【実績あり】マゴチ狙いに超おすすめなサーフルアーはこれだ!

ミナギマン

夏のサーフといったらマゴチでしょー!

ミナギマン
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まごじぃ
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わしの出番じゃ。

マゴチは、サーフアングラーにはよく知られた魚ですが、釣りをしない方にとってはあまり目にする機会はありません。釣りの世界では、マゴチは非常に人気のある対象魚の1つとされています。

今回は釣っても楽しい、食べても美味しい、夏のマゴチの釣り方・おすすめルアーなどを紹介したいと思います。

マゴチとは

マゴチは水温に敏感な魚であり、特定の時期に特定の地域で釣れやすい傾向があります。例えば、東北地方では初夏から秋がマゴチの釣りシーズンとされています。しかし、近年の温暖化の影響からか、関東地方以南では1年中釣れることも多くなっているようです。

マゴチの適水温は大体15度以上で、特に活発に動くのは25度を超える高水温の時期で、「夏の魚」として知られています。夏場に釣りを楽しむ際に人気の魚となっている理由の1つです。

マゴチの生態

マゴチは、日本近海を含む北太平洋や北大西洋に広く分布する魚の一種です。

生息地:マゴチは汽水域や海水域に生息します。河口や干潟、浅い海岸域、砂地や泥地など、底質が柔らかい場所を好みます。主に浅瀬で見られることが多く、身近な存在となっています。

食性:マゴチは肉食性で、小魚や甲殻類、貝類、エビなどを捕食します。河口や干潟などでエサを求めて泥の中を掘り進む行動が見られることもあります。

回遊性:マゴチは季節によって回遊することがあります。春から初夏にかけては河川に遡上し、産卵のために汽水域にやってきます。その後、仔魚は海に下って成長し、夏から秋にかけては沿岸域で活動的になります。

成長と寿命:マゴチは成長が早く、1年で10cm以上も成長することがあります。成魚になるまでの期間は地域や環境によって異なりますが、約2~3年程度で成熟します。寿命は約5~10年程度とされています。

水温と活動:マゴチは水温に敏感で、適切な水温が釣果に影響を与えます。水温が15度以上になると活発に活動し、25度を超える高水温でも活動が見られることから、夏場に釣りの対象として人気があります。

マゴチを狙うためのルアー

ワーム

マゴチ釣りにおいて、オーソドックスな方法としてワームを使用したジグヘッドリグがあります。特に、シャッドテールがメインのワームを選ぶことがポイントです。底面を泳ぐベイトフィッシュをイメージしてリトリーブすることが効果的です。シャッドテールは細長いボディに特徴的なテールが付いており、リトリーブした際に水を受けて左右にブリブリと動いてアピールします。適切なジグヘッドと組み合わせることで効果的なアクションを演出できます。

シンキングペンシル

マゴチ釣りでは、90cm〜12cm前後の大きさのシンキングペンシルがオールラウンドに使いやすいです。ルアーの大きさには注意が必要で、小さすぎると飛距離や水押しのパワーが十分でなく、効果的にアピールできないことがあります。一方、大きすぎるとアピール力が強すぎて魚を警戒させる可能性があったり、重量が重くて使いづらいことがあります。そのため、90cm〜12cm前後の大きさのシンキングペンシルは、バランスが良く、使いやすさとアピール力の両方を兼ね備えていると言えます。

メタルジグ

メタルジグは魚の形をした金属の塊で、キャスト時の空気抵抗が少なく飛距離を稼げることが特徴です。ボトム付近を「ただ巻き」する方法やリフト&フォールを組み合わせる方法で使われます。ただし、根がかりしやすいため、ボトムが砂地であることを確認することが重要です。

ミノー

広大なサーフを効率的にサーチしたい場合は、ミノーを使うこともおすすめです。特に、大きめのシンキングタイプのミノーは遠投性能が高く、素早く広範囲を探ることができます。シンキングミノーの中でも、重心移動システムを採用しているタイプは、遠くに飛ばすことができるだけでなく、水平姿勢を保ちやすいのが特長です。ミノーはマゴチより、ヒラメやシーバスの方が狙いやすいです。

カラー

また、ルアーのカラーも重要な要素です。フラットフィッシュを狙う場合はピンク、イエロー、オレンジなどの派手なカラーが定番です。反応がなければ青物を意識したベイトフィッシュカラーや、ハゼ系を意識したカラーを試すことも効果的です。夜間や深場のエリアでは、紫外線に反応して発光する「ケイムラ」や夜光塗料が施された「グロー」が有効です。水質や潮の状況によっても反応が異なるため、複数のカラーを用意しておくことがおすすめです。

ウエイト

ウエイト(重さ)も重要な要素です。フィールドの広さや状況によって適切なウエイトを選ぶことで、飛距離や操作性を最適化できます。キャスト時のロッドの反発力や竿の硬さ、風の強さなどを考慮して、ルアーウエイトを調節することが重要です。使いやすいのは30gで、バランスが取れて、オールラウンドで使いやすい重さです。

おすすめルアー

マゴチ狙いのルアーは、基本的に着底感が分かりやすいルアーがおすすめです。ミナギマン的におすすめルアーを紹介したいと思います。

コアマンVJ

「VJ-16」という名前のジグヘッドセットは、名前通りボディ全体が絶妙に揺れるバイブレーションが特徴的なルアーです。このセットにはシャッドテールワームが付属しており、ワームはフラットな面が下向きで、テールは上向きとなっています。これにより、フックへの干渉やフッキングに配慮されています。

「VJ-16」は、95mmの長さと16gの重量を持つ製品です。また、ほかのラインナップとしては110mm・22gの「VJ-22」と113mm・28gの「VJ-28」も用意されています。特にシーバス釣りで高い実績を持つルアーですが、ヒラメやマゴチを狙う際にもおすすめです。

デュオ(DUO) ビーチウォーカー ジャンゴ

このジグフックセットは、ボトムレース(底を這うような動き)しやすい特徴があります。フックが通常のジグヘッドとは逆側の背中側に付いているため、砂地を這うハゼ系のベイトフィッシュをリアルにイミテートしています。

フックのアイはフロントとリアの2箇所にあり、デフォルトではフロントのアイで使うことができます。ワームのボディサイズは3インチとやや小さめで、ウエイトは21gです。

このジグフックセットは、ハゼ系のベイトフィッシュを模したリアルな動きと、背中側に付いたジグフックの特性により、ボトムトレースをするのに適しています。特に砂地などの底面を這うようなシチュエーションで効果を発揮します。

フリッパー

このメタルジグは、反ったボディラインと下向きのラインアイを採用しています。このデザインにより、ヒラヒラ・パタパタと動く動きを演出し、主にヒラメを狙う際に効果的なルアーとして開発されています。しかし、その特性からマゴチにも非常に効果的であり、幅広い釣り対象に対応しています。

また、このメタルジグはしっかりと飛距離を出すことができるのも特徴の一つです。遠投が必要なシチュエーションでも威力を発揮し、広範囲の釣りエリアをカバーできます。

風がない状況では、通常のフリッパーよりも、亜鉛素材でできたフリッパーZがおすすめです。

サブルHBシャッド

サブルHBシャッドは、ワームとプラグを融合させたハイブリッドワームの一種です。ハードプラグとワームの両方のメリットを組み合わせており、特徴的なルアーとなっています。

このハイブリッドワームは、浮き上がりやすく、ワームのアピール力を利用してスローな誘いを行うことができます。水面近くで活動する魚を狙う場合や、特定のポイントにアプローチする際に非常に有効です。また、フォール(沈下)時にもシミーフォール(左右に揺れながら沈んでいく動き)を演出することができるため、水平にフォールしてバイトを誘発します。

ハイブリッドワームとしての特性により、通常のワームやプラグでは得られないようなアクションを生み出すことができます。さまざまな釣りのシーンで使い勝手が良く、多様な魚種を狙う際にも対応できる汎用性を持っています。

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オーバードライブ95S レーザーインパクト

オーバードライブ95Sレーザーインパクトは、サーフからヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュを狙うために設計されたヘビーシンキングペンシルです。しかし、フラットフィッシュ以外にもシーバスや青物など様々な魚種を狙うことができます。このルアーは非常に飛距離が出るため、サーフからのキャストでも使いやすく、パイロットルアーとしても非常に有効なルアーと言えます。

通常のオーバードライブでも使いやすい設計に、レーザーインパクトの要素を採用することで、アピール面がかなり向上しました。飛距離とアピール力の両方を兼ね備えることができるため、さらに釣果の可能性が広がります。特に飛距離は平均的に100m以上を狙えるほど優れた性能を持っています。

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まとめ

マゴチは底にいるので、必然的にワームや重いルアーなどを中心に紹介しました。初心者の方はマゴチに出会うには、とりあえずはワームが一番狙いやすいです。

マゴチ釣りは、ソルトルアーフィッシングの中でも人気のある釣りであり、夏の魚として活発に動く特徴があります。今年の夏はマゴチを狙って釣ってみましょう!

ABOUT ME
ミナギマン
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遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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