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【インプレ】19ストラディックを徹底解説!新モデルがでた今だからこそさらにコスパ最高なリールに!

ミナギマン

23ストラディック最高だー!

ミナギマン
ミナギマン

19ストラディックがさらに安くなったね!

ひらめっち
ひらめっち

23ストラディックが大人気ですが、今回は19ストラディックについてのインプレ記事になります。23ストラディックが出たことにより、さらにコストパフォーマンスが良くなりました!

これからルアー釣りを始めたい方にもかなりおすすめできるリールですので、詳しく解説していきたいと思います!

19ストラディックとは

19ストラディックは、シマノの汎用型スピニングリールです。価格帯は2万円前後と手頃でありながら、高い性能とコストパフォーマンスでアングラーから広く支持されています。

過去には、この価格帯では白いバイオマスターが非常に人気で、多くの釣り愛好家に愛用されていました。19ストラディックはその後継機種として、中堅価格帯に位置しました。

いまでは23ストラディックが出ていますが、それまでは高コスパリールとしてあらゆるところで紹介されていました。

今がお買い得!

2023年に19ストラディックがリニューアルして、23ストラディックが発売されました。そのおかげで19ストラディックがかなり値下げしました!

性能はさすがに23ストラディックには劣りますが、この価格帯でこの性能を買えるのはチャンスだと思います!

19ストラディック特徴

前作からの進化として、マイクロモジュールギア2とサイレントドライブが19ストラディックに採用されています。さらに、新型のHAGANEギアも搭載され、巻き心地は上位機種に匹敵するレベルに進化しています。

ロングストロークスプールも導入され、C3000番では約5%の飛距離向上が実現され、岸釣り派にとっては大きなメリットです。

Xプロテクトにより、高い防水性能が実現されています。耐久性が高く評価された前作からさらなる耐久性が期待されます。

また、軽量化も進んでおり、C2000番では15グラム、2500番では10グラム、C5000番では25グラムの軽量化が達成されています。これにより、剛性の強いコアソリッドシリーズのリールでも、より軽量で扱いやすいものとなっています。

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ざっくりとしたインプレ

巻き心地はガタが非常に少なく、飛距離に関してもロングストローク仕様で問題ありません。ボディの剛性感も非常に強く、負荷をかけても楽に巻けます。ただし、ドラグ性能には若干のカサつき感があり、ラインローラーの耐久性は良いものの、回転の軽さには一歩劣ると感じられます。

総括すると、この価格帯では非常にボディの強さが際立っていますが、上位機種との差は確実に存在し、所々で荒さが目立つというのが率直なインプレッションです。

ボディの強さが売りだよ!

ミナギマン
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巻きの性能について

19ストラディックには、マイクロモジュールギアが搭載されています。このギアの歯の細かさが、非常にガタが少なくカチッとした巻き心地をもたらしています。このマイクロモジュールギアの良さは、リールを巻いた時のスムーズな歯の噛み合いにも表れています。

一方で、上位機種と比較すると、19ストラディックのマイクロモジュールギアは値段相応と言えるでしょう。確かに巻き心地は滑らかですが、超滑らかというわけではありません。微妙な振動やわずかなコツコツ感が感じられることもあります。それでも、1万円台前半のグレードのリールと比べれば、十分な巻き感と精度が得られると感じられるでしょう。

また、負荷を掛けた時の重さも感じられます。ハイエンドのリールと比べると、微妙にモッサリする感覚があります。剛性感には問題はありませんが、ハンドルの巻きがやや重く感じることもあります。

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剛性感

19ストラディックのボディは、剛性感が期待されています。シマノのリールは一般的に、ダイワよりも剛性の面で優れているとされていますが、この19ストラディックもその期待に応えるものです。マイクロモジュールギアの遊びの少なさに加え、ボディの強さが十分に保たれている印象があります。

例えば、魚を掛けてゴリゴリとリールを巻いたり、メタルジグを操作する際にも、ボディの弱さを感じることはありません。弱いリールでは、ハンドルを巻く際に微妙にボディがしなってしまい、使いにくくなることがありますが、19ストラディックではそうした違和感はありません。上位機種と比較すると巻きの重さは若干ありますが、それでも十分に使いやすいです。

19ストラディックに採用されているハンドルも、折り畳み機能を排除した金属製のものになっています。このハンドルの構造は、リールの巻き心地や剛性感に大きな影響を与えます。最近のリールでは中価格帯でも、このようなガタの出にくい構造のハンドルを採用していることが多いですが、その使用感はやはり良好です。折り畳み機能は通常あまり使用されませんし、この構造のハンドルなら負荷をかけても遊びがなく、ストラディックの剛性感をより引き出してくれます。

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ドラグ

19ストラディックのドラグを使用したインプレッションとして、実釣に必要なドラグ性能は持っています。しかし、特に滑り出し時に微妙なカサつきがあり、ドラグが少し食いつく印象があります。これは19ストラディックの番手によって、カーボンワッシャーが使用されているためだと考えられます(例えば、4000XGはカーボンワッシャーを使用しています)。

カーボンワッシャーは劣化に強く、強い負荷に対する耐久性が優れていますが、フェルト素材のワッシャーに比べると柔らかな滑りが少し劣る傾向があります。特にドラグの出始めが微妙に硬く感じられ、一度滑り出すとジジジーと出ていく感じがします。また、スプール逆転時にも若干のカサつき感があります。

19ストラディックのドラグ構造は微妙に簡素化されており、スプールを支えるシャフトに追加のベアリングを取り付けることができません。そのため、スプールを2つのベアリングで支えるリジッドサポートドラグ化はできません。これは上位機種との差別化を図るためかもしれませんが、競合する18カルディアはフルベアリング化が可能です。ドラグ周りにベアリングを追加することができるかどうかは、ドラグワッシャーの素材と組み合わせて、微妙な影響を与える可能性があると感じられます。

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飛距離

19ストラディックの進化の1つは、スプールのロングストローク化です。これにより、スプールが前後に長くなり、キャスト後半でもスプール径が小さくなりにくくなります。その結果、スプールエッジにラインが当たって生じる抵抗が減少し、飛距離が向上します。この点に関しては、ステラと比較しても飛距離に関して全く不満はありません。

ラインローラー

19ストラディックはXプロテクト仕様であり、防水性能が高いラインローラーが採用されています。

このラインローラーは、ステラやヴァンキッシュと同様の構造で、防水性に優れた一体型のラインローラーとベアリングを備えています。そのため、耐久性が高く、海水を被る可能性の高い釣りにおいて安心して使用できます。

ただし、このラインローラーの欠点として、負荷が掛かりにくい釣りに使用すると回転性能が若干劣ることがあります。これは、メーカー出荷時にラインローラーのベアリングに特殊撥水グリスが使用されているためです。このグリスによって耐久性が向上しますが、逆に回転が重くなる可能性があります。

したがって、軽量なルアーを使用する場合や高い回転性能を求める場合は、Xプロテクトをキャンセルして2BB仕様に変更することが選択肢として考えられます。

また、Xプロテクト仕様のラインローラーは、固着した場合のパーツ交換費用が高いという欠点もあります。一般的なベアリングよりも交換費用が高くなるため、定期的なメンテナンスが重要です。

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スペック

品番自重(g)ギア比最大巻上長(cm/ハンドル1回転)実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg)ナイロン糸巻量フロロ糸巻量PE糸巻量本体価格(円)
1000S1855.1642.0/3.02.5-140、3-100、4-90(lb-m)2-170、3-95、4-75(lb-m)0.6-140、0.8-100、1-70(号-m)25,500
C2000S1855.1692.0/3.03-125、4-100、5-75(lb-m)3-110、4-85、5-65(lb-m)0.6-150、0.8-110、1-80(号-m)25,500
C2000SHG1856.0812.0/3.03-125、4-100、5-75(lb-m)3-110、4-85、5-65(lb-m)0.6-150、0.8-110、1-80(号-m)25,500
2500S2205.3782.5/4.05-110、6-95、8-70(lb-m)4-130、5-100、6-80(lb-m)0.6-200、0.8-150、1-120(号-m)26,000
2500SHG2206.0892.5/4.05-110、6-95、8-70(lb-m)4-130、5-100、6-80(lb-m)0.6-200、0.8-150、1-120(号-m)26,000
C30002255.3783.5/9.02.5-180、3-150、4-100(号-m)2.5-160、3-130、4-100(号-m)1-400、1.5-270、2-200(号-m)26,800
C3000HG2256.0893.5/9.02.5-180、3-150、4-100(号-m)2.5-160、3-130、4-100(号-m)1-400、1.5-270、2-200(号-m)26,800
C3000XG2256.4943.5/9.02.5-180、3-150、4-100(号-m)2.5-160、3-130、4-100(号-m)1-400、1.5-270、2-200(号-m)26,800
3000MHG2455.8863.5/9.08-130、10-110、12-85(lb-m)8-110、10-90、12-80(lb-m)1-190、1.2-150、1.5-120(号-m)27,800
40002805.3876.0/11.03.5-170、4-150、5-125(号-m)3-190、4-145、5-115(号-m)1-490、1.5-320、2-240(号-m)27,800
4000MHG2805.8956.0/11.02.5-160、3-120、4-90(号-m)3-110、4-90、5-65(号-m)1.2-250、1.5-200、2-150(号-m)27,800
4000XG2806.21016.0/11.03.5-170、4-150、5-125(号-m)3-190、4-145、5-115(号-m)1-490、1.5-320、2-240(号-m)27,800
C5000XG2956.21016.0/11.04-190、5-150、6-125(号-m)4-170、5-135、6-115(号-m)1.5-400、2-300、3-200(号-m)28,500

19ストラディックに合わせたいロッド

19ストラディックの特徴を最大限に活かすには、遠投でき、潮の流れやルアーの動きを感じられる繊細さを兼ね備えたロッドと合わせることをおすすめします。

そこで、ここからは19ストラディックと相性の良いロッドを2つご紹介します。

ネッサXR S108M+

このモデルは、竿先がしなやかで感度が高いのが特徴です。そのため、ルアーの動きや潮の流れを感じやすいロッドの特徴と、4000XGのエクストラハイギアの特徴が噛み合い、操作性が増すことで、より思い通の釣りを楽しめます。

また、全長が10.8ftと飛距離を十分に出せる仕様で、自重は172gと軽く、長時間キャスティングをしていても疲れにくい重さです。

ネッサ BB S106MH

重量級のルアーも快適に扱うことができ、大型魚にも十分対応できるパワーを備えています。これだけのパワーがあると硬いロッドの印象を持たれる方もいると思いますが、柔軟性も兼ね備えています

S106MHと19ストラディックを組み合わせることで、進化したDURAクロスによるドラグ性能やギアの耐久性の高さを最大限に活かした釣りができます

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まとめ

このリールを要約すると、「ガタがほとんどなく、堅牢な剛性感が特徴」です。軽快な使用を望む場合、カルディアが好まれることもありますが、負荷に強い性能を求めるならストラディックがおすすめです。

ただし、使用する釣りやリールのサイズによって、最適な選択肢は異なるでしょう。また、細かい巻き感などは上位機種には及ばないかもしれませんが、実釣に必要な性能は確実に備えています。最終的には予算と、リールに求める快適性のバランスを考慮する必要があります。

23ストラディックがでた今だからこそおすすめしたい19ストラディックです。

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遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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