ぶっ飛びスプーンのフックセッティングを超分かりやすく解説します!サーフや根魚にはこの設定だ!
![ぶっ飛びスプーン](https://i0.wp.com/minagiman.com/blog/wp-content/uploads/2023/05/aa.jpg?resize=1360%2C765&ssl=1)
皆さん、そろそろぶっ飛びスプーンは手に入れましたか?発売当初よりも生産数があがり、店舗での購入も可能となりました。
それでもまだ人気で、今年もぶっ飛びスプーンを見かけることが多くなりそうです。このぶっ飛びスプーン、正直メタルジグがいらなくなるほど釣れますし、飛距離もかっ飛ぶのでサーフアングラーにはぜひ使っていただきたいです。
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ですが、ぶっ飛びスプーンに関して1つだけ難点がございます。
フックが付いてない!どうしよ?
![ミナギマン](https://i0.wp.com/minagiman.com/blog/wp-content/uploads/2022/12/image1-のコピー影.png?resize=72%2C72&ssl=1)
ぶっ飛びスプーンは自分でフックセッティングをしなければならないよ!
![ひらめっち](https://i0.wp.com/minagiman.com/blog/wp-content/uploads/2023/02/fish_hirame_karei_illust_2627-1.png?resize=72%2C72&ssl=1)
そう、フックセッティングを自分でしなければなりません。熟練アングラーならお手の物ですが、初心者アングラーからしたら一気にハードルが上がりますよね。どのフックを選べばいいか迷うはず。ジャンプライズのフックを見ても商品が多すぎて、困惑してしまいます。
そんなぶっ飛びスプーンのフックセッティングに困った方がこの記事にたどり着いてるはず笑
今回はサーフでは具体的にどのフックを選べば間違いないのか、詳しく解説していきますね。
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ジャンプライズとは
ジャンプライズは、ムキムキの社長、井上友樹さんが立ち上げた、ソルト商品を中心としたブランドです。主にヒラスズキや青物、ヒラメなどをターゲットとしたルアーを発売しています。
そしてなにより魅力的なのは、他のメーカーとは全く被らないオリジナルな商品を開発し続けているというところです。
ジャンプライズの商品は、価格は少し割高ですが、釣果も抜群なルアーばかりなので、アングラーに大変人気です。また、ルアーだけではなくロッドの開発にも力を入れています。
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ジャンプライズの商品は、発売すると売り切れになったり、転売されるなど、なかなか手に入れることができないことも多々あります。話題性が常にあるメーカーです。
ぶっ飛びスプーンはどんなルアー?
ぶっ飛びスプーンは様々な魚種を狙えることができ、フラットフィッシュから青物までサーフで釣れる魚なら幅広く狙うことができます。ルアー自体が小さいので、タチウオやサゴシ狙いには向いていないかも?飲み込まれたりしたらラインブレイクしそうなイメージがあります。
飛距離はというとルアーが小さく30gあるのでぶっ飛びます。風の日にも飛びますので使う機会が非常に多いルアーになります。
公式からの紹介はこんな感じ
100m飛ぶ新兵器!!スプーン形状ですがスプーンではありません。
正体は?ハイブリッドジグミノー。スモールベイトの偏食&低活性の状況を一撃で打破出来る外洋フィールドの新兵器‼メタルジグとは比較にならないレベルの食わせの能力と驚きの飛距離を実現。金型成型の貫通ワイヤー設計で強度も抜群!!シーバスからマグロまで完全対応!!
◆対象フィールド◆
サーフ・磯・堤防からオフショアまで
◆対象魚◆
シーバス・ヒラスズキ・ヒラメ・マゴチ
青物・カツオ・キハダマグロ等
現在は30gしかないですが、今後ラインナップし20gから40gくらいまで選べるようになると嬉しいですよね。開発が進んでいるとかいないとか?
ぶっ飛びスプーンのアクションは、様々なアクションが可能になります。基本ただ巻きで大丈夫ですが、リフトアンドフォールやストップアンドゴーで、フォールを意識した誘いでも食ってきますよ。
ただ巻きは早すぎない速度で、手元にぶりぶりと伝わる感触があれば大丈夫です。巻くのが早すぎると回転しすぎて違和感を与えてしまいます。
他のルアーよりぶっ飛びスプーンが優れている点は、フックの大きさでアクションが破綻しないことです。これは結構すごいことで、例えばマグロ狙いの大きなフックを付けたりしてもいつも通りの動きをしてくれます。
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ジャンプライズのフックについて
ジャンプライズのフックはオフショア用(船で使う)とショア用(陸から)があります。サーフならショア用のフックを選びましょう。
ショア用のフックにもシングルフックとトレブルフックが存在します。トレブルフックは2種類の展開ですが、シングルフックに関してはなんと10種類もあります。悩みますよね。笑
シングルフックの大きなメリットは、そのバレにくさにあります。一度かかってしまえばトレブルフックよりバレにくさが圧倒的に高いんです。また飛距離も向上しますよ。
ジャンプライズのシングルフックには、アシスト、ショート、ロングと3種類あります。さらにそれぞれMHとMMHと針の太さを選ぶことができます。青と赤のせき糸を目印に選びましょう。
以下シングルフックを分かりやすく解説しますと、
・アシストフックはモモパンチやぶっ飛びスプーンなどのフロントに付ける長いフック
・ショートはテロテロ君、ロウディなどのプラグ系に付ける短いフック
・ロングはぶっ飛びスプーンや飛びキングなどのリアに付ける長いフック
とざっくりですがこんな感じで覚えておきましょう。
フックセッティングは自由ですので、自分の思うままにセッティングしてみてください。
フックを交換する道具:スプリットリングプライヤー
フックを装着したり交換する際は素手では不可能です。爪でもできなくはないですが、痛いし不効率なのでやめましょう。下記のプライヤーは安くて、最低限使えます。自分も使っていますが、特にこだわりがない方は以下のスプリットリングプライヤーがおすすめです。
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マルチなプライヤーがほしい方は、ハピソンから6月に出る、最新の計測マルチプライヤーがおすすめです。予約受付中になります。
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以下からは、ぶっ飛びスプーンの公式から推奨されているフックセッティングを紹介します。
ぶっ飛びスプーンのフックセッティングその①ロングシリーズ
こちらのロングシリーズのセッティングは巻き中心の場合におすすめしたいセッティングです。ぶっ飛びスプーンをただ巻き中心で使う場合は、こちらを使用します。ヒラメやマゴチでも全然かかりますが、青物がばんばん回っている状況ですと、トレブルフックよりもこちらのセッティングのほうが安心だと思います。
ライトシャープ ロング
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ぶっ飛びスプーンのミナギマン的一番おすすめなセッティングになります。シングルフックの二本使用になります。ワラサやブリにも通用するフックセッティングです。もちろんヒラメなどフラットフィッシュも狙うことも可能です。使うフックはジャンプライズ製のライトシャープ ロングを使いましょう。
MHとMMHの2つがあると思いますが、以下を参考にして選びましょう。サーフなら基本はMHで良いと思います。
MHは6kgの青物まで
MMH10kgの青物まで
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公式から
ライトシャープは、過酷な実釣テスト辛味ちび出された線経と内傾斜を強めた独自の形状によりシーバスから青物まで対応できる強い強度を持ちながら初期貫通力を長く維持することが可能。比重の大きなルアーに装着するとバラシを大幅に軽減。
ライトシャープロングはフッキング重視のフックになります。次で紹介するラフボトムは根掛かり回避性能が重視されていますが、根のないサーフならば、ライトシャープロングを選べば問題ないです。初期貫通能力の維持はサーフアングラーにとっては嬉しいですよね。
フックは90度と270度方向に抱き合わせるようにセッティングすると、シングルフックの弱点であるフッキング率を大幅に高めることができます。
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ラフボトム ショート ロング
ラフボトムショートロングは、ボトムが荒いときや根掛かりの可能性があるときに使用しましょう。遠州灘サーフではあまり出番がないかもしれませんが、場所によっては根がありますので、1つ持っておくと安心です。基本的なセッティングは上記のライトシャープシリーズと同じで、フックを抱き合わせるようにセッティングしてください。
公式から
ラフボトムは、ライトシャープシリーズよりもワイド&内傾斜を強めた独自形状のフックにより底質がハードなサーフや地形の荒い岩礁等に完全対応。根掛かりを大きく減らし、フックポイントの劣化を大幅に軽減。初期貫通能力を更に高く維持します。
ラフボトムにもMHとMMHの2つがあります。ライトシャープロングよりも頑丈です。
MHは8kgの青物まで
MMH15kgの青物まで
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ぶっ飛びスプーンのフックセッティングその②トレブルフック+アシストフック
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2つ目におすすめなフックセッティングは、トレブルフック+アシストフックです。メタルジグスタイルですね。アシストフックのみやトレブルフックのみでも可能ですが、フッキングを重視されるかたはこのセッティングがおすすめです。
先程紹介したロングバージョンとの違いは、こちらは主にフラットフィッシュ狙いのときにおすすめなセッティングです。ヒラメやマゴチはバイトが上手ではないので、フッキング率を高めたいときに使用します。またフォール中心の誘いのときにも、こちらのセッティングがおすすめです。下から食いあげてくるバイトにも対応できます。
ジャンプライズ製のトレブルフックは、がまかつとコラボして作られたので、高品質なフックになります。コスパは決して良くはありませんが、高品質で頑丈なフックを求めている人におすすめしたいトレブルフックになります。また100本セットは少しお得に買えます。
#3と#4がございますが、Amazonでは#3しか確認できませんでした。
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アシストフックはライトシャープシリーズのフックを使用しており、ラフボトムシリーズのフックはございません。ロングシリーズと違うところは組糸の長さです。アシストフックは一番長く、ぶっ飛びスプーンにも最適です。こちらもMHとMMHがございますので、対象の魚種に合わせましょう。基本はMHで大丈夫です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。ぶっ飛びスプーンのカスタマイズ性はかなり高く、今回はオーソドックスなジャンプライズ製のフックを紹介しましたが、ぶっちゃけフックは何でも大丈夫です。例えばタコベイトなんかもカスタマイズできちゃいます。
ジャンプライズ製のフックをおすすめする理由としては、社長の井上さん自らがぶっ飛びスプーンと合わせて実釣されていますので、信頼感があります。
自分だけのフックセッティングを見つけるのもぶっ飛びスプーンの楽しさかもしれません。
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