【インプレ】10g前後のルアーでも遠くのポイントを狙いたいならダイワ タトゥーラTW100!
画像:ダイワ
TATULAブランド10周年だって!
長い歴史があるね!
これからも、まだまだ進化していくみたいだよ!
TATULAシリーズは、タフでありながら高い基本性能を備えているのが特徴で、24 タトゥーラ TW 100はさらに基本性能を向上させました。軽量のルアーのキャストの精度も高くなっています。どれほどまでに、性能が向上したのか特徴やデザインについても見ていきましょう!
TATULAとは
このシリーズは、日米のダイワが共同で進めていたProject TをTATULAという名前と共に2013年7月に開かれた米国最大の釣具展示会ICASTから展開が始まりました。
なぜ、アメリカでの公開が先だったのかと言うと、日本では似た商品が多く展開されており、差を出し難い状況であったことが挙げられます。そして、アメリカに目を向けたところ、TATULAの価格帯では競争が激しくなかったことから、まずはアメリカ向けに開発が始まりました。
そこかから、アメリカのプロアングラーと共に開発を進めていき、TATULAシリーズが出来上がっていきました。
24タトゥーラ TW100 デザイン
画像:ダイワ
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特徴
タトゥーラ TW 100の特徴は大きく分けて4点あります。基本性能を高めるために、ダイワテクノロジーが惜しみなく採用されていますので、どんな力を発揮しているのかにも着目していきます。
①ブレーキ性能が向上
MAGFORCE-Z ブレーキ搭載することで、キャスト前半のブレーキを強め、勢いが落ちてくる後半にはブレーキを弱めることが可能になりました。
これによって、伸びのあるキャストができ、ブレーキ力も調整しやすいことから、ポイントや使用しているラインに応じて思い通りの釣りを楽しむことができます。
②ジュラルミン製のスプールを搭載
タトゥーラ TW 100では、超々ジュラルミン製のスプールを搭載しています。これによって、他のスプールと比較してレスポンスが向上しました。そのため、5g程度の軽量のルアーから110gのビックベイトまで幅広いルアーを扱えるようになりました。
③ラインガイドの抵抗を削減
ダイワでは、いかにラインの抵抗を削減するかにも注力しており、その一つとしてラインガイドの抵抗を減らすことに成功しています。そのシステムの名前はTWS(T-WING SYSTEM)で、飛距離アップだけでなくコントロール性向上や、バックラッシュを減少することもできました。
④巻き取りやすいハンドルの構造とギア
90㎜アルミ製クランクハンドルとハイグリップI型パワーノブ搭載することで、持ちやすく力が入りやすくなっています。
また、HYPERDRIVE DIGIGEARによって、ギアが噛む面積が増え滑らかな巻き心地の実現に成功しました。
24タトゥーラ TW 100 ラインナップ
24タトゥーラ TW 100
標準自重(g) | 195 |
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | 67 |
ギア比 | 6.3 |
標準巻糸量ナイロン(lb-m) | 14-115_16-100 |
ベアリング(ボール/ローラー) | 7/1 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
スプール寸法(径mm) | 34 |
スプール寸法(幅mm) | 24 |
ハンドルノブ仕様 | HIP |
24タトゥーラ TW 100L
標準自重(g) | 195 |
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | 67 |
ギア比 | 6.3 |
標準巻糸量ナイロン(lb-m) | 14-115_16-100 |
ベアリング(ボール/ローラー) | 7/1 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
スプール寸法(径mm) | 34 |
スプール寸法(幅mm) | 24 |
ハンドルノブ仕様 | HIP |
24タトゥーラ TW 100H
標準自重(g) | 195 |
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | 75 |
ギア比 | 7.1 |
標準巻糸量ナイロン(lb-m) | 14-115_16-100 |
ベアリング(ボール/ローラー) | 7/1 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
スプール寸法(径mm) | 34 |
スプール寸法(幅mm) | 24 |
ハンドルノブ仕様 | HIP |
24タトゥーラ TW 100HL
標準自重(g) | 195 |
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | 75 |
ギア比 | 7.1 |
標準巻糸量ナイロン(lb-m) | 14-115_16-100 |
ベアリング(ボール/ローラー) | 7/1 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
スプール寸法(径mm) | 34 |
スプール寸法(幅mm) | 24 |
ハンドルノブ仕様 | HIP |
24タトゥーラ TW 100XH
標準自重(g) | 195 |
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | 86 |
ギア比 | 8.1 |
標準巻糸量ナイロン(lb-m) | 14-115_16-100 |
ベアリング(ボール/ローラー) | 7/1 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
スプール寸法(径mm) | 34 |
スプール寸法(幅mm) | 24 |
ハンドルノブ仕様 | HIP |
24タトゥーラ TW 100XHL
標準自重(g) | 195 |
巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | 86 |
ギア比 | 8.1 |
標準巻糸量ナイロン(lb-m) | 14-115_16-100 |
ベアリング(ボール/ローラー) | 7/1 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
スプール寸法(径mm) | 34 |
スプール寸法(幅mm) | 24 |
ハンドルノブ仕様 | HIP |
24タトゥーラ TW 100 インプレ
軽量のルアーでも遠投できるように、MAG-Zブレーキによってスムーズに飛んでくれます。ですが、フルキャストして、バックラッシュする可能性を抑えたい場合は、ブレーキを強めておくことが必須です。
また、ハンドルが90mmあるので、フルキャストしてリトリーブを繰り返していても、疲れにくく比較的楽に釣りを楽しめます。
ただ、フロロカーボン専用のセッティングになっているので、普段はPEを使っているアングラーさんにとって、ブレーキ調整が少し難しいと感じるかもしれません。
それ以外の点に関しては、2万円台という価格以上のパフォーマンスを発揮してくれて、ターゲットのサイズが小さいジーズン序盤に活躍するリールという印象です!
24タトゥーラ TW 100タックル例
画像:ダイワ
今回は、軽量のルアーでも扱えるベイトリールということで、ロッドはスティーズをおすすめします。
その理由として、バーサタイルやジグ・ワーム用のラインナップが多く、5g以上から使えるモデルを幅広く取り揃えているためです。
その中でもおすすめは、遠投性能を高めているMH610C+です。
品番だけでなく、このロッドにはマシンガンキャスト タイプⅢという名前がついています。適合ルアーは9-35gでスピナーベイトやビックベイトも扱えるモデルです。
また、軽量かつルアーの操作性も高いため、タトゥーラ TW 100の性能も活かせるロッドになっています。
まとめ
この記事では、タトゥーラ TW 100の性能やタックル例についても紹介しました。
基本性能の向上と耐久性の高さを兼ね備えており、軽量のルアーまで扱えるため、経験者にとってぴったりなリールに仕上がっています。
是非、ビックベイト用にパワーのあるロッドがあるけど、年中タトゥーラ TW 100を使うのには新しいロッドが欲しいと考えているアングラーには、スティーズと合わせてみましょう!