サーフ初心者

【インプレ】サーフ初心者でもシーバスとヒラメが狙えるシーバスフラットX!最初の一本としておすすめです。

シーバスフラットX
koroiko

本日はダイワから2023年4月に出たシーバスフラットXの紹介になります。実売が1万円付近で買えるので、初心者の最初のロッドとしてもかなりオススメできる商品です。狙える魚も幅広いので、最後までご覧ください。

シーバスフラットXとは

今回紹介するロッドはシーバスフラットフィッシュという2大ジャンル同時に狙える仕様となっています。

シーバスやヒラメなどの大型がかかった際に、その負荷に耐えられる性能をもち、投げやすさも兼ね備え、さらにリーズナブルな価格で提供されているので、エントリーロッドとしてはもってこいの1本となっております。

シーバスとは?フラットフィッシュとは?

「そもそもシーバス、フラットフィッシュとは?」と気になる方に向けて説明します。

シーバスとは

日本ではスーパーなどで売っている魚のスズキのことです。スズキにもマルスズキ、ヒラスズキ、タイリクスズキと種類が別れていますが、すべてシーバスです。サイズによって呼び名が変わる出世魚で、30cm以下の幼魚はセイゴ、30~60cmはフッコ、60cm以上をスズキと呼ぶのが一般的です。シーバスは引きが強く、アングラーにも人気の魚です。

シーバスは回遊魚でありながら、テトラやシェードなどの陰で休む性質があり、その付近の浅場を狙うとよいです。また、シーバスは警戒心が強いので濁ったところだと警戒心が和らぎ、広い範囲で捕食活動を行います。先ほどシーバスは回遊魚という話に触れましたが、エサがたくさんいる場所にはシーバスの群れがいることもあります。潮目などのプランクトンが多いところには小魚がいます。そのようなシーバスが好む小魚のいるポイントを狙って、遠投していくとよいです。

フラットフィッシュとは

フラットフィッシュとは、平たい魚で、ヒラメマゴチのことを言います。一年中釣れる人気の魚です。砂に身を隠しながら上を通る小魚を捕食しています。ヒラメは小魚、小さい甲殻類を好む肉食で、疑似餌となるルアー釣りに人気

フラットフィッシュでまず押さえておきたいポイントはボトムです。遠投して、着底を確認したら、砂で隠れているヒラメマゴチに見える底付近にレンジ調整しアピールしていきましょう。離岸流や根のあたりもねらい目です。根がかりするリスクはありますが、フラットフィッシュの好む小魚が滞留しています。

この2大ターゲットを狙えるのが今回紹介するシーバスフラットX。

どちらも天然ものは高級魚となります。ぜひチャレンジしてみてください!

シーバスフラットXのモデルとスペック

出典:ダイワ

モデルは全部で5種類あります。それぞれの特徴を見てみます。

86ML全長2.59mのショートモデル。ルアー重量7-35gで M(ミディアム)よりも柔らかいML(ミディアムライト)です。軽くて操作性が高いのが強み。ミノー、バイブレーションなどを使ってシーバスにアピールします。
90ML全長2.74mのオールラウンドモデル。幅広く釣り場やポイントを選択できる。シーバス狙いにオススメ。
96ML全長2.90mのロングモデル。より遠距離に投げられる仕様で、シーバス、フラットフィッシュどちらも探れる。
96M全長2.90mのロングモデル。ルアー重量10-50gでM(ミディアム)モデル。重量ルアーを扱えるので、重たいバイブレーション、大型ミノーなどで遠くのポイントに飛ばすことができます。
100Mサーフも対応できる最長のロングモデル。フラットフィッシュをメインにシーバス、ライトショアジギングを狙える仕様。

シーバスフラットXのこの5種類のモデルにはそれぞれ狙いによって得意なモデルがあります。

狙う魚によってオススメするモデル

・86ML,90MLであれば、シーバス狙い

・96ML,96Mであれば、シーバス、フラットフィッシュ狙い

・100Mであれば、シーバス、フラットフィッシュ、サーフでも使える

ロッドパワーMLは、Mよりも柔らかくLより硬いので、少し軽めのミノーやメタルジグをキャストします。浅場や、テトラ、シェードに隠れた魚を狙っていきます

ロッドパワーMの場合は、20~30gのルアーを日常的に使う場合、ちょうどよい飛び出しとルアーコントロールができます。MLよりも重いルアーを扱えるので、飛距離を出すことができ、索敵範囲も広がります

ブレーディングX

出典:ダイワ

バット部分の最外装をX状に締め上げることで、ネジレに強い構造となっています。バット部分のみの締め上げだけで大丈夫かなと不安に思う方もいるかもしれませんが、捻れた方向に強度が出るため、ブレたり変な曲がり方をしない設計となっているので、安心できる構造となっています。

Kガイド

Kガイドは、富士工業で作られているガイドです。傾斜のついた形状のおかげで、糸を自然に解いてくれるので、トラブルを回避できます。

キャストの際に、糸が絡んでしまうとラインが痛んだり、ロッド自体を破損する危険も出てきます。そのようなトラブル防止にKガイドは役立ってくれます。

おすすめルアー

シーバスフラットXでは、もちろんシーバスとフラットフィッシュ両方を狙えるルアーの選択をしていくのがよいです!

フラットフィッシュの代表となるヒラメは、普段砂場から上を見上げて小魚を捕食します。ミノーやシンペン、ジグなどでヒラメの真上を泳がせて喰わせるのがよいです。

次にシーバスの特徴としては、季節回遊する魚で時期に合わせてレンジなども変更していく必要があります。結局は、いろいろな種類のルアーを持っておく必要がありますw

この両者の特徴をまとめると、レンジ調整をしながら、ポイントを広く狙えるルアー選びをしていくとよいです。

シーバスフラットX MLだと、Bussdayのログズ124mmがオススメ!重量は22.5g。飛距離に特化しているミノーです。ミノーはレンジ調整がしやすく、ただ巻きでも充分魚にアピールできます。

シーバスフラットMだと、より重いルアーを使って飛距離を出した方がよいです。前に記事で紹介したビームドリフトのシンペンをオススメします。シンペンとはシンキングペンシルの略称で、水面直下を泳がせるミノーに似たタイプのルアーです。ミノーは浮いて、魚にアピールしますが、シンペンは沈んで泳ぎます。またナチュラルでおとなしく泳ぐことで、弱った魚を演出してアピールします。詳しくは下の記事も合わせてご覧ください。

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パイロットルアーを複数持っていると、状況によって選択幅を増やせるので、こちらのランキングも参考にしていただけたらと思います。

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サーフで使うなら100M一択

シーバスフラットXは5種類のモデルがありますが、サーフで使うとしたら100M一択です。

サーフでは広大な海に向けてキャストすることになるので、ポイントは無数にあります。そうなると、より広い範囲で投げることが釣果にもつながってきます

ロッドパワーMであれば、重いルアーも扱えます。96Mと100Mと種類がありますが、100Mの方が15cmほど長い設計となっております。もちろん長い方がより遠くに投げることができます。また、足場の高い釣り場でも有利です。

サーフで初めての竿を用意する方はシーバスフラットX100Mをオススメします。

まとめ

シーバスフラットXはモデルも多数あり、用途によっていろいろ選べる仕様になっています。何よりも魅力なのは価格です。1万円付近で用意できて、シーバス、フラットフィッシュ、青物を狙えると考えると本当にコスパが良い商品です。

低価格な最初のロッド選びで悩んでいる方は、シーバスフラットXから釣りを始めてみてはいかがでしょうか?

サーフ用に特化した、より性能を求めている方にはフラットレック5Gをオススメします。評判もとてもよく、買って間違いなしの一本です。

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ミナギマン
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遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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