【2024年】サーフの青物狙いでおすすめポッパー13選!メーカー別に最新ワームを紹介します。

ミナギマン

サーフでポッパーは使えるの?

ミナギマン
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青物が回っているときはポッパーはかなり有効だよ!

ひらめっち
ひらめっち

サーフではイワシやサバなどのベイトフィッシュ(小魚)が回遊してくるため、水面近くで魚が群れる(ナブラが発生する)ことがよくあります。このような状況で水面を意識する魚を狙う場合、ポッパーがおすすめです。目で見る釣りでもあるので興奮するはず。。。

この記事では、サーフでポッパーを使う際のメリットとデメリット、選び方について解説します。最後にサーフでおすすめなポッパーをいくつか紹介します。

サーフでポッパーを使うメリット

魚を水面に誘う効果
サーフ釣りでポッパーを使用する最大のメリットは、その派手な誘いで底にいる魚までを水面まで引き上げる能力にあります。ポッパーが発する軽快なポップ音とダイビングアクションは、特にヒラメのような底層にいる魚の捕食本能を刺激します。これは、水面近くにベイトフィッシュがいない状況でも、他のルアーには反応しない魚を釣るのに非常に効果的です。

ナブラ撃ちの楽しさ
ナブラが発生し、水面を意識した魚の回遊が確認された際には、ポッパーの使用が特に有効です。ポッパーをキャストすることで、水面を逃げ回るベイトフィッシュを模倣し、魚が狙いやすい状況を作り出すことができます。また、初心者でも簡単にナブラ撃ちを楽しむことができます。

音で捕食本能を刺激
ポッパーの特徴的な構造は、前方の大きなカップで水を受け、軽快なポップ音を発生させることにあります。活性が低い状態の魚でも、このポップ音で捕食スイッチを入れることができます。

バイトが目に見える
ダイビングペンシルとは異なり、ポッパーは水面からの視認性が高く、ダイビングさせてもボディの大半が水面上に残るため、ルアーを見失うことがありません。トッププラグの醍醐味であるダイナミックな捕食シーンを見逃すことがありません。

荒れた冬の海での使用適性
冬のサーフ釣りにおいても、ポッパーはその強みを発揮します。強い風やうねりがある状況でも、ポッパーはカップでしっかりと水を掴み、安定した泳ぎを見せます。また、ステイさせて強い引き波でアクションを付けることも可能で、強風によるラインの流れによるストレスを感じることが少ないのも大きな利点です。

サーフでポッパーを使うデメリット

高いアピール力による魚の警戒
ポッパーの大きなポップ音と派手なアクションは、魚を警戒させる可能性があります。特に同じ場所に何度もルアーを投げるときにすれやすくなりますマヅメ時(夕暮れや夜明け)のように魚の活性が高い時は、この問題はあまり顕著ではありません。

ミスバイトとバラシの増加
ポッパーはトッププラグであり、沈めることができないため、バイトは主に下から受けることになります。これにより、ミスバイトが多くなる傾向があり、フッキングしても甘くなりがちです。

飛距離の問題
ポッパーは軽量であり、形状も空気抵抗を受けやすいため、飛距離を稼ぐのが難しいです。特に遠投が必要なサーフでは、飛距離が不足することがあります。

サーフでのポッパーの選び方

まず、サーフで狙う大型魚、例えばヒラメや青物、シーバスなどに適したポッパーのサイズは90~140mmが理想的です。

広大なサーフエリアを効率的に探るためには、30~50gの重さが適しています。これは、強風下でも風の影響を受けにくいためです。小型の青物を狙う場合は、70mmサイズのポッパーも選択肢に入りますが、ここでも飛距離の確保が重要です。

ポッパーのタイプ

ポッパーのタイプに関しては、水平浮きと垂直浮きの二種類があり、それぞれ異なる特性を持ちます。水平浮きタイプは、スプラッシュを出しやすく、広範囲の魚にアピールできるため、サーフ釣りに特に適しています。また、ダイビングさせて気泡でルアーを隠すテクニックにも対応します。一方、垂直浮きタイプは、トゥイッチにより大きなポップサウンドを発生させ、移動距離が短いため、ナブラ撃ちに効果的です。

カラー選択

カラー選択においては、ポッパーが水面に浮くルアーであることを考慮し、背中側よりも腹側のカラーに注目することが重要です。シンプルなシルバーカラーやブルー系は、魚に違和感を与えにくいため、効果的です。また、濁りが強い時やダイビングアクションを多用する場合は、目立つピンクや赤系がおすすめです。

遠投性能

最後に、広大なサーフを攻める際には飛距離が大きな武器になります。そのため、構造上遠投しやすいポッパーを選ぶことが大切です。高比重のものが適しており、サイズを小さくしても重量を稼げるため、飛距離が落ちないというメリットが得られます。また、移動ウェイトを搭載したポッパーも飛行安定性が高まり、遠投時の性能が向上します。ただし、重量に頼りすぎるとアクションにキレがなくなる可能性があるため、バランスの良い選択が求められます。

ポッパーのアクション方法

ポッピング

ポッピングはポッパーを使った基本的なアクションです。この技法では、ポッパーのカップ部分に空気を含ませつつ、水中にわずかに突っ込ませることが重要です。ポッパーを真っ直ぐ引くことで、効果的なポッピングアクションを生み出すことができます。このアクションは、特に水面近くにいる活性の高い魚を狙う際に有効です。

スプラッシュ

スプラッシュアクションは、水面に水しぶきを作り出し、魚にアピールする方法です。ポッパーを水面上で滑らせるように引くことがコツです。カップが浅いポッパーでこのアクションを行うと、より効果的に水しぶきを発生させることができます。

ドッグウォーク

ドッグウォークは、ポッパーを左右に動かすアクションです。特に小魚を追っている際に効果的です。ラインを少し緩めておき、連続して張ったり緩めたりすることで、自然な魚の動きを模倣します。このアクションは、魚が警戒している時や、狭い範囲を集中的に攻めたい時に有効です。

シェイク

シェイクアクションは、ロッドを細かく震わせて水面に波紋を作り出す方法です。他のアクションに反応しない魚を誘うのに適しています。また、魚がポッパーに近づいてきたが食いつかない場合に、シェイクを加えることで食いつきを促すことができます。

シマノ

★おすすめ★熱砂 ビームポッパー 130F フラッシュブースト

ビームポッパー130Fフラッシュブーストは、シマノが2021年にリリースしたスリムタイプのフローティングポッパーです。全長130mm、重さ29gという仕様で、空気抵抗を最小限に抑えたスリムなボディデザインが特徴です。このデザインにより、飛距離の伸びが顕著になり、遠投が簡単になりました。

このポッパーの飛距離を支えるのは、ジェットブースト機構です。重心移動ウェイトが貫通シャフトとバネで支えられており、安定したロングキャストを実現します。また、着水後の迅速な泳ぎ出しも可能で、平均飛距離は71.2mに達します。これにより、サーフの沖合での青物のボイルにも対応できます。

さらに、シマノオリジナルのフラッシュブーストも搭載されています。これは、スプリングで反射板を内部に吊るし、ロッドアクションによる振動を利用して、細かくキラキラとしたフラッシングを発生させる機能です。ルアーが静止していても振動は続くため、連続したロッドワークが不要で、これまでバイトに持ち込めなかった青物を惹きつけることができます。

ビームポッパー130Fフラッシュブーストの頭部には、大きな口がデザインされており、深く広いカップが特徴です。これにより、安定したポッピングと連続するポップ音を実現し、広範囲から魚を呼び寄せることができます。スプラッシュも効果的に飛ばせるため、青物などのフィッシュイーターを引きつけるのに役立ちます。

ラインアイは貫通ワイヤー方式を採用しており、大物が掛かっても安心してやり取りを楽しむことができます。静止状態では、水面で立ち姿勢を取ることができ、これがさらなるアピール効果を生み出します。

ダイワ

ソルティーポップ95F

このポッパーは、シーバスからサゴシ、青物まで幅広い魚種をターゲットにすることができるルアーです。その最大の魅力は、スリムなボディと後方重心固定ウエイトの相乗効果により、キャスタビリティが非常に高いことです。横風や強風の中でも、飛行姿勢がブレることなく安定して飛ぶため、風の影響を受けにくいのが大きな利点です。

また、ボディの中央部を細くし、後方を太くする設計により、ロッドを立てたショートジャークでポッピングやドッグウォークアクションを容易に行うことができます。これにより、シーバスなどルアーをあまり移動させずに誘い続けたい時にも最適です。さらに、高速リトリーブを行うことで、サゴシや青物が好むスキッピングアクションを演出することが可能です。

デュエル

ハードコアバレットブル

このポッパーは、最大飛距離90mを超える驚異的な性能を誇ります。その秘密は、次世代の重心移動システム「MAG BULLET®(マグネットバレットウェイトトランスファーシステム)」にあります。このシステムは国際特許を取得しており、ルアーの飛距離とスイミング性能を大幅に向上させています。

MAG BULLET®(マグネットバレットウェイトトランスファーシステム)の機能

  • キャスティング時の性能: ウェイト球が一つの塊として動くことで、強烈な推進力を生み出し、爆発的な飛距離を実現します。
  • スイミング時の安定性: ウェイト球が腹部の強力マグネットによって固定されるため、重心のバラつきがなく、安定したスイミング性能を発揮します。


水平姿勢でのフッキング率向上
このポッパーは、魚がルアーを認識しやすい水平姿勢を保つことで、フッキング率を高めます。

大口径カップとボトルネック形状
大口径のカップとボトルネック形状により、水流抵抗を利用したショートピッチでのハイアピールアクションが可能になります。

ワイヤースルー構造
ビッグフィッシュとのやり取りにも安心なワイヤースルー構造を採用しています。大型の魚が掛かった際にも、ルアーの強度が保たれ、安定したやり取りが可能です。

マリア

ポップクイーン F105

ポップクイーンはトップウォーター釣りにおいて必要な要素が凝縮されたルアーです。このルアーは特に「ダイビング」「ポッピング」「スプラッシュ」「ドッグウォーク」といったアクションにおいて、泡、音、ポップ音を効果的に使用しています。音に関しては、青物が感じることができる400~700Hzの周波数を出すことが可能で、青物にアピールします。

ポップクイーンのもう一つの特徴は、太軸フックとスプリットリングの強度です。強力な青物に対応するため、通常はアングラーが専用のフックやスプリットに交換する必要がありますが、ポップクイーンはそのままで使用可能な強靭さを備えています。

タックルハウス

フィード ダイビングウォブラー

このルアーは、ヒラマサを含むオフショアの青物を主なターゲットとしており、水面直下で泡を纏いながらウォブリングする独特の動きをします。連続したショートジャークによって、水面直下を泡をまとって泳ぎ、テール部分に集中されたウェイトにより、浮き姿勢はほぼ垂直を保ちます。この設計により、連続ジャーク後のわずかなステイでも、ルアーは一度しっかりと水面に顔を出し、テンポの良い釣りを可能にします。

さらに、このルアーにはR-Unit2.0 Revolverが搭載されており、波間に漂う際も水と同調せず、ステイ時にも生命感を追求しています。

サーフ用には135mmサイズがおすすめです。

まとめ

サーフ用ポッパーは、その特有のサイズ、重量、形状、カラー、そして独特のアクションによって、サーフエリアでも活躍します。特にこれからの時期の青物には有効です。

その日ポッパーにしか反応しない魚もいますので、お気に入りのサーフ用ポッパーをタックルボックスに忍ばせておきましょう。

ABOUT ME
ミナギマン
ミナギマン
遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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