【SHIMANO ヒラメミノー】種類が多すぎ!?それぞれ詳しくインプレします!
シマノのヒラメミノーって種類多くない?
どれを買えばいいか迷うよね!
サーフのヒラメ釣りは非常に人気がありますね。サーフ用のルアーを選ぶ際、「ヒラメミノー」という名前を聞いたことはありませんか?今回はこの「ヒラメミノー」の種類や使い分けについてご紹介したいと思います。
「熱砂(ネッサ)」というシマノのサーフブランドからは、ヒラメ専用のルアーが多数リリースされています。ヒラメ専用ルアーには、以下の4つの条件が必要とされています。まず、自重があって飛距離が出ること。次に、しっかりとしたアクションで泳ぐこと。そして、派手で目立つ色であること。最後に、ボトムを狙えること。これらの条件を満たすルアーが求められています。
SHIMANOとは
SHIMANOは、釣り界では非常に有名で信頼性のあるブランドです。その歴史は古く、釣り用具の製造において高品質な製品を提供してきました。釣り人たちにとって、SHIMANOの製品は頼りになるパートナーとなっています。
SHIMANOのリールは特に評価が高く、釣りの種類やターゲットに応じて様々なモデルが揃っています。その優れた性能と耐久性は、釣りの楽しさを一層高めてくれます。また、リールだけでなく、ロッドやルアー、その他の釣り用具も高い品質を誇ります。
さらに、SHIMANOは釣り用具における革新的な技術を積極的に導入しています。新しい素材や機能が織り交ぜられた製品は、釣りのパフォーマンスを向上させるだけでなく、快適な釣り体験を提供してくれます。一方で、SHIMANOの一部の製品は高価であることもあり、予算に制約のある釣り人にとっては手が届かないこともあります。
熱砂(ネッサ)とは?
シマノはサーフゲームの魅力を早くから見抜き、先駆的な取り組みでヒラメ専用ミノーを市場に送り出しました。その後、ルアーやサーフ専用ロッドを開発し、ネッサというブランドを確立しました。ネッサのロゴは、ヒラメのフラットな姿と鋭い牙をイメージしています。
サーフでの釣りにおいては、ルアーに求められる性能が特に重要です。飛距離、アピール力、そして喰わせ力が欠かせません。シマノは釣り人の増加に伴うプレッシャーに対応すべく、メタルジグとワームを融合させた「熱砂メタルドライブ」や、大型ヒラメを狙ったサーフゲーム初のジョイントベイト「熱砂アーマジョイント150Sフラッシュブースト」など、現状に適した新たなルアーを開発し、サーフゲームのリーダーシップを示し続けています。
また、ネッサのロッドは、シーバスルアーよりも重い30~40g台をしっかりと振り抜くキャストフィールを重視しています。これは、シマノのロッドAR-Cの投げやすさと飛ばしやすさのコンセプトを受け継いでいます。バットには大型ヒラメを引き寄せる強靭なパワーが備わり、ティップは流れやルアーの位置、動きを正確に感知する能力を持ちます。バットとティップを一体化させ、投げやすさと扱いやすさを高めることで、サーフ専用ロッドの性能を追求しています。
ヒラメミノーの種類
それでは本題の「ヒラメミノー」について解説していきます。
シマノのヒラメミノーは大きく分けて以下の4つに分類されます。
・ヒラメミノーSR130F/130S フラッシュブースト
・熱砂 ヒラメミノー 135F/135S フラッシュブースト
・熱砂 ヒラメミノーⅢ 125F/125S ジェットブースト
・熱砂 ヒラメミノーSR 150F/150S ジェットブースト
ヒラメミノーの選び方
フラッシュブーストとジェットブースト
分かりやすい分け方の特徴として、まず、フラッシュブーストかジェットブーストかで分けることができます。フラッシュブーストはこんな感じでキラキラするシステムです↓
次にジェットブーストなんですが、実は4つ全てに採用されているんです!ですので、フラッシュブーストが好きな方は、どれを選んでもジェットブーストはありますので心配しないでください。
SR
ルアーの名前の後ろにSRと付いている種類がありますよね?SRはシャローランナーという意味で、潜行深度が浅いという意味になります。ですので、水面直下(シャロー)を探りたい場合はSRを選びましょう。フラッシュブーストなどに比べて、重要な項目になります。
サイズ
ルアーサイズも重要な項目です。130や150と書いてある意味は、130mmや150mmのサイズのルアーということを表しています。ですがヒラメミノーは150mm以外は、似たサイズがラインナップしていますね。150mmは飛距離はあまりでませんが、ベイトサイズが大きいときには有効となってきます。
フローティングとシンキング
Fとついているのはフローティングで、何もしないと水面に浮きます。Sはシンキングという意味で、なにもしないと沈みます。また、シンキングのほうが重く作られていますので、飛距離はシンキングのほうが飛びます。ヒラメミノーには全てフローティングとシンキングがありますので、最後に決めると良いでしょう。
それではそれぞれのルアーを見ていきたいと思います。
ヒラメミノーSR130F/130S フラッシュブースト
まずは一番新しいヒラメミノーSR130F/130S フラッシュブーストです。特性としてシャローレンジが得意なのと、フラッシュブーストが備わっているのが特徴です。130mmサイズなので、出番も多いミノーになります。
ルアーの潜行深度は約0.8mで、水深が1.5m以下の範囲が主な射程距離です。特に水深1m以下の遠浅なサーフエリアで得意となる、独特なショートリップデザインにこだわっています。
ルアーの自重は、フローティングが22g、シンキングが26gで、狙ったポイントへ十分なウエイトを持ちながら届けることができます。さらに、重心移動システム・ジェットブーストを備えており、遠投が可能です。
また、ボディ内部を通る従来の貫通ワイヤーとは異なり、ワイヤーがボディの外側(ボディの下側)に露出しているのも特徴です。この設計により、ワイヤーが内部を通らないため、ボディ内部の重心移動スペースが広がります。つまり、ウエイトが後方までしっかりと移動するスペースが確保されるのです。
さらに、露出したワイヤーの後部はキールの役割を果たし、安定した飛行姿勢で遠投が可能になります。このルアーは、シンキングで約80m、フローティングで約70mという抜群のキャスタビリティを持っています!
ヒラメミノー 135F/135S フラッシュブースト
シマノの熱砂ヒラメミノー135は、以下の2つのラインナップがあります。
・ヒラメミノー135s:135ミリサイズで重さが29gです。
・ヒラメミノー135f:135ミリサイズで重さが25gです。
ヒラメミノー135にもフラッシュブーストが搭載されています。ヒラメミノー135fの平均飛距離は65.7メートルで、ヒラメミノー135sは73.7メートルとのことです。
ヒラメミノーは上記のSRよりも潜航深度がかなり深くなります。
熱砂 ヒラメミノーⅢ 125F/125S ジェットブースト
ヒラメミノーⅢ 125F/125Sは上記のフラッシュブースト版とあまり差がなく、大きさも10mmほどしか変わりません。潜行深度も同様に深いです。
フラッシュブーストがあまり好きではない方はこちらの方がおすすめです。飛距離もフラッシュブースト版より劣るみたいですね。。。ですが釣れないということは一切ありませんし、かなり優秀なパイロットルアーですよ。
ヒラメミノーSR 150F/150S ジェットブースト
平均飛距離70mを超える、大きなシルエットでも遠くに飛ぶシャローランナーです。
ビッグサイズのミノーは、その大きなシルエットから強力なアピール力を持っていますが、一方で空気抵抗が大きくなり、飛距離が制限されるというジレンマがあります。しかし、ヒラメミノーSRは、ボディ内部にジェットブーストを搭載することで、この問題を解決し、驚異の平均飛距離70mを実現しています。ビッグなシルエットで存在感をしっかりと示し、リトリーブ時にはナチュラルなウォブンロールアクションで泳ぎます。上記で紹介したヒラメミノーより動きは少ないです。
特に遠浅のサーフに潜むヒラメやマゴチを狙う際には、ヒラメミノーSRが非常に使いやすいミノーです。
ヒラメミノーにおすすめなタックル
ヒラメミノーには、軽いリールと軽いロッドが相性が良いです。ヒラメミノーは操作が簡単で重さもそれほどないため、感度の良い軽いロッドがおすすめです。
去年発売されたメジャークラフトのロッド、フラットレック5Gはどうでしょうか。
リールに関しては、今年発売されたエアリティ23やヴァンキッシュ23などが非常に相性が良く、軽いリールとの組み合わせで釣りのストレスが軽減されるでしょう。
ラインについては、新しく登場したDUELのアーマード+プロがおすすめです。特に、2023年4月に発売されたフラットフィッシュタイプのものがありますので、そちらを使用しています。
まとめ
シマノのヒラメミノーは非常に優れたミノーで、サーフでの使いやすさNo.1といっても過言ではないと思っています。ですが、初心者の方はSRの意味が分からなかったりするので、今回の記事を参考に自分のフィールドに合ったヒラメミノーを選択してくださいね。おすすめは最新のヒラメミノーSRですよ。