【インプレ】マリン ギャング 空海 140|向かい風なんてびくともしない異次元パフォーマンス!
ミノーってどれも同じような感じで何が差別化されているの?
各メーカーで、ルアーのデザインも内部の設計もびっくりするくらい違うぞ
どんなリトリーブ速度でも、アクションしてくれるマリン ギャング クーカイ。デイゲームでターゲットに見切られないようにリトリーブしてくることが多い場面でもアクションしてくれるのは嬉しいですよね。では、メーカーやルアーの特徴について見ていきましょう。
Megabassの特徴
画像:Megabass
シマノやダイワといった大手のメーカーとの違いは、Megabassはデザインに特にこだわった商品を開発している点です。その根底には、“日本の工芸品”という意識を基に開発しており、日本産業デザイン振興会による「JAPAN GOOD DESIGN AWARD」を18回も受賞して、203もの作品が「GOOD DESIGN AWARD PRODUCTS」として高く評価されています。
マリン ギャング クーカイの特徴
マリン ギャング クーカイの肝はルアー内部の重心瞬間移動システムの「LBO Ⅱ」PAT.です。下記はLBO II (PAT.)の詳細です。
画像:Megabass
このシステムによって、飛距離を20%伸ばすことができ、ウエイトが移動して姿勢を安定させようとする力が働くことで、泳ぎ出しの素早さを向上させました。
画像:Megabass
また、内部のウエイトは1億回以上のキャストにも耐えられる耐久性を備えており、長い期間、愛用できるようになっています。
着水時に素早く姿勢を整えてアクションできる
重心移動システムによって、波がある状況でもルアーの姿勢が乱れることなく、イメージ通りの層でアクションしてくれます。
マリン ギャング クーカイ ラインナップ
マリン ギャング クーカイは、90mm, 120mm, 140mmと3つの大きさのルアーを展開しています。
マリン ギャング クーカイ90mm
画像:Megabass
カラー | 全長(mm) | 質量(g) | フック |
GG IWASHI | 90 | 11.5 | #6×2 |
GG BORA | 90 | 11.5 | #6×2 |
GG CHART BACK BORA | 90 | 11.5 | #6×2 |
GC CHIAYU | 90 | 11.5 | #6×2 |
GC BLUE PINK | 90 | 11.5 | #6×2 |
GG AKAKIN | 90 | 11.5 | #6×2 |
GG GREEN GOLD | 90 | 11.5 | #6×2 |
GP VHPB | 90 | 11.5 | #6×2 |
PH GHOST CANDY | 90 | 11.5 | #6×2 |
PM GHOST RED HED | 90 | 11.5 | #6×2 |
PM CHART BACK | 90 | 11.5 | #6×2 |
DO CHART | 90 | 11.5 | #6×2 |
マリン ギャング クーカイ 120mm
画像:Megabass
カラー | 全長(mm) | 質量(g) | フック |
GG IWASHI | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
GG BORA | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
GG CHART BACK BORA | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
GC SAYORI | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
GC BLUE PINK | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
GG AKAKIN | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
GG GREEN GOLD | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
GP VHPB | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
PH GHOST CANDY | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
PM GHOST RED HED | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
PM CHART BACK | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
DO CHART | 120 | Floating : 19.0g / Sinking : 21.0g | #4×2 |
マリン ギャング クーカイ 140mm
画像:Megabass
カラー | 全長(mm) | 質量(g) | フック |
GG IWASHI | 140 | Floating : 25g / Sinking : 27g | #4 x 3pcs |
GG BORA | 140 | Floating : 25g / Sinking : 27g | #4 x 3pcs |
GG CHART BACK KONOSHIRO Ⅱ | 140 | Floating : 25g / Sinking : 27g | #4 x 3pcs |
M KATAKUCHI RB | 140 | Floating : 25g / Sinking : 27g | #4 x 3pcs |
GLX BLUE PINK RAINBOW | 140 | Floating : 25g / Sinking : 27g | #4 x 3pcs |
GG AKAKIN | 140 | Floating : 25g / Sinking : 27g | #4 x 3pcs |
GG GREEN GOLD | 140 | Floating : 25g / Sinking : 27g | #4 x 3pcs |
GG PINK BACK RAINBOW | 140 | Floating : 25g / Sinking : 27g | #4 x 3pcs |
PM GHOST RED HED | 140 | Floating : 25g / Sinking : 27g | #4 x 3pcs |
マリン ギャング クーカイ インプレッション
一言で言うと、軽量でありながらも飛ぶということです。
内部のLBO IIがしっかりと機能して、キャスティングではルアーが真っ直ぐ思い通りの場所に飛んでくれます。シンキングタイプ・フローティングタイプ共に、リトリーブを止めるとしっかりと喰い待ちの時間をつくれます。一方で、シンキングタイプは、リトリーブ速度やロッドの角度にもよりますが、意外とレンジが広いので、待ちの時間をつくるとシャロ―では根かかりする可能性もあります。
フォール時のルアーの動きは、最後の方に公式の動画を掲載していますので、そちらをご覧ください。
アクションは、デッドスローでも速いリトリーブでもしっかりと動き、デイゲームでは太陽の光に反射してキラキラと光を放ち、ターゲットに動き以外でもアピールすることができます。
そのため、どちらかというとデイゲームで力を発揮するルアーであると言えます。
マリン ギャング クーカイ 使い方
基本的には、一定の層をただ巻でアピールして喰わせることが多いルアーです。
ですが、飛距離を活かしてシャロ―ではバチパターンにも有効であり、ポイントを選ばずに使える点も特徴です。
シンキング・フローティング共にどんなリトリーブ速度でもアクションしてくれるので、活性が低い時にフローティングタイプで長い待ちをつくってアピールすることも可能です。
そのため、状況に応じてどの層を狙っていくかが重要になると言えます。
マリン ギャング クーカイ タックル例
マリン ギャング クーカイの特徴を活かすには、風にも負けない飛距離を出せること、ランカーシーバスにも耐えられるロッドパワーを備えてることに着目したタックルの例を紹介していきます。
モアザン ワイズメン
画像:ダイワ
109M、113M/MHモデルが2023年10月に発売されて、従来モデルより3点進化しました。1つめは、細見のブランクです。
画像:ダイワ
これによって、風の影響を受けにくくなり、向かい風でも遠投できるような設計になっています。そのため、クーカイのような軽量ルアーでも扱いやすいと言えます。
2つ目は、グリップエンド部分の改良です。キャスティング性能に振った改良点が多く、ロッドの重心バランスにもこだわっています。
画像:ダイワ
これによって、ロッドの重心バランスをキャスティング性能の向上できるようなバランス配分にして、キャスト時の振り抜きやルアーの操作がやりやすいような設計になっています。
画像:ダイワ
そして3点目はチタンガイドです。これによって、軽量化されラインの放出性能の向上に成功しました。
モアザン
画像:ダイワ
シーバスをターゲットにするアングラーに向けた仕様になっているモアザン。遠投にも対応できるようにハイギアを採用しています。
画像:ダイワ
また、シーバスゲームではドラグを調整する場面が多く、ATDを採用することで、滑らかにラインを放出してラインブレイクする可能性を低くすることに成功しています。ドラグを強め過ぎると違和感のあるラインの放出になることがありますが、独特の粘りによってカクカクとせず、ターゲットに違和感を与えにくくなっています。
マリン ギャング クーカイ 動画
まとめ
この記事では、マリン ギャング クーカイの詳細やインプレッションについて紹介しました。軽量で、スリムながらも飛距離も出る設計で、ポイントを選ばずに使えるルアーに仕上がっています。
ぜひ、マリン ギャング クーカイをローテーションの1つに入れて、シーバスゲームを楽しみましょう!