣りで偏光グラスを使用する最大のメリットは、4点目の「水中の様子見やすくする」効果があることです。これによって、魚がどれだけいるか、ルアーにどんな反応を示しているか把握できます。
これにより、魚の反応を見ながら適宜ルアーを交換することで、釣果アップに繋がる可能性が高まります。
- 紫外線から目を守る
- 乱反射する光をブロックして視界を良好にする
- 波しぶきや砂ぼこりなどから目を守る
- 水中の様子を見やすくする
偏光グラスの選び方
偏光グラスは、フレームの形状が2種類、レンズの形状が3種類、レンズの色が3種類あります。以下では、各種類の特徴について解説した後に選び方をご紹介します。
まず、フレームの形状は、スクエアタイプとウェリントンタイプがあります。どちらも性能面で差が無いためお好きな形を選ぶことをおすすめします。
次にレンズの形状は下記の3つです。
OMG Press 自転車・バイク乗りの必需品!『ハイカーブフレーム』を使用するメリットと注意点
- 4カーブ:一般的なメガネと同様の形で圧迫感が少ない
- 6カーブ:オーソドックスな形状で、顔とグラスの間からの光を適度に防ぐ
- 8カーブ:偏光グラスの性能を最大限活かせる形状
数字が大きくなるに連れて、顔にフィットする形状になります。そのため、8カーブの偏光グラスを購入する際には一度試着して、長時間着用しても疲れないか試してみる必要があります。
最後に、下記はレンズの色と特徴です。
- グレー系:強い日差しを軽減できる
- グリーン・イエロー系:オールマイティ
- オレンジ・ブラウン系:水中の様子が分かりやすい
夏場や日中の釣りが中心の場合は、グレー系のレンズをおすすめします。そして、手軽に釣りを楽しみたい方はグリーン・イエロー系が向いていて、ルアー釣りをメインとされる方には、オレンジ・ブラウン系をおすすめします。
手軽に釣りを楽しみたい方
- フレームの形状:お好きな方を選択
- レンズの形状:6カーブ
- レンズの色:グリーン・イエロー系
ルアー釣りが中心の方
- フレームの形状:スクエアタイプ
- レンズの形状:8カーブ
- レンズの色:オレンジ・ブラウン系
おすすめの偏光グラス5選
ここからは、初めて偏光グラスを購入する予定の方から、本格的に釣りを楽しんでいる方にもおすすめの偏光グラスを5つご紹介します。耐久性に優れた偏光グラスもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
ダイワ ポリカーボネイト変色調光偏光グラス
ダイワ ポリカーボネイト変色調光偏光グラスの特徴は2点あります。
1.紫外線によってレンズの色濃淡が変化する
2.可動式ノーズパッドとモダンの調整で長時間の着用が可能
3.可視光線透過率が変動する11〜30%
レンズには、撥水加工されており、強度があることに加えて、紫外線に応じて色が変わります。紫外線によるレンズの色の変化によって曇り空から強い日差しがある時まで視界を良好にできます。
シマノ 釣り用 偏光サングラス フローティングフィッシンググラス FL スモーク HG-067Jセット
シマノ 釣り用 偏光サングラス フローティングフィッシンググラス FL スモーク HG-067Jセットの特徴は2点あります。
1.可視光線透過率が一定(15%)
2.フィット感がある
このグラスは、グレー系のレンズで可視光透過率が30%ほどのグラスが多いですが、このグラスは15%と低く、眩しさの軽減を重視したい方におすすめです。
LI SIN-0151 MGMR LION SIN 偏光レンズモデル
LI SIN-0151 MGMR LION SIN 偏光レンズモデルの特徴は3点あります。
1.使用目的に応じてレンズを交換可能
2.テンプルエンドを微調整できる
3.映り込み防止加工
レンズの表裏に反射防止コート加工を施しており、映り込みが気になる方にもおすすめの商品です。
コールマン(Coleman) サングラス UVカット 偏光レンズ ブラックマット・ブラック CO3076-3
コールマン サングラス UVカット 偏光レンズ ブラックマット・ブラック は、お洒落を楽しみ方にもおすすめのデザインです。可視光透過率は15%と日中はもちろんのこと天候を問わず着用できます。
シマノ フィッシンググラス PC HG-078L
シマノ フィッシンググラス PC HG-078Lの特徴は4点あります。
1.軽量
2.耐衝撃性・耐熱性・耐候性が高い
3.テンプル・ノーズパッド調整可能
4.可視光透過率が13%
黒色のフレームで、夏場は特に熱を持ちやすく変形するのではないかと思いますが、耐熱性に優れているため、天候を問わず着用できます。
また、可視光透過率が13%と一般的なグラスより低く、日中の眩しさをより軽減したい方にもおすすめです。
オーバーグラス
上記で紹介したものは、眼鏡を取らないと装着できないため、目が悪い方はコンタクトが必須です。そんな方のために、眼鏡の上から装着できる【オーバーグラス】というものがあり、偏光グラスのタイプのものも多数あります。かなり公表で、度入りのものを作るよりも安くすむためおすすめです。
まとめ
以上、偏光グラスの特徴とおすすめの商品をご紹介しました。
偏光グラスはサーフフィッシングにおいて重要な役割を果たします。サングラスは、眩しさを軽減し、お洒落を楽しむことができますが、偏光グラスでは水中の様子をよりクリアに見ることができます。
そのため、ルアーのアクションに対する魚の反応や、ラインの動きをより細かく確認でき、釣果アップに繋がります。
グラスの選び方は、日中の釣りがメインな方は、グレー系のレンズを選択してカーブ数が高いグラスをおすすめします。一方で、より水中の様子を見ながら釣りをしたい方には、オレンジ・ブラウン系のレンズをおすすめします。
偏光グラスを使って魚の反応を見ながら思い通りにルアーを操り、サーフフィッシングを楽しみましょう!