【シマノ】ゲームシューズ カットラバーピンフェルトFS-092Z|465gの軽さで堤防・小磯・ゴロタを歩ける!ソールの選び方とFS-273Y・FS-081Zとの違い
堤防の先端、テトラの際、ゴロタ浜…。釣りでいちばん怖いのは、魚に逃げられることより“足を滑らせること”だと思っています。
シマノから、そんな足元の不安をなくしてくれる新作シューズ「ゲームシューズ カットラバーピンフェルト FS-092Z」が出ました。磯靴ほど大げさじゃなく、普段の堤防やゴロタで使いやすいのがポイント。全部の特徴と、ソールの選び方までまとめます!

ゲームシューズ カットラバーピンフェルト[FS-092Z]は、シマノが2026年9月に発売した防波堤や小磯で使いやすいローカットの釣り用シューズです。
ソールは、フェルト・ラバー・ピンの3つを組み合わせたシマノの「カットラバーピンフェルト」。磯靴で定番のソールを、軽くて動きやすいローカットシューズに載せたモデルです。
FS-092Zのスペック

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 品番 | FS-092Z |
| ソール | カットラバーピンフェルト |
| タイプ | ローカット |
| サイズ | 24.0/24.5/25.0/25.5/26.0/26.5/27.0/27.5/28.0/29.0cm |
| カラー | ブラック/グレー |
| 参考重量 | 465g(26.0cm) |
| 本体価格(税別) | 20,900円 |
| 発売 | 2026年9月 |
※シマノ公式より。サイズは24.0〜29.0cm(28.5cmはなし)の10サイズ、色は2色です。
FS-092Zの特徴(全部まとめ)

特徴① カットラバーピンフェルトソールでがっちりグリップ
いちばんの特徴はソール。フェルト・ラバー・ピンを適所に配置したソールで、いろいろな地形や滑りやすい足場でもしっかりグリップします。
移動するときの安定感はもちろん、大物とのファイトで踏ん張るときにも足元を支えてくれます。さらに、渡船のFRPデッキでもラバー部分が食いつくので、船から磯に渡るときのスリップも減らせます。
特徴② ローカットで足首が動かしやすい
足首まで覆うハイカットではなくローカット設計。足首の可動域が広く、歩きやすいのが特徴です。
堤防を端から端まで歩いたり、ポイントを移動しながら投げるランガンスタイルでは、この“歩きやすさ”が疲れにくさに直結します。
特徴③ 甲高幅広で日本人の足にフィット

足型は日本人の足の形に合わせた甲高幅広設計。シューレース(靴ひも)は、締め込み感の強い平紐を採用しています。
足全体を包み込むようにホールドするので、斜めの足場やゴロタでも靴の中で足がズレにくいのがポイントです。
特徴④ 高耐久素材を「1枚使い」したアッパー

靴の上の部分(アッパー)には、岩との擦れに強い高耐久素材を「1枚使い」しています。
縫い目や接着している部分が多いほど、そこから傷んでいきます。1枚で作ることで縫製と接着面を減らし、耐久性を上げているわけです。ゴロタや磯でガリガリ擦れる釣りでは大事なポイントですね。
特徴⑤ ソールの貼り付け面を守るラバーミッドソール
ソールの貼り付け面は、剥がれやすい弱点になりがち。FS-092Zはここをラバーミッドソールでしっかり保護しています。
さらにミッドソールを大きめに作ることで、ソールの面積が広くなり、滑りにくさもアップ。アッパーを守る役目も果たしています。
特徴⑥ すり減ったソールは張り替えできる
フェルトは使ううちにすり減ります。FS-092Zは、修理対応でソールの張り替えが可能。丈夫なアッパーと合わせて、長く使い続けられる作りです。
そもそも釣り用シューズのソールはどう選ぶ?
釣り用のシューズは、ソール(靴底)の種類で向いている場所が大きく変わります。ここを間違えると、滑りにくいはずの靴で逆に滑ることもあるので、ざっくり整理しておきます。
| ソール | 得意な場所 | 苦手な場所 |
|---|---|---|
| ラバー(普通のゴム底) | 乾いた堤防・砂浜・船 | 海苔や藻が付いた岩、濡れたテトラ |
| フェルト | 海苔の付いた岩・濡れた磯 | 乾いたコンクリート・砂、坂道 |
| フェルトスパイク | 磯・ゴロタ・河川 | 船のデッキ(傷が付く)、コンクリートの上 |
| カットラバーピンフェルト | 磯・ゴロタ・堤防・渡船のデッキ | 砂浜を長く歩く場面 |
カットラバーピンフェルトは、フェルトの“濡れた岩に強い”、ラバーの“乾いた場所やデッキに強い”、ピンの“食いつき”を1足で組み合わせた万能型。いろいろな場所に行く釣り人にとって、いちばん失敗しにくいソールだと思います。
逆に、サーフ(砂浜)がメインの人には、砂浜が歩きやすいラジアルソールのウェーダーやシューズが向いています。

こんな人におすすめ
- 堤防の釣りが中心で、テトラやスロープ、濡れた足場にも立つ人
- ゴロタ浜や小磯でショアジギング・エギング・ロックフィッシュをする人
- 磯靴ほど重くないシューズで、ランガンしたい人
- 渡船を使うことがある人(FRPデッキでのスリップを減らしたい)
- スニーカーや長靴で釣りをしていて、足元が不安になったことがある人
スニーカーでテトラに乗るのは本当に危ないです。海苔が付いたところは、普通のゴム底だと氷の上みたいに滑ります。釣り用シューズは“釣果アップの道具”ではなく“安全装備”だと思って選んでほしいです。

シマノの“カットラバーピンフェルト”シューズと比較
シマノには、同じカットラバーピンフェルトのソールを使ったシューズがほかにもあります。シマノ公式の情報で比べてみました。
| モデル | 参考重量(26cm) | 本体価格(税別) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ゲームシューズ FS-092Z | 465g | 20,900円 | ローカット・平紐・ソール張り替えは修理対応 |
| ジオロックゲームシューズ FS-273Y | 540g | 24,000円 | ジオロックで自分でソール交換できる |
| クイックゲームシューズ FS-081Z | 750g | 28,500円 | BOAダイヤル・アンクルベルト・非防水の磯用 |
並べてみると、FS-092Zは3つの中でいちばん軽く、いちばん安い。堤防や小磯をメインにするなら、まずはFS-092Zが選びやすいと思います。
ジオロックゲームシューズ FS-273Yとの違い
最大の違いはジオロックシステム(Aタイプ)。すり減ったソールを、修理に出さずに自分で簡単に交換できます。さらに、場所に合わせて別の種類のソールに付け替えることもできます。
重さは540gとFS-092Zより75g重く、価格は3,100円高め。釣行回数が多くてソールの減りが早い人、場所によってソールを変えたい人はFS-273Yが合っていると思います。
クイックゲームシューズ FS-081Zとの違い
こちらは本格的な磯用シューズ。BOA L+1ダイヤルで脱ぎ履きが速く、足首を固定するアンクルベルトや、爪先から側面を守るラバーミッドソールが付いています。非防水で水抜けがいいので、波をかぶるような磯でも快適です。
そのぶん重さは750gと、FS-092Zの約1.6倍。本格的な磯でのランガンならFS-081Z、堤防や小磯ならFS-092Zという棲み分けです。
他メーカーならダイワのフェルトスパイクシューズも
ダイワからは、フェルトにスパイクを組み合わせた「フェルトスパイクソールフィッシングシューズ DS-2504」が出ています。フェルトスパイクはゴロタや河川の石の上で特に強いソールです。
ただし、スパイクは船のデッキを傷つけることがあるので、渡船に乗るならカットラバーピンフェルトのほうが安心です。自分がよく行く場所で選んでください。
サイズ選びと長持ちさせるコツ
FS-092Zは甲高幅広設計なので、普段の靴と同じサイズを基準に、厚手の靴下を履くならそれも考えて選ぶのがおすすめです。秋冬は靴下が厚くなるので、試し履きできるなら厚手の靴下で試すのが一番確実です。
- 釣りから帰ったら真水で塩と砂を洗い流す
- 直射日光を避けて、風通しのいい日陰で乾かす
- フェルトの減りとピンの残りを、釣行前にチェックする
- ソールがすり減ったら張り替え(修理対応)を検討する
寒い時期の足元の防寒は、靴下やレイヤリングでも工夫できます。秋冬の服装はこちらの記事にまとめています。

ミナギマンの考察:釣りの“安全装備”は足元から
釣り道具にはお金をかけるのに、足元はスニーカーのまま…という人は意外と多いです。でも、堤防やテトラ、ゴロタでの転倒は、釣りの事故でいちばん身近なものだと思います。
FS-092Zは、本格的な磯靴ほど重くも高くもなく、それでいてソールは磯でも使われるカットラバーピンフェルト。「普段の釣りで、ちゃんとした釣り用シューズを1足」という人にちょうどいい位置にあるシューズです。
一方で、砂浜を長く歩くサーフ中心の人には向かないので、そこは間違えないように。自分がいちばんよく立つ場所に合わせて選ぶのが、いちばんの安全対策です。

よくある質問
- FS-092Zの発売日と価格は?
-
2026年9月発売、本体価格は20,900円(税別)です(シマノ公式より)。
- 防水ですか?
-
シマノ公式には防水の記載はありません。水に濡れる前提の場所では、濡れても大丈夫な靴下を合わせるのがおすすめです。
- サーフでも使える?
-
使えないことはありませんが、砂浜を長く歩くならラジアルソールなど砂浜向けのウェーダーやシューズのほうが歩きやすいです。FS-092Zは堤防・小磯・ゴロタ向きです。
- ソールがすり減ったらどうする?
-
修理対応でカットラバーピンフェルトソールの張り替えが可能です。自分でソールを交換したい場合は、ジオロックシステム搭載のFS-273Yが向いています。
- サイズはどう選ぶ?
-
甲高幅広設計なので、普段の靴と同じサイズを基準に、厚手の靴下を履くかどうかも考えて選んでください。
まとめ:堤防・小磯の“ちゃんとした1足”に
- フェルト・ラバー・ピンのカットラバーピンフェルトソールで濡れた足場もグリップ
- ローカットで歩きやすく、ランガンでも疲れにくい
- 甲高幅広・平紐で足全体をホールド
- 1枚使いアッパー+ラバーミッドソールで耐久性アップ、ソール張り替え対応
- 参考重量465g、本体20,900円、24.0〜29.0cm、ブラック/グレー
秋から冬は、堤防やゴロタで青物・アオリイカ・ロックフィッシュが楽しい季節。足元を固めて、安心して釣りに集中しましょう!

アイテム紹介の関連記事

