【インプレ】Jackson クリアS|トレブルフックに警戒心をもつターゲットに効果的
マイクロベイトパターンが苦手なアングラーが多いし、ボクのその1人なんだよね。
コツもあるみたいだけどルアー選びから見直してみよう!
マイクロベイトと検索すると、青物が釣れないといった関連ワードが出てくるほど難しいパターン。色んなアクションをかけたり、レンジを探ってみるものの、全く反応がないことも、ざらにあります。
この記事では、ジャクソンから登場したマイクロベイトパターンに対応できるルアーとタックル例も併せて紹介していきます!
クリアS デザイン
画像:Jackson
クリアS 特徴
クリアSは、商品名の通り透明感のあるカラーリングになっており、トレブルフックを搭載していないのが最大の特徴です。この設計になった理由について2点に分けて紹介していきます。
「クリア」なカラーリング
マイクロベイトパターンで難しい点は、ルアーの形状とレンジ選びです。シーズン序盤はターゲットも比較的小さい小魚を捕食しているため、ルアーは95mmからそれ以下のサイズが適しています。
ですが、小さくし過ぎると飛距離が出なくなって探る範囲が狭まるので、釣果に繋がらないことがあります。そこで、ジャクソンのクリアSの出番です。
透明感があることで、ターゲットは実際よりも小さくスリムに見えるため、喰い渋った状況でも対応できるカラーリングになっています。
また、マイクロベイトパターンでは、レンジが重要になってきます。その理由として、小魚は比較的水面に近いレンジを泳いでいるので、そのレンジに合わせなければ、ターゲットは不信に感じてしまいます。
そのため、クリアSでは、水面早巻きでのアピールを推奨しており、リトリーブ重視な設計になっています。ですが、水深がある場合には少しレンジを広げてフォールさせたり、ジャークを加えてアクションに幅を持たせることもおすすめです。
アシストフックのみ搭載
小型のルアーでは、大きめのトレブルフックが付いていることもあり、バレやすく釣果に繋がりにくいことがあります。
ですが、クリアSはアシストフックのみなので、警戒心が強いポイントでも積極的にアピールして喰わせることができます。
アシストフックのワイヤーは、大型の青物にも対応できる太軸ワイヤーを採用しているので、どんな大きさの魚がヒットしても問題なくフッキングして釣り上げることができます。
クリアS ラインナップ
カラー | サイズ(mm) | 重量(g) | タイプ | フック |
HAK ハク | 85 | 30 | シンキング | #14 |
KCR ケイムラクリア | 85 | 30 | シンキング | #14 |
MCI マイクロイワシ | 85 | 30 | シンキング | #14 |
MZC みずもちクリア | 85 | 30 | シンキング | #14 |
NTU 生トビウオ | 85 | 30 | シンキング | #14 |
ORH オレンジヘッド | 85 | 30 | シンキング | #14 |
クリアS タックル例
Ocean Gate Offshore Casting
画像:Jackson
クリアSに合わせたいロッドはOcean Gate Offshore Castingです。
クリアSはオフショアのカテゴリーに属しており、キャストして水面をアピールして喰わせるためキャスティング性能に優れたこのロッドをおすすめします。
大型の青物にも対応できるように、低弾性カーボンを使用して、粘り強さのあるロッドに仕上げています。
ガイドにはKガイドフレームを採用したことで、遠投性と操作性を向上させています。こうした基本性能が高いと価格が高いのではないかと思いますが、2万円台で購入できるので、比較的手が届きやすい価格設定になっています。
ストラディック
画像:シマノ
クリアSを使う上で合わせたいリールは、ストラディックです。このリールも2万円台で購入でき、ぱっと見では普通のリールに見えるかもしれませんが、非常に耐久性と基本性能が高い設計になっています。
画像:シマノ
青物を釣り上げるために必要な引きに負けないギヤを搭載しており、耐久性が優れているので長く、力強い巻き上げを体感できます。
画像:シマノ
画像:シマノ
また、青物を釣り挙げるにはドラグ性能も重要になってきます。そこで、新素材のドラグワッシャーを搭載することで、従来品より耐摩耗性を10倍に向上できました。
まとめ
この記事では、クリアSについてタックル例も併せて紹介しました。
アングラーが苦手とするマイクロベイトパターンに対応すべく、基本的に水面を攻めるアクションで誘える設計になっています。
水深がある場所ではフォールさせてからジャークを加えることもでき、アクションに幅があるので、アングラーが操る自由度が高いこともポイントです。
ぜひ、クリアSを使って、マイクロベイトパターンを克服しましょう!