【ダイワ】26モアザンTW PE SPECIAL|7年ぶりのモアザンベイトリールはPE専用36mmスプール&1回転96cm!スペック・特徴・ジリオンTW150との違い
ベイトタックルでシーバスを狙う人が、ここ数年で本当に増えましたよね。そんな“ベイトシーバス”の人たちが待ちに待っていたリールが、ついに出ます。
ダイワの「26モアザンTW PE SPECIAL」。モアザンの名前が付いたベイトリールは、なんと7年ぶり。スペックを見ると、かなり尖った作りになっているので、全部の特徴を見ていきます!

26モアザンTW PE SPECIALは、ダイワのシーバスブランド「morethan(モアザン)」から2026年10月に登場するシーバス用ベイトキャスティングリールのフラッグシップです。
最大の特徴は名前のとおりPEライン専用であること。PE専用に作られたスプールとブレーキで、ロングキャストとランカーシーバスとのやり取りを両立させたモデルです。

26モアザンTW PE SPECIALのスペック
| 項目 | 150XH(右) | 150XHL(左) |
|---|---|---|
| 標準自重 | 200g | 200g |
| ギア比 | 8.5 | 8.5 |
| 巻き取り長さ(ハンドル1回転) | 96cm | 96cm |
| 標準巻糸量(PE) | 1.5号-250m/2号-200m/3号-130m | 同左 |
| 最大ドラグ力 | 5kg | 5kg |
| ベアリング(ボール/ローラー) | 10/1 | 10/1 |
| スプール径/幅 | 36mm/24mm | 36mm/24mm |
| ハンドル長 | 110mm(アルミ製クランクハンドル) | 同左 |
| ハンドルノブ | パワーラウンドEVAノブ(S) | 同左 |
| 本体価格(税抜) | 68,100円 | 68,100円 |
| 発売 | 2026年10月 | 2026年10月 |
※ダイワ公式より。ラインナップは右巻き・左巻きの2機種で、ギア比は8.5の“XH”のみという潔い構成です。
26モアザンTW PEの特徴(全部まとめ)
特徴① PE専用のG1ジュラルミン製Φ36mm MAG-Z BOOSTスプール

このリールの心臓部がスプールです。素材は超々ジュラルミンの約1.3倍の強度を持つG1ジュラルミン。軽さを保ちながら、強いスプールを目指しています。
さらにスプールの形そのものがPE専用。通常のスプールは両端に段差ができてPEの放出が安定しないことがありますが、26モアザンTW PEはスプール底面と側面の湾曲部分を垂直に近い形にして、糸巻き状態を大きく改善しています。
特徴② MAG-Z BOOSTで「キャスト後半のもうひと伸び」
ブレーキはMAG-Z BOOST。遠投性能に優れたMAGFORCE-Zをベースに、BOOSTシステムを組み合わせたものです。
仕組みは、キャスト直後のバックラッシュしやすいゾーンでしっかりブレーキをかけ、そこを抜けたらブレーキが瞬時に1段階戻って、キャスト中盤〜着水まで伸びる弾道になるというもの。中〜重めのルアーを使うシーバスにはぴったりのブレーキです。
さらにLC(ロングキャスト)コンセプトを採用。ロッドを鋭く振り抜くほど飛距離が伸びる、スポーティーなキャストフィールが持ち味とされています。
特徴③ テーパーTWSでライン放出の抵抗を減らす

ダイワのベイトリールの代名詞ともいえるTWS(T-WING SYSTEM)は、テーパーTWSに進化。開口部を広げて“ライン放出の抵抗がない範囲”を拡張し、さらに特殊表面処理「DLC」でライン放出性能を高めています。
MAG-Z BOOSTとテーパーTWSの組み合わせで生まれる「トラブルが少なく、キャスト後半に伸びる」というキャストフィールが、このリール最大の魅力です。
特徴④ 1回転96cmのハイギア+110mmハンドル

ギア比は8.5で、ハンドル1回転の巻き取りは96cm。かなりのハイギアです。シーバスゲームでは、ルアーの回収やラインスラックの回収、ドリフト中の糸ふけ処理が速くできるのは大きなメリット。
ハイギアは巻き上げの力が弱くなりがちですが、HYPERDRIVE DESIGNと110mmのロングハンドルで、滑らかでパワフルな巻き取りを狙っています。スタードラグもアルミ製の大口径ロングアームで、ハンドルが長くても調整しやすい作りです。
特徴⑤ HYPERDRIVE DESIGN(4つの技術)
ダイワのベイトリールの次世代設計思想「HYPERDRIVE DESIGN」を採用。高い初期性能が長く続くことを目指した4つの技術で構成されています。
| 技術 | 内容 |
|---|---|
| ハイパードライブデジギア | ギアの歯の大きさを小さくせずに噛み合い率を上げ、滑らかさが長続き |
| ハイパーダブルサポート | ピニオンギアの両端を2つのベアリングで支え、負荷がかかっても力強く軽く巻ける |
| ハイパーアームドハウジング | 金属フレームで内部をしっかり支え、たわみや歪みを抑える |
| ハイパータフクラッチ | 塩ガミによるクラッチの固着を大幅に減らした絶縁構造 |
海で使うシーバスリールにとって、塩ガミによるクラッチの固着が減るのはかなり大きいポイントだと思います。
特徴⑥ ドラグ引き出しクリック(ドラグ音)を搭載

要望が多かったというドラグ引き出しクリックも搭載。魚に引かれてドラグが出るとき、クリック音で分かる仕組みです。
PEの細糸でランカーとやり取りするとき、ドラグが出ているかを音で判断できるのは安心感が違います。シーバスでは必須といってもいい機能ですね。
特徴⑦ マグシールドボールベアリング&ATD
ピニオン部には、ベアリングそのものをマグシールド化したマグシールドボールベアリングを採用。水や異物の侵入を抑え、錆・塩ガミ・異音を減らします。ドラグは、魚の引きに合わせて滑らかに効き続けるATDです。
| ベアリング搭載箇所 | 内容 |
|---|---|
| ピニオン部 | 2BB(1CRBB+1マグシールドBB) |
| ギアシャフト両端 | 2BB(CRBB) |
| スプール両端 | 2BB(CRBB) |
| ハンドルノブ | 2BB(1個のノブに1CRBB) |
| ウォームシャフト | 2BB(CRBB) |
さらに、釣りを始める前に“スプールガタ ゼロ”に調整しておくゼロアジャスターを採用。調整後は、マグダイヤルだけで全てのルアーに対応できるようになっています。
ダイワ公式の実釣動画
ダイワ公式YouTube(DAIWA Salt Water Fishing)では、世良勇樹さんが東京湾のボートシーバスでモアザンTW150を使い、特徴を解説しています。キャストの伸びやハイギアの使いどころがよく分かる動画です。
26ジリオンTW150との違い
同じく2026年に登場した「26ジリオンTW150」も、36mmスプールでシーバスやサーフまで使えるベイトリール。どちらにするか迷う人も多いと思うので、比べてみます。
| 項目 | 26モアザンTW PE | 26ジリオンTW150 |
|---|---|---|
| 自重 | 200g | 215g |
| ギア比 | 8.5のみ | 6.3/7.3/8.4 |
| 巻き取り長さ | 96cm | 70/82/94cm |
| 最大ドラグ力 | 5kg | 6kg(XHは5.5kg) |
| ベアリング | 10/1 | 8/1 |
| ハンドル | 110mmアルミ+EVAノブ | 95mm |
| 使えるライン | PE専用 | PE・フロロ(ソルト対応) |
| 本体価格(税抜) | 68,100円 | 58,400円 |
ざっくり言うと、ジリオンは“バスからシーバス・サーフまで何でもこなす万能機”、モアザンTW PEは“シーバスのPE遠投に全振りした専用機”です。
フロロも使いたい、ギア比を選びたい、バスでも使いたい…という人はジリオン。PEでシーバスしかやらない、とにかく飛ばしたい、ハイギアで回収を速くしたいという人は、約1万円の差を払ってでもモアザンTW PEを選ぶ価値があると思います。

先代・ほかのPE専用ベイトリールとの関係
19モアザンPE TW(先代)
モアザンのベイトリールとしては、2019年の「19モアザンPE TW」以来、7年ぶりの新モデル。LureNewsRによると、26モアザンTW PEで3代目になります。先代の1000番サイズから、今回は150番サイズのボディに36mmスプールという構成になりました。
23ソルティストTW PE SPECIAL(予算を抑えたい人に)
同じダイワの“PE SPECIAL”の名前が付いたソルト用ベイトリール。実売3万円前後とかなり手が届きやすいので、ベイトシーバスを試してみたい人の最初の1台として候補になります。そこからステップアップする先がモアザンTW PE、という位置づけです。
合わせたいロッド・ライン
| タックル | 目安 |
|---|---|
| ロッド | シーバス用ベイトロッド 8〜9ft台(ルアー10〜40g前後) |
| ライン | PE1.5〜2号(PE2号なら200m巻ける) |
| リーダー | フロロ・ナイロン 20〜30lb |
| ルアー | ミノー・シンペン・バイブレーションなど中〜重めのルアー |
MAG-Z BOOSTは軽いルアーより、中〜重めのルアーを遠投するほど性能が出るブレーキです。シーバスのミノーやバイブレーション、ビッグベイト寄りのルアーとの相性がいいと思います。
ロッドは、2026年に初めてベイトモデルが加わった26モアザンのベイトロッドと合わせるのが一番きれいな組み合わせ。ダイワ公式の動画でも、モアザンのベイトロッドとセットで使われています。

ミナギマンの考察:「ベイトでシーバス」はもう特別なことじゃない
少し前まで、シーバスのベイトタックルは「上級者がこだわって使うもの」という印象でした。でも今は、PEラインでもトラブルが少ないベイトリールが増えて、選ぶ人が一気に増えていると感じます。
26モアザンTW PEは、そこに対するダイワの答え。ギア比8.5の1機種に絞り、PE専用にして、シーバスのベイトタックルに必要なものだけを詰め込んだリールです。
一方で、PE専用・ハイギアのみという割り切りは、人によってはデメリットにもなります。フロロでバスもやりたい、ローギアで巻き物をじっくり引きたい、という人には向きません。そこは自分の釣りに合うかどうかで判断するのがいいと思います。
ランカーシーバスを狙う秋〜冬は、ベイトタックルの“手返しの良さ”と“パワー”が生きる季節。これからベイトシーバスを本格的にやりたい人には、気になる1台ですね。


よくある質問
- 26モアザンTW PEの発売日は?
-
2026年10月発売です(ダイワ公式より)。
- 価格はいくら?
-
メーカー希望本体価格は68,100円(税抜)です。右巻きの150XH、左巻きの150XHLとも同じ価格です。
- フロロカーボンラインは使える?
-
使えません。PE専用スプールのため、伸びの大きいナイロンやフロロはスプールにダメージを与える恐れがあり、ダイワ公式で使用不可とされています。
- 26ジリオンTW150とどちらがいい?
-
シーバスでPEしか使わず、とにかく飛距離と回収スピードを求めるならモアザンTW PE。フロロも使いたい、ギア比を選びたい、バスでも使いたいならジリオンTW150がおすすめです。
- サーフでも使える?
-
PE2号が200m巻けて最大ドラグ5kgなので、ヒラメやシーバスを狙うサーフでも使えるスペックです。ただし、重いメタルジグを遠投し続ける青物狙いなら、スピニングのほうが扱いやすい場面も多いと思います。
まとめ:ベイトシーバスのPE遠投に全振りした専用機
- 7年ぶりのモアザンベイトリール、2026年10月発売、本体68,100円
- PE専用・G1ジュラルミン製Φ36mm MAG-Z BOOSTスプール+テーパーTWS
- ギア比8.5(1回転96cm)、110mmハンドルでパワーも確保
- HYPERDRIVE DESIGN、マグシールドBB、ドラグ引き出しクリック搭載
- 自重200g、最大ドラグ5kg、PE2号-200m
発売は10月。すでに予約を受け付けているお店もあるので、気になる人は早めにチェックしておくのがよさそうです!

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