【ダイワ】26ジリオンTW150|36mmスプールでバスからサーフ・シーバスまで!スペックとギア比の選び方
20年以上続くダイワのベイトリール「ジリオン」に、新しく150サイズが登場しました。
ジリオンといえばバスのイメージが強いですが、今回の150はバスだけでなく、シーバス・サーフ・ロックフィッシュまで想定したソルト対応モデル。φ36mmの大きめのスプールに、PE3号が150m巻けるようになっています。
ソルトでベイトリールを使いたい人には、かなり気になる1台です。
この記事では、スペックの読み方と、ギア比をどう選べばいいかを中心にまとめていきます!

26ジリオンTW150のスペック

| 品番 | ギア比 | 巻取長 | 最大ドラグ | 本体価格 |
|---|---|---|---|---|
| 150(右)/150L(左) | 6.3 | 70cm | 6kg | 58,400円 |
| 150H(右)/150HL(左) | 7.3 | 82cm | 6kg | 58,400円 |
| 150XH(右)/150XHL(左) | 8.4 | 94cm | 5.5kg | 58,400円 |
全モデル共通のスペックはこちらです。
| 項目 | 26ジリオンTW150 |
|---|---|
| 自重 | 215g |
| スプール | φ36mm・幅24mm(G1ジュラルミン製 MAG-Z BOOST) |
| 糸巻量(PE) | 2号-230m/3号-150m |
| 糸巻量(フロロ) | 16lb-125m/20lb-100m |
| ハンドル | 95mm |
| ノブ | ハイグリップIシェイプパワーラージノブ(S) |
| ベアリング | 8/1 |
| 使用環境 | ソルト対応 |
※ダイワ公式・LureNewsRの新製品情報より。価格は税抜のメーカー希望本体価格です。
ポイントは、6機種すべて価格・自重・スプールが共通で、違うのはギア比とハンドルの向きだけということ。迷うのは「どのギア比にするか」だけなので、選び方はシンプルです。
26ジリオンTW150の特徴
① φ36mmのMAG-Z BOOSTスプールで遠投向き

一番の特徴はスプールです。径36mm・幅24mmのG1ジュラルミン製スプールで、PE3号が150m巻けます。ソルトで使うにはこの糸巻量がうれしいところ。
ブレーキはMAG-Z BOOST。遠心力でブレーキが効くMAGFORCE-Zをベースに、バックラッシュしやすい投げ始めを過ぎるとブレーキが1段階戻る「BOOST」機構を足したものです。キャストの後半でもうひと伸びさせる、遠投寄りの設計になっています。
ダイワの説明でも、MAGFORCE-Zは中〜重量級のルアーの遠投が得意で、軽いルアーには不向きとされています。軽いルアーを撃つリールではなく、ある程度重さのあるルアーを遠くへ投げるリールだと考えるとわかりやすいです。
② PEとリーダーの結束部が通りやすい新設計テーパーTWS
ソルトでベイトリールを使うときに地味に困るのが、PEとリーダーの結束部がレベルワインド(糸を左右に振り分ける部分)に引っかかること。
26ジリオンTW150は、TWSをテーパー形状にして糸の通り道を広げた新設計テーパーTWSを採用。太めのフロロやナイロンはもちろん、PEとリーダーの結束部もスムーズに通るように作られています。
ただしダイワも「トラブルを避けるため、結束部はロッドのガイドより外に出すのがおすすめ」としています。投げるときはリーダーを短めにして、結束部をガイドの外に出しておくのが無難です。
③ フルアルミの屈強コンパクトボディ

フレームからギア側のサイドプレート、セットプレートまですべてアルミ合金。ダイワのベイトリールの新しい設計思想「HYPERDRIVE DESIGN」の4要素をすべて搭載しています。
- HYPER ARMED HOUSING:フルアルミで、高負荷時のねじれ・たわみを抑える
- HYPER TOUGH CLUTCH:塩噛みによるクラッチの固着を減らす
- HYPER DOUBLE SUPPORT:高負荷でもギアのパワーロスを防ぐ
- HYPERDRIVE DIGIGEAR:G1ジュラルミン製の滑らかでトルクのあるギア
海で使うなら、塩噛みでクラッチが固着しにくいというのは見逃せないポイントです。
④ ドラグ引き出しクリック+ダブルストッパー
ドラグは最大6kg(XHのみ5.5kg)で、ドラグが出るときにクリック音が鳴るドラグ引き出しクリック付き。大きい魚とのやり取りで、ドラグが出ているかを耳でも確認できます。
さらに、通常のストッパーに加えてメカ式ストッパーも搭載したパーフェクトダブルストッパー。万一片方が効かなくなっても、もう片方で逆転を防ぎます。ハンドルは95mmのアルミ製クランクハンドルで、スタードラグは大口径のZAION製です。
ギア比の選び方|6.3・7.3・8.4のどれにする?
価格も自重も同じなので、選ぶのはギア比だけ。釣りのスタイルで決めるのがおすすめです。
| ギア比 | 巻取長 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 6.3(ノーマル) | 70cm | ミノー・クランク・バイブレーションなど巻き物をじっくり引く |
| 7.3(H) | 82cm | 巻き物も撃ちものもこなす万能タイプ。迷ったらこれ |
| 8.4(XH) | 94cm | ジグ・テキサス・遠投後の回収重視。手返しを上げたいとき |
ソルトで1台目なら、7.3のHが一番使いやすいと思います。シーバスのミノーもサーフのジグも、どちらにも対応しやすいギア比です。

XHのほうが速く巻けて便利じゃないの?

回収は速いですが、巻き物をゆっくり引くときは巻くスピードを意識して落とす必要があります。それに、XHだけ最大ドラグが5.5kgと少し低いので、ドラグを強めに使う釣りならHかノーマルのほうが安心です。

ソルト・サーフで使える?
公式でも「ソルト対応」とされていて、対象としてシーバス・サーフゲーム・ロックフィッシュが挙げられています。ダイワのソルトのテスターが磯のヒラスズキで使っている動画も公開されています。
向いている釣り
- 河口・干潟・磯のシーバス、ヒラスズキ(PE1.5〜2号前後で中〜重量級のプラグを投げる)
- サーフのヒラメ・マゴチ(20〜40g前後のジグやヘビーシンペン)
- ロックフィッシュ(テキサスやジグヘッドで、根から一気に引きはがす)
向いていない釣り
- 10g以下の軽いルアーがメインの釣り(ブレーキの特性上、軽量ルアーは不向き)
- 強い向かい風の中でのフルキャスト(ベイトリール全般の弱点。バックラッシュしやすい)
サーフでベイトタックルを使うなら、重めのルアーで、風が強すぎない日が基本。向かい風の日はスピニングに持ち替える、くらいの割り切りがあるとストレスなく使えます。
ベイトリールはクラッチを切るだけでルアーを落とせて、着底も手元でわかりやすいのがメリット。ただ、バックラッシュには慣れが必要なので、最初は風の弱い日から試してみてください!

合わせるロッドの例
PE1〜2号クラスで20〜50gのルアーを投げるなら、ソルト用のベイトロッドが候補になります。たとえば、ダイワの26モアザンのベイトモデル「104MB」はルアー10〜50g・PE0.8〜2.0号の遠投モデル。サーフや河口の大場所で組み合わせるとバランスが取りやすいです。

気になるところ・注意点
- 本体58,400円(税抜)と、ベイトリールの中でもミドル〜上位クラスの価格
- 自重は215g。軽さを最優先したリールではなく、剛性重視のフルアルミボディ
- MAG-Z系のブレーキなので、軽いルアーを多用する釣りには別のリールのほうが合う
- ソルトで使ったあとは、真水でしっかり洗って乾かすこと

よくある質問
- ジリオンTW150はバス専用ですか?
-
いいえ。公式で「ソルト対応」とされていて、シーバス・サーフ・ロックフィッシュまで想定されています。
- PEは何号を巻けばいい?
-
PE2号なら230m、PE3号なら150m巻けます。シーバスやサーフならPE1.5〜2号前後が使いやすいと思います。
- 左ハンドルはある?
-
あります。品番の最後に「L」が付くモデル(150L・150HL・150XHL)が左ハンドルです。
- ギア比で迷ったら?
-
7.3のH(150H/150HL)がおすすめです。巻き物も撃ちものもこなせる中間のギア比です。
- 軽いルアーは投げられる?
-
MAGFORCE-Zベースのブレーキは中〜重量級ルアー向けとされています。10g以下の軽いルアーがメインなら、別のリールを選んだほうが快適です。
まとめ:ソルトでベイトを使いたい人の有力候補
- φ36mmのG1ジュラルミンスプールで、PE3号150m・PE2号230mが巻ける
- MAG-Z BOOSTで中〜重量級ルアーの遠投が得意
- 新設計テーパーTWSで、PEとリーダーの結束部も通りやすい
- フルアルミボディ+塩噛みに強いクラッチでソルトにも対応
- ギア比は6.3・7.3・8.4の3種類。迷ったら7.3のH
バスからサーフまで1台でこなせるベイトリールはそう多くありません。ソルトでベイトタックルを始めたい人は、候補に入れてみてください!

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