サーフで使うima サスケ裂波120について解説!

ミナギマン

サーフでのサスケ裂波120はかなり使える!

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サーフエリアでのフィッシングに、一つの革命をもたらしたルアーが「サスケ裂波120」です。このルアーはもともとはシーバス用のルアーなんですが、その飛距離、アクション、そしてデザインの特徴から、サーフエリアではかなり使用頻度が高いルアーになっています。今回の記事では、サスケ裂波120のサーフでの使用方法やその魅力について深掘りしていきます。

SASUKEとは

sasukeは、2001年に登場したsasuke SF-95から始まり、これまでに13種類のシリーズが展開されています。このミノーは、全国で多数の魚種に対応し、多くのアングラーから支持を受けています。主にシーバス、ヒラメ、青物など、多様な魚に対応する高い実釣性能があります。その特徴的なレードルリップが魅力の一つです。

sasukeの歴史年表:

  • 2001年:sasuke SF-95、sasuke SS-95が登場
  • 2004年:sasuke 120 裂波が登場
  • 2008年:sasuke 140 裂波が登場
  • 2009年:sasuke 140S 裂風、sasuke 105が登場
  • 2010年:sasuke 120S 裂風が登場
  • 2012年:sasuke 130 剛力が登場
  • 2013年:sasuke 120 剛力が登場
  • 2014年:sasuke SF-50が登場
  • 2015年:sasuke SF-75、sasuke SS-75、sasuke 100HS 裂砂が登場
  • 2020年:sasuke 120 裂空が登場

サスケ裂波120の基本スペック

製造元: アイマ (IMA)
タイプ: フローティングミノー
長さ: 120mm
重量: 17g
アクション: ウォブンロール
潜行深度: 70〜90cm (リトリーブスピードや使用方法により変動)
フック: ST-46 #6
リング: オリジナル#3
タイプ: フローティング (浮上型)
推奨使用エリア: 干潟、サーフ、河口

特徴とユニークなデザイン

  1. ウォブンロールアクション:sasukeは一般的にウォブンロールアクションを特徴としていますが、このアクションも「ウォブリング」と「ローリング」のバランスによって多少の違いが出ます。例えば、「裂波」シリーズでは、この二つの動きの比率が約1:1となっており、そのバランスが非常に良いです。
  2. レードルリップ:ルアーの頭部はホッパーのような形状をしており、水を受けるカップになっています。このレードルリップにより、荒波や早い流れの中でもしっかりとしたアクションを実現しています。
  3. 豊富なカラーバリエーション:サスケ裂波120は、多彩なカラーバリエーションを持っており、それぞれのカラーはリアルな魚の模様や色を再現しています。

飛距離とアクションの優れたバランス

  1. 飛距離の秘密 – 重心移動システム:サスケ裂波120は、キャスティング時にルアー内部のオモリがテール方向に移動する重心移動システムを採用しています。このシステムにより、ルアーは安定した飛行を実現し、平均飛距離は約70mとなっています。広い範囲を探ることができるため、魚の居場所を効率的に探ることができます。
  2. バランスの良さ:サスケ裂波120は、飛距離とアクションのバランスが非常に優れています。一般的に、飛距離を追求するとアクションが犠牲になることが多い中、このルアーは両方を高いレベルで実現しています。

使用シチュエーションとターゲット魚種

最適な使用シチュエーション

1. 遠浅なサーフエリア:

  • サスケ裂波120は、特に遠浅なサーフエリアでの使用に適しています。サーフでのキャスティングに最適で、その飛距離とレンジのバランスが光ります。

2. 風の強い日:

  • このルアーは、風の影響を受けにくい特性を持っています。風の強い日でも安定した飛行を実現し、遠くのポイントを狙うことができます。

3. 波の高い場所:

  • サスケ裂波120は、2m近い波でも使用可能です。レードルリップが水を受けることで、荒波の中でも安定したアクションを維持します。

4. 早い流れの中:

  • 早い流れや潮目のある場所でも、サスケ裂波120はそのアクションを維持します。これにより、魚の活性が高まるポイントを効果的に狙うことができます。

ターゲット魚種

1. ヒラメ (フラットフィッシュ):

  • サスケ裂波120は、ヒラメをターゲットとしたルアーフィッシングに非常に適しています。リアルなアクションとカラーバリエーションがヒラメを引き寄せます。

2. シーバス:

  • シーバスもこのルアーのメインターゲットの一つです。特に、サーフエリアや河口でのシーバス狙いに最適です。

3. ヒラスズキ:

  • サスケ裂波120のアクションは、ヒラスズキも釣ることができます。特に、磯や岩場でのヒラスズキ狙いに適しています。

サスケ裂波120のサーフでの使用

サーフエリアでは、遠くのポイントを狙うことが多いため、飛距離が非常に重要です。サスケ裂波120は、重心移動システムにより、他のルアーと比較しても優れた飛距離を実現しています。

サーフエリアは波が高く、風も強いことが多いです。サスケ裂波120は、このような条件下でも安定した動きを維持します。荒波の中でもしっかりとしたアクションを実現し、魚を釣り上げることができます。

サスケ裂波120のおすすめカラー

アカキン

赤と金の組み合わせが特徴的なカラーです。太陽光が強い日や朝マヅメでの使用に特に適しています。赤色は魚の攻撃本能を刺激すると言われており、金色の輝きが水中で目立ちやすくなります。

レッドヘッド

ルアーの頭部が赤色で、その名の通り「赤い頭」を持つカラーです。赤色は魚の攻撃本能を刺激すると言われており、特に目の前を通る魚に対して強いアピール力を持ちます。レッドヘッドは万能で、暗い時間から昼間まで使うことができます。

チャートバックパール

このカラーは、ルアーの背中部分が鮮やかなチャート色(蛍光緑や蛍光黄色)で、腹部や側面はパール色やシルバーの輝きを持つものを指します。チャート色は水中で非常に目立ち、夜の場合魚から見つけやすくなります。濁った水や暗い時間帯、深い場所での使用に特に適しています。

まとめ

今回の記事を通じて、サスケ裂波120のサーフエリアでの使用方法やその魅力について詳しく解説してきました。

サスケ裂波は非常に万能です。サーフでも使用頻度がかなり高いルアーですので、ルアーボックスの中ひとつは眠らせておくことをおすすめします。

ABOUT ME
ミナギマン
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遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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