【デュエル】ハードコア RS8/RS10/RS12|スレた魚に効く細身シンペン!ヘビーショット・モンスターショットとの違いと使い分け
ハードコアのシンペンといえば、ヘビーショットとモンスターショット。サーフでも堤防でも、ボックスに入っていない人のほうが少ないくらいの定番ですよね。
そのハードコアシリーズに、細身のシンペン「ハードコア RS」が加わりました。ヘビーショットやモンスターショットとは何が違って、どう使い分ければいいのか。そこを中心に、僕の考えをしっかり書いていきます!

ハードコア RS8/RS10/RS12(S)は、デュエルのハードコアシリーズから出た細身のシンキングペンシル。キーワードは「スレた魚にも違和感を与えにくい、ナチュラルな誘い」です。
ヘビーショットは「ナチュラル+スロー」、モンスターショットは「飛距離+強いアピール」。この2つで大体の状況はカバーできますが、それでも食わない、スレきった魚がいるのも事実です。RSは、まさにその穴を埋めるためのシンペンだと僕は見ています。
この記事では、スペックと特徴に加えて、ヘビーショット・モンスターショット、他メーカーの細身シンペンとの比較もしていきます。

ハードコア RSのスペック
| モデル | 全長 | 重量 | フック | リング | 飛距離 |
|---|---|---|---|---|---|
| RS8 | 80mm | 9g | #10 | #2 | MAX 50m |
| RS10 | 100mm | 14g | #8 | #3 | MAX 60m |
| RS12 | 120mm | 26g | #6 | #3 | MAX 70m |
※デュエル公式・LureNewsRの情報より。3サイズともシンキングで、対応レンジはALL RANGE。価格はオープン価格、カラーは全10色です。2026年9月に発売されています。
面白いのは、RS12だけが26gとしっかり重いこと。RS8とRS10は港湾や河川で使いやすい軽めの設定、RS12はサーフや外洋でも投げられる重さです。同じシリーズでも、使う場所がはっきり分かれています。
ハードコア RSの4つの特徴
① ニューマグネット重心移動システムで飛んで、泳ぎが安定

キャストのときは、内部のウエイトがボディの最後尾まで移動して飛距離を伸ばします。泳ぐときは、お腹の強力マグネットとウエイトホールドカップでウエイトを固定。
ウエイトがしっかり固定されることで、ガタつきがなくなり、アクションのレスポンスがよくなります。さらに、余計なラトル音も出にくい。スレた魚は音にも敏感なので、この「静かさ」は細身シンペンにとって大事なポイントだと僕は考えています。
② スローでは弱波動、ファストではテールアクション
スローに巻くと弱い波動でゆらゆらとスイング。速く巻くと、スイングを抑えたテールアクションに変わります。どちらも派手すぎない、ナチュラルな動きです。
巻くスピードで泳ぎが変わるので、1本で2つの誘い方ができる。その日の魚の反応を見ながら、速度で調整できるのが強みです。
③ 連続トゥイッチでイレギュラーダート
ロッドで連続してトゥイッチを入れると、不規則に左右へダートします。チヌやメッキなどの小型回遊魚にも効く動きで、ただ巻きに反応しない日の変化球として使えます。
④ 2種類のフォール
フォールのしかたが2種類あるのも特徴です。

| フォール | 動き | 使いどころ |
|---|---|---|
| リア重心のフォール | 後ろに下がりながらローリング | ストラクチャーの奥に潜む魚に |
| フロント重心のフォール | 水平に近い姿勢で落ちる | 自然に沈むベイトを演出したいとき |
橋脚の奥や、テトラの際など、ルアーを入れにくい場所に「後ろに下がりながら」送り込めるのは、ほかのシンペンにはあまりない使い方だと思います。
- 細身ボディ+ニューマグネット重心移動システムで飛距離と安定性
- ウエイト固定でガタつき・ラトル音を抑える
- スローは弱波動のスイング、ファストはテールアクション
- 連続トゥイッチでイレギュラーダート
- リア重心・フロント重心の2種類のフォール
ヘビーショット・モンスターショットと比較してみた
ハードコアのシンペンを使っている人が一番気になるのは、「ヘビーショットやモンスターショットと何が違うのか」だと思います。ここを詳しく比べていきます。
比較① ヘビーショット
| ハードコア RS | ヘビーショット | |
|---|---|---|
| サイズ展開 | 80mm9g/100mm14g/120mm26g | 65mm15g/85mm20g/105mm30g/125mm40g |
| ボディ | 細身 | 重さの割にボディが大きい |
| 飛距離 | MAX 50〜70m | MAX 65〜90m |
| 動き | 弱波動のナチュラルなスイング | ナチュラル+スロー、極小リップで水面直下も引ける |
| 得意な魚 | スレたシーバス、マイクロベイトを追う魚 | ヒラメ・シーバス・サワラ |
ヘビーショットも「ナチュラルな泳ぎ」が持ち味ですが、ボディにボリュームがあり、極小リップで水を受けて泳ぐタイプ。RSはボディが細く、さらに一段弱い波動で見せるタイプです。
僕なら、まずはヘビーショットで広く探り、反応がない、追ってくるけど食わない、という場面でRSに替えるという順番で使います。とくにベイトが細いカタクチやシラス、サヨリのときは、細身のRSのほうがシルエットを合わせやすいはずです。
比較② モンスターショット
| ハードコア RS | モンスターショット | |
|---|---|---|
| サイズ展開 | 80mm9g/100mm14g/120mm26g | 80mm30g/95mm40g/110mm50g/125mm60g |
| 飛距離 | MAX 50〜70m | 100mオーバー |
| 沈み方 | ゆっくり | 速い(メタルジグに近い感覚) |
| アピール | 弱い(ナチュラル) | 強い |
| 得意な場面 | スレた魚、凪、近〜中距離 | 青物、荒れた日、深場、遠投 |
モンスターショットは、飛距離と強いアピールで青物を狙うシンペン。RSとは真逆の性格です。比べるというより、「強いモンスターショット」と「弱いRS」でアピールの上下を作ると考えるのがいいと思います。
サーフや堤防でナブラを追うならモンスターショット。ナブラが沈んでスレてきた、凪で水面が静か、という場面ではRSの出番です。

比較③ にょろにょろ(ジャクソン)
細身のシンペンといえば、シーバスアングラーにはおなじみのジャクソン「にょろにょろ」。極端に細長いボディで、流れに乗せて漂わせるのが得意なルアーです。
| ハードコア RS | にょろにょろ | |
|---|---|---|
| ボディ | 細身 | さらに細長い |
| 得意な使い方 | ただ巻き・トゥイッチ・2種類のフォール | 流れに乗せたドリフト、超スロー |
| 向いている場所 | 港湾・河川・サーフ(RS12) | 河川・干潟・流れのある場所 |
にょろにょろは「流れの中で漂わせる」ことに振り切ったルアー。RSは、ただ巻き、トゥイッチ、フォールと、いろいろな使い方ができる汎用型の細身シンペンです。流れの強い河川のドリフトならにょろにょろ、港湾やサーフで色々な誘いを試したいならRS、という使い分けがいいと思います。
ハードコアのシンペンの使い分けまとめ
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| 荒れている、深い、青物のナブラ | モンスターショット |
| 凪、浅い、ヒラメ・シーバス狙い | ヘビーショット |
| スレている、追うけど食わない、細いベイト | ハードコア RS |
強いルアーから弱いルアーへ。これがシンペンのローテーションの基本だと僕は考えています。
モンスターショット → ヘビーショット → RS。同じハードコアで、アピールの強さを3段階で落としていけるのは、かなり便利だと思います。

ハードコア RSの使い方
① スローなただ巻き
基本はゆっくりのただ巻き。弱い波動でゆらゆら泳がせて、スレた魚に見せていきます。シーバスの明暗部や、ヒラメが付いていそうなかけ上がりで効果的です。
② 速巻きでテールアクション
サワラや青物が回っているときは、速巻きでテールアクションを出します。ミノーやジグに反応しない青物・サワラにも効果が期待できるとされています。
③ 連続トゥイッチ
ただ巻きに反応がないときは、連続トゥイッチでイレギュラーダート。メッキやチヌ、小型の回遊魚に効く動きです。
④ フォールで食わせる
ストラクチャーの奥にはリア重心のフォール、オープンエリアではフロント重心の水平フォール。フォールのしかたを意識するだけで、攻め方の幅が広がります。
| 状況 | おすすめサイズ |
|---|---|
| 港湾・河川、マイクロベイト | RS8(80mm9g) |
| 港湾・河口のシーバス、メッキ・チヌ | RS10(100mm14g) |
| サーフ、外洋、サワラ・青物 | RS12(120mm26g) |

季節ごとの出番
RSは秋だけのルアーではありません。僕が考える季節ごとの出番は次のとおりです。
- 秋:ナブラが沈んだ後のスレた青物・サワラ、コノシロやイワシを追うシーバス
- 冬:活性が落ちたシーバスに、スローなただ巻きで
- 春:マイクロベイトパターンのシーバスに、RS8・RS10の細身シルエットで
- 夏:メッキやチヌなど、港湾の小型回遊魚にトゥイッチで

カラーの選び方
カラーは全10色です。



| カラー | おすすめの状況 |
|---|---|
| ゴーストオレンジ | 迷ったらこれ。見やすいのにクリアで万能 |
| ブルピン | 朝マヅメから日中まで |
| アカキン | 濁り潮、夕マヅメ |
| イワシ | 澄み潮、イワシパターン |
| ケイムラカタクチ | 食い渋り、スレた魚 |
| ピンクグローイワシ | 朝夕のローライト、ナイト |
| クリアーフラッシュ | 澄み潮、晴れた日 |
| マットチャートコノシロ | 濁り、コノシロパターン |
| マットパールレッドヘッド | ナイトゲーム、濁り |
| クリアー | 極小ベイトパターンの切り札 |
RSはスレた魚に使うルアーなので、僕ならゴーストオレンジ、ケイムラカタクチ、クリアーの3色から揃えます。強いカラーはモンスターショットやヘビーショットに任せて、RSは「弱い色」で揃えるのがローテーションしやすいと思います。
合わせるタックル
| 道具 | RS8・RS10 | RS12 |
|---|---|---|
| ロッド | 8〜9ft前後のシーバスロッド(L〜ML) | 9.6〜10ft前後(M〜MH) |
| リール | 2500〜3000番 | 4000番前後 |
| PEライン | 0.6〜1号 | 1〜1.5号 |
| リーダー | フロロ12〜20lb | フロロ20〜30lb |
RS8は9gと軽いので、ライトなシーバスロッドで投げるほうが扱いやすいです。サーフでRS12を使う場合は、ヘビーショットやモンスターショットと同じタックルで問題ありません。

気になるところ・注意点
- 飛距離はMAX50〜70mと、モンスターショット(100mオーバー)やヘビーショットより短め
- RS8・RS10は軽いので、向かい風の強いサーフでは扱いにくい
- アピールが弱いので、魚がどこにいるか分からない状況のサーチには向かない
- フックは細め(RS8は#10)なので、大型青物狙いではフック交換も検討したい
つまりRSは、「魚がいるのに食わない」ときに投げるルアー。最初の1本ではなく、2本目・3本目に結ぶルアーとして持っておくのが正解だと思います。
ハードコア RSはこんな人におすすめ
- ヘビーショットやモンスターショットを使っていて、もう1段弱いシンペンがほしい人
- スレたシーバスや、ナブラが沈んだ後の青物に悩んでいる人
- マイクロベイトや細いベイトの日に合わせられるシンペンを探している人
- 港湾・河川でメッキやチヌもトゥイッチで狙いたい人
よくある質問
- ハードコア RSはヘビーショットと何が違う?
-
RSはボディが細く、さらに弱い波動で泳ぐシンペンです。ヘビーショットで反応がない、スレた魚にRSを使うのがおすすめです。
- サーフで使えるのはどのサイズ?
-
サーフならRS12(120mm26g)がおすすめです。RS8・RS10は軽いので、港湾や河川向きです。
- どんな魚が釣れる?
-
シーバス、青物、サワラのほか、トゥイッチでチヌやメッキなどの小型回遊魚も狙えます。
- モンスターショットとどっちを先に買うべき?
-
青物狙いや遠投が必要な場所ならモンスターショットが先です。RSはスレた魚への2本目・3本目として持っておくのがおすすめです。
- おすすめのカラーは?
-
スレた魚向けのルアーなので、ゴーストオレンジ、ケイムラカタクチ、クリアーなど、弱めのカラーから揃えるのがおすすめです。
まとめ:ハードコアのシンペンに「弱い」選択肢が加わった
- デュエル ハードコアシリーズの細身シンキングペンシル
- 80mm9g/100mm14g/120mm26g、全10色、オープン価格
- ニューマグネット重心移動システムで飛距離と安定性
- 弱波動のナチュラルな泳ぎで、スレた魚に効く
- モンスターショット→ヘビーショット→RSでアピールを3段階に
シンペンは、強いものから弱いものへ順番に投げていくのが基本。そのいちばん最後に投げる「弱い1本」として、RSはとても使いやすい存在だと思います。
ヘビーショットやモンスターショットを持っている人ほど、RSを加える価値があります。この秋、ハードコアのシンペンを3段階で揃えてみてください!

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