【2024年】サーフのヒラメ釣りでおすすめミノー22選!メーカー別に最新ミノーを紹介します。

ミナギマン

サーフからミノーで釣りたい!

ミナギマン
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朝マヅメは特にミノーが有効だよ!

ひらめっち
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ミノーはサーフフィッシングにおいて欠かせないルアーの一つです。各メーカーも続々とヒラメ用、サーフ用ミノーを発売しています。その日ミノーにしか反応しない魚もいます。

今回は、サーフでのおすすめミノーメーカー別に分けて紹介していきたいと思います。

ミノーとは

ミノーは、魚の形状を模した人工のルアーで、先端部にはリップと呼ばれる透明な樹脂製の部品が取り付けられています。このルアーはアメリカで誕生し、初期の頃は木材を使って製作されていました。

時代が進むにつれて、科学技術の進歩により、より安価で加工しやすいプラスチック素材へと移行していきました。この変化は、ミノーの製造コストを下げ、多くのアングラーにとって手に入れやすいものとなりました。

ミノーの基本的な特性として、水面に浮く能力があります。これにより、水面近くを泳ぐ魚を模倣し、ターゲットとなる魚を誘うことができます。また、リップの形状や大きさによって、水中での動きや潜る深さが変わり、さまざまな釣りのシチュエーションに対応できるようになっています。

ミノーはその多様性と実用性から、世界中のアングラーに愛されているルアーの一つです。木製からプラスチック製への移行は、このルアーの歴史の中で重要な転換点であり、現代の釣り文化に大きな影響を与えています。

フローティングとシンキングの見分け方

多くのミノーモデルでは、フローティングとシンキングのバリエーションが存在し、それぞれが「F」や「S」といった表記で識別されています。例えば、以下のような名称で区別されることが一般的です。

  • サイレントアサシン125F
  • サイレントアサシン125S

この場合、「F」はフローティングタイプを、「S」はシンキングタイプを意味しています。このような表記法により、アングラーは簡単にルアーのタイプを識別し、釣りの状況に応じて適切な選択をすることができます。

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サーフでミノーを使うメリットとデメリット

メリット

ミノーをサーフで使用する利点は、シャローを効率的に探ることができることです。ミノーは特定の水深範囲内で動くように設計されており、底をこすらずに浅場を探ることが可能です。また、一定のレンジを保ちやすく、特にルアーフィッシングで苦労している人にとっては、どのレンジを攻めているかを把握しやすいです。フローティングミノーは根掛かりのリスクを減らし、強いアピールが可能です。

デメリット

デメリットとして、ミノーは波や風の影響を受けやすいというデメリットもあります。波が高い時や強風時には、水面下に潜らずに飛び出しやすくなり、ルアーの操作が難しくなることがあります。これにより、魚に違和感を与えてしまい、ヒットしにくくなる可能性があります。

サーフでのミノーの選び方

サイズ

サーフフィッシングでのミノー選びでは、9センチから15センチの範囲が一般的です。特に、12センチから14センチのサイズは、ヒラメやシーバスなどのターゲットに最適で、広大なサーフエリアではサイズ感が重要になります。ベイトのサイズを考えることも重要です。

カラー

目立つカラーはサーフでの視認性を高めます。赤金やピンクは特に人気があり、活性の高い魚に効果的です。一方で、リアル系のカラーも持っておくと、目立つカラーに反応がない時に役立ちます。日中のヒラメ狙いでは、空を背景にした時に目立つレッドベリーやオレンジベリーの腹側カラーが効果的です。

レンジ

レンジはルアーが最も効果的にアクションする水深を示し、0センチから100センチまでの範囲のミノーが一般的です。リールの巻き速度やロッドの角度を調整することで、ある程度はレンジの調整が可能ですが、フローティングミノーはシンキングミノーよりも限定されたレンジでの使用が一般的です。そのため、釣り場の水深に合わせて適切な潜行レンジのミノーを選び、効果的にローテーションすることが釣果に繋がります。

使えるシチュエーション

フローティングミノーは、特に波の少ない穏やかな日や風の弱い条件下での使用が推奨されます。また、サーフエリアの特定のポイントを狙う際には、その場所の水深や流れ、風向きなどの環境を考慮して、最も適したサイズ、カラー、潜行レンジを持つミノーを選ぶことが釣果に結びつきます。

ミノーのアクションパターン

  1. ただ巻きパターン: これはミノーを投げて単純に巻き取るだけです。ただし、ルアーの種類や釣りの状況に応じて巻きの速度を調整することが重要です。
  2. トゥイッチングパターン: ただ巻きの後に、ロッドを軽く横に振ってルアーに小刻みな動きを加えるテクニックです。この方法はヒラスズキやサゴシを釣るのに効果的であることが実証されています。
  3. ボトムノックからのスタートパターン: フローティングミノーをゆっくり巻いて底を叩き、その後少し停止してから再び巻き始める方法です。このテクニックはヒラメを釣るのに成功した経験があります。
  4. フォールからのスタートパターン: シンキングミノーを投げて着水させた後、自然に沈ませてから巻き始める方法です。このアクションで大きなヒラメを釣り上げたことがありますが、非常に珍しいケースです。
  5. テンション緩めパターン: ミノーを波打ち際の手前まで巻いてから、ラインのテンションを緩めてルアーを少し沈ませる方法です。この変化によって、小さなヒラメがヒットすることがあります。

シマノ

シマノサイレントアサシン

シマノのルアーの中で特に人気があり、「最強」とも評されるのがサイレントアサシンです。このルアーはAR-C重心移動システムを搭載しており、ミノーとしては非常に長い飛距離を実現しています。フローティングタイプとシンキングタイプの両方があり、どちらも高い人気を誇っています。潜水能力が高く、フローティングモデルでも望むレンジを狙うことができます。さらに、フラッシュブースト機能が加わり、進化を遂げたこのルアーは、ルアーマンであれば必ずルアーボックスに1つは持っておくべきアイテムです。

シマノ熱砂ヒラメミノー

ヒラメミノーはシマノの熱砂シリーズに属する、ヒラメ専用のルアーです。ヒラメの視力の弱さに対応するため、特に目立つゴールド系のカラーが人気で、魚を引きつけるのに効果的です。このルアーには、シマノ特有の狂鱗という鱗模様が施されており、フラッシュブースト機能を備えたバリエーションもあります。ワイドなウォブンロールアクションでヒラメに強くアピールすることができ、シマノのルアーの中でも特に高いアピール力を持っています。

シマノ熱砂スピンドリフト

熱砂スピンドリフトはシマノの熱砂シリーズに属するヘビーシンキングミノーです。リップ付きで重量があるため、海底近くを探るのに適しており、特に底にいるフラットフィッシュを狙う際には非常に有効なルアーとされています。90ミリモデルは固定重心で、他の追加モデルには飛距離を伸ばすAR-C移動重心システムが搭載されています。80ミリと90ミリのサイズはサーフ釣りに特に適しており、水深に応じて使い分けることが推奨されています。

シマノ熱砂スピンブリーズ

シマノ熱砂スピンブリーズは、簡単に言えばスピンドリフトを軽くした感じです。発泡素材のAR-CSHELLが組み込まれているため、浮力が向上しルアーの浮き上がりが早く、動き方が力強いのが特徴です。

様々なシーンで活躍してくれますが、特に遠浅サーフで人気のルアーになります。シャローを引いてきても底をこすらずに、一定のレンジを泳いでくるので、浅い場所でのヒラメ釣りには最適なルアーになります。

ダイワ

ショアラインシャイナーZ バーティス R

ショアラインシャイナーZ バーティスRは、125ミリのサイズでシンキングとフローティングの両タイプがあり、小魚を模したデザインでシーバスをはじめとする様々な魚種に効果的です。10色以上の豊富なカラーバリエーションがあり、季節や状況に応じて使い分けることができます。このルアーの特徴は、最大77.5メートルの飛距離を誇る優れた遠投性能で、前作より6メートル以上飛距離が向上しています。独自の重心移動システムにより、キャスト時の重心ウエイトの移動がスムーズで、ボディー後方への重心移動が効果的に行われます。新型の重心移動システムにより、立ち上がりが良く、スローリトリーブ時にも優れたアクションを見せるようになりました。

ショアラインシャイナーZ バーティス R レーザーインパクト

ショアラインシャイナーZ バーティス Rレーザーインパクトは、立ち上がり性能とアクションの安定性を向上させる「マグロック Ver.S+R」システムを搭載しており、速い流れや荒波でも安定したスイム姿勢を保ちます。空気抵抗を減らすために、細長い形状で設計されており、水中でのリアルな魚の動きを再現しやすくなっています。また、大型タングステンウエイトを使用することで、比重が大きく硬度の高い重りを小型ルアーにも搭載でき、ルアー内部の空間を活用して新たな機能を加えることが可能になっています。これらの特徴により、他のミノーよりも飛距離と使いやすさが向上しています。

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フラットジャンキー ヒラメハンターZ SD

ヒラメハンターZ SDは、ショアラインシャイナーZ バーティスSDのヒラメ専用バージョンです。このルアーは、超スローリトリーブでもワイドなアクションを生み出し、ヒラメが追いやすいスピードで効果的にアピールできるように設計されています。125mmのサイズは汎用性が高く、ヒラメ狙いに最適です。セミフラット形状のボディは、超スローリトリーブ時でも強いフラッシング効果と共にワイドアクションを発生させ、ヒラメに対するアピール力を高めます。

DUO

ビーチウォーカーアクシオン

ビーチウォーカーアクシオンは、95mmのサイズで30gの重さを持つシンキングミノーです。その扁平なボディは、水平に沈みながら自然な動きをすることでヒラメを引き寄せます。このルアーは、ただ巻きだけでなくロッドアクションを加えた時も効果的なアクションを見せてくれます。

ビーチウォーカーファルクラム

ビーチウォーカーファルクラムは95mmの長さと31gの重さを持つミノーで、アクシオンよりも強いロールアクションが特徴です。リトリーブ時に不規則な動きをすることでヒラメの反射的な咬みつきを促します。アクシオンとは異なるアクションを持つため、両方を使い分けることが推奨されます。

ビーチウォーカー グアド130S

「ビーチウォーカー グアド130S」は、60~70メートルの遠投が可能なソルトルアーです。内部には2個のタングステン製ウエイトボールを内蔵しており、横風や向かい風でも安定した飛距離を実現します。千鳥アクションにより、規則的な動きに変化をつけて魚を誘い、基本的にはただ巻きで使用可能です。リップの浅い角度設計により、ボトムにノックしてもガタつきを抑え、特に浅いサーフでの使用に適しています。

リンバー115S

リンバー115Sは多用途に適したシンキングリップレスミノーで、特に浅瀬のサーフ釣りに効果的です。このルアーは、日本の様々な海域での使用に適しており、遠州灘や鹿島灘、宮城サーフなどの有名な釣り場だけでなく、日本海側の東北、新潟、山陰エリアでも高いパフォーマンスを発揮します。115mmの長さと24gの重さを持ち、磁着タングステン重心移動システムを備えているため、遠投が可能で、フラットサイドボディによる強い反射と蛇行するスラロームアクションで、ヒラメをはじめとする多種多様な魚種に強くアピールできます。

ジャンプライズ

サーフェイスウィング120F

ジャンプライズのサーフェスウイング120Fは120ミリサイズで17gの軽量設計です。レンジは80から100センチで、ナチュラルウォブンロールアクションを持つルアーです。中層での泳ぎやバイブレーションに反応しない場合に、サーフェスウイング120Fを使用してサーフやシーバスにアピールすることができます。特にヒラメ狙いや中層でのただ巻きで試してみる価値があります。

テロテロ君

テロテロ君は、シーバス釣りに特化したルアーで、河川、港、磯場、サーフの浅いエリアでの使用に適しています。このルアーはシーバスだけでなく、ヒラメや青物の釣りにも有効で、耐久性に優れているため大型の青物がかかっても安心です。フローティングミノーのカテゴリーに属しながらも、従来のミノーとは異なるリップデザインを採用しており、サスケ裂波に似た形状をしています。社長の井上さんがインスタグラムで実証したように、サーフエリアでも効果的です。浅場を攻略するための秘密兵器として、ルアーボックスに一つ持っておく価値のあるルアーです。

ロウディー130F

潜行レンジは60~130cmで、フローティングタイプでありながらも深いレンジを攻めることができるため、実釣において大きな利点となります。特に足元の急深磯でのヒラスズキ釣りにおいて、風が強い日でもスローリトリーブで一定の深さを保ちつつアピールすることが可能です。

ロウディー130Fの「食わせの力」は、その「スライド・ふらつき」アクションにあります。このアクションは、ルアーが自然に姿勢を崩し、魚に隙が生まれたと感じさせることで捕食を誘います。

ブルーブルー

アイザー125F

アイザー125Fの特徴は、3つあります。
まず基本性能はカゲロウやコモモなどといった釣れるシャローランナーに匹敵する優れた基本性能を備えているという点です。ここは実際に使ってみるのが一番わかると思います。
次に、シチュエーションを選ばずどんなタイミングでも使用できる汎用性です。オールマイティーだと言われればそれまでですが、天気に左右されないルアーはパイロットルアーに向いています。
最後はイレギュラーふらつきアクションです。派手すぎないアクションで、大型のシーバスが好むようなふらつきアクションを実現しています。

ブローウィン

ブローウィンは、タングステンウェイトを使用して風に強い安定した飛行姿勢を実現しています。横風や逆風でもウェイトのずれを最小限に抑え、力強いキャストが可能です。さらに、BlueBlueの特許技術により、飛行中のウェイト球の揺れを抑制し、遠投性能を向上させています。これにより、キャスティングゲームにおいて優れたパフォーマンスを提供します。

デュエル

ハードコア ヘビーミノー

『ハードコア ヘビーミノー』は、遠投性能を強化した重量級のミノーで、サーフでのフラットフィッシュや堤防、磯、ボートからの小型から中型の青物、サゴシをターゲットにした改良版です。

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サスケ烈波120F

このルアーは、どんな天候や海の状態にも対応できる安定した飛距離とアクションを誇ります。波が高い日や磯での釣りでも、アクションが乱れることなくしっかりと泳ぎます。活発な「キビキビ」アクションとキラキラとしたフラッシングにより、高い集魚効果を発揮し、長年にわたって釣果をもたらしています。12cmのサイズで17gの重さは扱いやすく、70~90cmの水深で最も釣れるとされるレンジに適しています。これはシーバスやヒラメに理想的なレンジです。また、3つの#6フックが付いており、しっかりとフッキングし、魚が外れにくい設計になっています。

アイマ 魚道 110MD

このヒラメ向けミノーは、1.5mの中層やボトムを狙うのに適したレンジキープ能力を持っています。フローティングタイプで、サイズは110mm、重さは19g。#6サイズのフックが3つ付属しており、ヒラメや小〜中型の青物釣りにも有効です。

ジャクソン

デセプション135S

デセプション135は、23.5gの重さを持つシンキングミノーで、サーフ釣りにも適しており、シーバスやサワラなど多様な魚種に対応する汎用性の高いルアーです。8種類のカラーバリエーションがあり、ジャクソンの特許技術であるボルテックスジェネレーターを搭載しているため、飛距離が安定しており、投げる際のムラを減らす助けになります。オフショアでのサワラキャスティングにも使用可能で、サワラチューンとの使い分けが可能です。ただ巻きからジャーキング、トゥイッチまで、どんなアクションにも対応し、鋭い動きを見せることができます。また、大型魚にも対応する#4サイズのフックを装備しています。

アスリートプラス

「アスリートプラス」は、完成度の高い「アスリートミノー」にJacksonの技術を加えて進化させたルアーです。ボルテックスジェネレーターの搭載により、安定した飛距離を実現し、フラットサイド設計がウォブンロールアクション時のフラッシングを強化します。さらに、従来のスリムボディよりも体高を増すことで、アピール力を向上させています。

サゴシチューン

ピンテールサゴシチューンは、速いリトリーブ時に自動的に発生する不規則なアクションが特徴で、サゴシの注意を強く引くフラッシング効果を持っています。サゴシが上下運動に弱いことを考慮し、横方向の動きで反応を引き出す設計になっています。扱いやすさを考慮し、多くのタックルに適応し、貫通ワイヤーによる強度を備えているため、ボディが破損しても魚を逃がしません。このルアーは、サゴシの行動パターンを深く研究し、ジャクソンのヘビーウェイトミノーの技術を結集して作られた、サゴシ専用の最適なルアーです。

まとめ

今回ご紹介したミノーは、それぞれに独自の特性を持ち、遠投性能、アクションの多様性、そしてターゲットとする魚種の幅広さにおいて、様々な特徴があります。

その日ミノーにしか反応しない魚もいますので、お気に入りのサーフ用ミノーをタックルボックスに忍ばせておきましょう。

ABOUT ME
ミナギマン
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遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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