【マル秘】田原サーフおすすめサーフフィッシングポイントまとめ。青物・ヒラメを狙おう!
遠州灘サーフでサーフフィッシングを始めたいんだ!
ポイントごとに難易度も変わるから、おすすめの場所を紹介していくね!
今回はサーフフィッシングの聖地である、遠州灘サーフのおすすめポイントについて紹介していきたいと思います!
遠州灘サーフとは
遠州サーフは、静岡県の御前崎から愛知県の渥美半島まで続く、総距離100kmを超える広大な海岸線です。釣り人にとって、ここは青物とヒラメの聖地として知られており、外洋に面した抜群の潮当たりが特徴です。台風のうねりが入ると、まるでハワイかと思わせるような大波が押し寄せます。
遠州サーフの一部である渥美半島の赤羽根ロングビーチは、サーフィンの世界大会が開催されたこともあり、釣りやサーフィンにとって特別な場所です。
遠州灘サーフでのルアー釣りでは、ヒラメ、マゴチ、青物、シーバスが主なターゲットです。エサを使った投げ釣りでは、キスやイシモチ、ボラなどが人気で、クロダイを狙う人もいます。
遠州サーフは水深が浅く、磯場もないため、サビキ釣りやアジング、根魚の釣りには向いていませんが、その代わりに、青物では80cm以上の「ブリ」が釣れることもあります。ブリはハマチの親分であり、このサイズの魚が釣れればまさにモンスター級の大物です。
それではおすすめのポイントを紹介していきます。
堀切海岸
堀切海岸でヒラメを釣るには、春と秋が特に好期です。他の季節でも釣果が期待でき、ヒラメの適水温とされる15℃~22℃の間であれば、釣りやすい状況が整います。田原市の海水温の平均は、真冬で約15℃、真夏で約27℃ですが、真夏の27℃はやや高温であるため、河川の流入で水温が下がるポイントや、浅瀬よりも深場を狙うのが効果的です。
堀切海岸から日の出の石門方面に向かうと、岩礁が点在する「岩礁サーフ」があり、ここは「変化ポイント」とも呼ばれています。岩礁サーフは潮の流れが複雑で、ベイトが付きやすい環境が整っているため、良型のヒラメがよく釣れる一級ポイントとなっています。
大草海岸
大草海岸の釣り場は、美しい砂浜が広がり、自然を堪能しながら釣りを楽しめる場所です。どこまでも続く砂浜で移動しながらの釣りがしやすく、青物シーズンにはブリの釣果も期待できます。また、トイレや駐車場も整備されており、快適に釣りが楽しめます。
田原サーフの特徴として、砂浜が直線的に続くため、変化の乏しい海岸線が広がっています。狙うべきポイントに迷うこともありますが、このような環境では沖のブレイクが攻めるべき基本的な場所となります。沖のブレイクポイントは、海底の起伏に波が当たることで発生し、その裏側には海底の駆け上がりが隠れています。大草海岸の水深は浜から20~30メートルの範囲で約2メートルほどしかありませんが、場所によっては腰の高さほどの水深しかないこともあるため、適切なポイントを見つけることが重要です。
浜田海岸
浜田海岸は愛知県田原市にあるサーフ釣り場で、国道42号線沿いの太平洋に面した砂浜の海岸です。この場所は、海水浴が禁止されており、釣り人やサーファーのための海岸となっています。また、立木を集めて何かに再利用する業者もこのエリアを活用しています。
釣りでは、投げ釣りでキス、ルアーでヒラメやマゴチを狙うのが特徴で、田原サーフ全域で見られる魚種がここでも釣れます。
浜田海岸の魅力として、混雑が少なく静かな環境でのんびりと釣りが楽しめる点が挙げられます。また、ヒラメやマゴチの釣果が期待でき、沖に沈んでいるテトラポッドが変化ポイントとなり、魚の回遊が見られます。トイレや駐車場も整備されているため、快適に釣りができるのも魅力です。
遠浅の浜田海岸での釣りでは、沖のブレイクポイントが狙い目です。波が沖の地形の起伏にぶつかり崩れるブレイクポイントの裏側には、岸から見ると深く掘れた駆け上がりがあり、そこに魚が集まります。そのため、浜田海岸では沖のブレイクまで飛距離が届くルアーを使うことが、良い釣果に繋がるコツとなります。
太平洋ロングビーチ
太平洋ロングビーチは潮あたりが良く、「うねり」が直接入るためサーフィンに人気のエリアです。しかし、夏から秋にかけてサーファーで混み合うため、そのシーズンには釣り目的で訪れるのは難しいかもしれません。
一方で、サーフィンシーズン以外の波が穏やかな時期には、青物やヒラメ、マゴチ、キスといったサーフで釣れる魚が多く釣れるポイントとなります。ヒラメやマゴチにとっては特に良いポイントであり、エサ釣りではキスがよく釣れます。また、駐車場やトイレが整備されていて、ロケーションも良いので、気持ちよく釣りを楽しめます。
駐車場から左側に見えるエリアには岩礁帯があり、沖に大きな「弥八岩」がそびえています。ここはサーフィンには不向きなため、釣りをするスペースが確保しやすいです。岩礁帯があるものの、基本的には砂地なので、根魚や磯のふかせ釣りには向きません。
この場所は朝日が特に美しく、夜明けに現れる朝日が雲を染め、水面に反射する光景は非常に神秘的です。
大石海岸(弥八)
大石海岸はその名の通り、大きな岩が転がる岩礁サーフエリアです。太平洋ロングビーチの隣に位置し、正確には太平洋ロングビーチも大石地区に含まれていますが、完全なサーフである太平洋ロングビーチと岩礁サーフである大石海岸を分けて考えた方がポイントを理解しやすいです。
このエリアには弥八岩という目印となる大きな岩があり、その周辺に大小さまざまな岩が転がっています。岩礁が多いため、潮の流れが岩にぶつかり、潮当たりが強い面や、潮が緩むヨレが生まれる面など、変化が生じます。ヨレにはプランクトンやゴカイが集まりやすいため、キスにとってはエサ場であり、休憩所にもなります。
ヒラメやキスはサーフの変化するポイントを好むため、このような環境が整った大石海岸には多くのヒラメが集まります。岩礁サーフで釣れるヒラメは良型が多く、ソゲ(小型のヒラメ)を釣る確率が低くなるという意見も多いです。
百々海岸
百々海岸は釣り人にとって魅力的な場所で、特にヒラメ釣りに実績があります。また、夏から初冬にかけては青物が回遊することがあり、釣りのチャンスが広がります。
百々海岸の水深は見た目以上に浅く、2メートル前後です。ルアー釣りの方はメタルジグで水深を測ることができますし、キス釣りの方もオモリを使って同様に把握できます。また、サーファーの様子を見ると、ブレイクポイントの手前で足がつくこともあるため、彼らの姿からも水深がわかります。
波がブレイクする沖側には2メートル強の駆け上がりがあり、ブレイクポイントの手前側では2メートル弱です。潮の干満や地形の違いによっても水深は異なりますが、これらの目安を頭に入れて釣りをすれば良いポイントが見つけやすいでしょう。
ベテランの釣り人たちは慣れた手つきで投げ釣りを楽しんでおり、のんびりとした雰囲気で釣りができるため、リラックスしながら良い釣果を期待できます。
久美原海岸
久美原海岸は、愛知県田原市の最も東に位置し、サーフ釣りの砂浜として知られています。隣接する城下海岸や赤沢海岸は豊橋市に位置しているため、田原サーフの端として久美原海岸が西海岸とも呼ばれています。
この海岸は国道42号線から側道に入るため、見つけにくい場所にあり、人も少ないです。しかし、釣りのハイシーズンには、ルアー釣りやエサ釣りのキスマニアで場所取りの競争が起こることもあるため、釣り人同士で協力しながら楽しむことが大切です。
久美原海岸を訪れる際のおすすめポイントとしては、駐車場にトイレがあり、海と砂浜がきれいでゴミがないという点があります。清潔な環境が維持されているため、リラックスして釣りを楽しめるのが魅力です。
駐車場から釣り場までの道のりは少し遠く、急な斜面を3分ほど下る必要があります。また、このエリアは他の田原サーフ同様、防潮用のテトラポッドが砂浜に設置されていますが、特に久美原海岸には他の海岸よりも多く見られます。
まとめ
田原サーフはかなり人気で、秋や冬のシーズンでは早起きしないと釣座の確保が難しくなります。早起きが苦手な人はマヅメ時間をはずすと快適に釣りをすることができます。