【インプレ】飛距離だけじゃない!飛びキングを使う4つのメリットとは?
飛距離を出すためにルアーを重くするけど、その分だけルアーが大きくなるから釣り場によってルアーが大きすぎて掛からないんだよね…
それなら「飛びキング」がその悩みを解決するぞ
メタルジグでは、飛距離を重視するあまりアクションの不自然さから食いつかない場合があります。そんな悩みを解決してくれるのが「飛びキング」です。
これだけ聞くと「飛びキング」は飛距離だけなのか?と思いますが、その他のメリットも多くあります。
この記事では、飛距離以外の部分に関してもご紹介していきます!
ジャンプライズとは
ジャンプライズは、井上友樹さんが立ち上げた、ソルト商品を中心としたブランドです。主にヒラスズキや青物、ヒラメなどをターゲットとしたルアーを発売しています。
また、発売しているルアーは、すべて井上さんが一から設計しており、納得のいくまで実釣テストを繰り返して発売に至っています。発売されているルアーの中には、数年テストを行ったルアーもあり、納得する釣果が出なければ発売しないというポリシーが魅力の企業です。
飛びキングの特徴
引用:Ocean Island
飛びキングはメタルジグとミノーの良いとこ取りをしたルアーで、飛距離はもちろんのことハイピッチミノーアクションから可変スイングアクションまで、重さを感じさせないクイックアクションも可能です。
サイズが短い割に、中身が詰まっているような重量感があり、空気抵抗が少なそうな形状がより飛距離を出しているのではないかと感じます。
この重量感によって、潮の流れが速い場所でもルアーを沈めることができ、向かい風の場合でも飛距離を出すことができます。
カラーは13色あり、周りのアングラーが使用していて釣果が出ている色に変更したり、自分なりに当たりが無い理由を考察してカラーを変えながら楽しむのもおすすめです。
全長:105mm
重量:44g
タイプ:シンキング
アクション:ハイピッチヘッドバイブ~可変ワイドスイング
レンジ:20cm~20m位
フック:トレブル#5~#3,シングルフック各種対応
リング:#4
価格:1,900円(税込2,090円)
フックについて
ジャンプライズのルアーを初めて購入されて驚かれた方もいると思いますが、フックが付いていないルアーも発売しています。飛びキングに関しては、トレブルフックが付いていますが、釣果を上げるためには、交換することをおすすめします。
フックの種類は、サーフフィッシングを中心に行うのであればショア用を選択します。また、ショア用の中でもシングルフックとトレブルフックの2種類あり、更にシングルフックに関しては、10種類、トレブルフックは2種類あります。
ジャンプライズは、シングルフックをアシスト・ショート・ロングと3種類展開しており、針の大きさをMHとMMHから選ぶことができます。
では、飛びキングにつけるフックは何が良いかまとめると下記の通りです。
引用:JUMPRIZE
フックの大きさに関しては、その時期の魚の大きさに応じて変更することをおすすめします。
飛びキングのアクション
飛びキングは、頭が水の抵抗を受けるような形状をしており、リトリーブの速度を調節するだけでルアーアクションを変化できます。下記は、リトリーブ速度に応じたアクションの仕方です。
- 早巻き:キレのある左右に振れるアクション
- 普通巻き:ゆとりのある左右に振れるアクション
- スロー巻き:ゆらゆらと弱った魚のようなアクション
また、リフト&フォールやジャークを入れて不規則なアクションを加えることもできます。
これらのアクションは、魚の活性に応じて変化させることで、釣果を上げることができます。
飛びキングを使うメリット
メリットは下記の3つです。
- 追い風、飛距離重視のタックルを揃えている場合は100m以上飛ぶ
- サイズ感が丁度良い
- 釣りポイントを問わず使える
飛距離に関しては、商品名の通りよく飛びます。もちろん、シーバスロッドやエギングロッドでも飛距離が出ると思いますが、より飛びキングの性能を活かしたい場合は、サーフロッド・サーフリールにPEラインを組み合わせることで、より飛距離を出すことができます。
飛距離が出ることで、手前に海藻が多いポイントや遠浅のポイントでも遠くにアプローチできるので、今までルアーを投げれないと思っていた場所でも釣りができます。
キャスティングにはコツがいる!?
状況によって100m以上飛ばすこともできますが、思いっきりフルキャストすると風の抵抗やルアーの姿勢が乱れて空中でクルクルと回り、飛距離が落ちることがあります。
そのため、ロッドやラインによっても飛距離が異なるので、試行錯誤しながらキャスティングのコツをつかんで飛距離を出しましょう。
飛びキングと相性の良いタックル
飛びキングの性能を最大限に活かすには、飛距離に特化したタックルに加えて高負荷な状況でも優位に釣りができる性能が求められます。そこで、ここからはロッドとリールをご紹介します。
ダイワ OVERTHERE
引用:DAIWA
操作性重視のモデルで、シーバスロッドよりハイパワーに設計しており、遠投性に優れています。加えて、遠投した先のルアーの状況を明確に把握でき、思い通りにコントロールできます。
特徴は下記の通りです。
特性にあわせたガイドセッティング
引用:ダイワ
ガイドに絡みにくいステンレスフレームを採用しており、取り回しを重視しています。また、強度も考慮し、ダブルフットタイプを採用しています。
握り込みやすいグリップ
引用:ダイワ
ダイワオリジナルの手にフィットしやすい形状で、長時間ロッドを振り続けても疲れにくい設計になっています。
23ストラディック
引用:SHIMANO
シマノの新たなスタンダードモデルを確立した23ストラディック。耐久性・耐摩耗性・巻き上げ力・トラブルの軽減の面で優れており、2万円台のモデルとは思えないリールになっています。
加えて、4000XGでは、エクストラハイギアを採用しており、一回転で101cmも巻き上げることができます。これにより、横風 でラインが流される状況や潮の流れが速いポイントやでもルアーを操ることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
飛びキングは飛距離はもちろんのこと、カラーバリエーションも豊富で巻く速度に応じてアクションが異なり、スレた魚にも効果的です。
また、トレブルフックだけでは心配な方でも、シングルフックを付けることで、合わせた時のすっぽ抜けを防ぎ、釣果を上げることができます。
サーフフィッシングを極めている方はもちろんのこと、これら始める方は、是非1つ購入しておくことをおすすめします。