【デプス】Bカスタムヘッド・ブレードジグ|バス用スピナーベイトの頭を持つサワラ用ブレードジグ!特徴・使い方・ソルティガやメタルマジックとの比較
デプスといえば、バス釣りをやっている人なら誰もが知っている名門メーカー。そのデプスが、まさかのサワラ用ブレードジグを出してきました。
しかもヘッドは、デプスの名作スピナーベイト「Bカスタム」譲り。バスルアーの技術がソルトでどう生きるのか。ブレードジグが乱立する今、このルアーにしかない強みはどこなのか。僕の考えをじっくり書いていきます!

Bカスタムヘッド・ブレードジグは、デプスがソルトウォーター向けに出したブレードジグ。対象はサワラや青物で、「ただ巻くだけで釣れる」ことをコンセプトにしています。
開発には、東京湾のガイド船「BASE」のキャプテンで、デプスのプロスタッフでもある甲斐拓哉さんが関わっています。東京湾のサワラゲームの最前線を知る人が監修しているというのは、心強いポイントです。
デプスの公式ウェブショップでは、全カラー・全ウエイトが売り切れになっているほどの人気ぶり(記事執筆時点)。この記事では、スペックと特徴に加えて、ソルティガ ブレードジグSSやメタルマジック・スリムなど、似ているブレードジグとの比較もしていきます。

Bカスタムヘッド・ブレードジグのスペック
| ウエイト | フック | ブレード | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 30g | 太軸シングル #1/0 | #2コロラド | 1,320円 |
| 40g | 太軸シングル #1/0 | #2コロラド | 1,320円 |
| 50g | 太軸シングル #3/0 | #2コロラド | 1,320円 |
| 60g | 太軸シングル #3/0 | #2コロラド | 1,320円 |
※デプス公式ウェブショップの情報より。カラーはオレンジゴールド、グリーンゴールド、パープルシルバー、ピンクシルバー、ブルーシルバー、ホワイトシルバーの全6色です。
面白いのは、30gでも60gでも同じ価格という点。重いウエイトほど割安になるので、60gを多用する人にはうれしい設定です。
ブレードは全ウエイト共通で、スイベルでつながった#2のコロラドブレード。丸くて水をよくつかむコロラドブレードは、回転の振動と光のアピールが強いのが特徴です。
Bカスタムヘッド・ブレードジグの5つの特徴
① スピナーベイト「Bカスタム」譲りの低重心ヘッド

このルアーの一番の特徴は、名前のとおりヘッドの形。デプスのスピナーベイト「Bカスタム」から受け継いだ低重心のヘッドが採用されています。
スピナーベイトは、ブレードを回しながら一定のレンジをまっすぐ引いてくるルアー。巻いたときに浮き上がらない、横に倒れない、というのがスピナーベイトの性能そのものです。そのノウハウを、ブレードジグに持ち込んだわけです。
② 超高速巻きでも浮き上がらず、姿勢が崩れない
サワラ狙いのブレードジグは、速巻きが基本。でも、速く巻くほどルアーは浮き上がりやすく、回転したり横を向いたりしやすくなります。
Bカスタムヘッドは低重心ヘッドのおかげで、超高速で巻いても浮き上がりや姿勢の乱れを抑え、狙ったレンジをキープしやすいとされています。広い範囲を回遊するサワラに、速いスピードでまっすぐ見せられるのは大きな強みです。
③ コンパクトなヘッドで潮の変化が分かる
ヘッドはコンパクトで、適度に水を押す設計。巻いているときに心地よい引き抵抗があり、潮の流れの変化や、流れのヨレを手元で感じ取りやすいとされています。
サワラは潮目や流れのヨレにベイトを追い込んで食べることが多い魚。ただ巻きの中で「あ、ここで重くなった」と感じられれば、そこが魚のいるポイントである可能性が高いです。
④ フラット面の明滅とブレードのフラッシング

ヘッドのフラットな面がチカチカと光る「明滅効果」と、コロラドブレードの強いフラッシング。この2つが合わさって、遠くにいるサワラにも気づかせる強いアピールを生み出します。
ブレードはスイベルでつながっているので、超高速巻きでもすぐに回り始め、安定して回り続けるとされています。
⑤ 太軸シングルフックで確実に掛ける
フックは高強度の太軸シングルフック。たわみにくく、フッキングの力を確実に伝える設計です。サワラの硬い口にしっかり刺さり、青物の強い引きにも負けにくいのが安心できるポイントです。
- スピナーベイト「Bカスタム」譲りの低重心ヘッド
- 超高速巻きでも浮き上がりにくく、姿勢が崩れにくい
- コンパクトなヘッドで、潮の変化を感じ取りやすい
- ヘッドの明滅+#2コロラドブレードのフラッシング
- 太軸シングルフックで確実にフッキング
バスルアーの技術がサワラに効く理由
「バス用のメーカーがサワラ用?」と意外に思う人もいるかもしれません。でも僕は、ブレードジグはスピナーベイトにとても近いルアーだと思っています。
どちらも「ブレードの回転でアピールしながら、一定のレンジをまっすぐ引いてくる」ルアー。違うのは、海か川か、そして巻くスピードくらいです。
スピナーベイトは、何十年もかけて「どうすれば浮き上がらないか」「どうすればまっすぐ泳ぐか」を突き詰めてきたルアーです。
その技術をブレードジグに持ち込むのは、とても理にかなっていると思います。むしろ、なぜ今までなかったのかと思うくらいです。バスルアーのメーカーがソルトに入ってくると、こういう「別の視点」が持ち込まれるのが面白いですよね。


似ているブレードジグと比較してみた
サワラ用のブレードジグは、今や各メーカーから出ている激戦区。その中で、Bカスタムヘッドはどんな位置づけなのかを比べてみます。
比較① ソルティガ ブレードジグSS(ダイワ)
| Bカスタムヘッド | ソルティガ ブレードジグSS | |
|---|---|---|
| ウエイト | 30・40・50・60g | 40・50・60・80g |
| フック | 太軸シングルのみ | シングル仕様とダブル仕様を選べる |
| 価格 | 税込1,320円(全ウエイト同じ) | 本体1,300円〜1,500円 |
| 強み | 低重心ヘッドで高速巻きの安定性 | フック仕様の選択肢、80gまでの重さ |
ソルティガ ブレードジグSSは、シングルとダブルのフック仕様を選べて、80gまであるのが強み。遠投が必要な場所や、深いレンジを攻めたいならダイワ、という選び方ができます。
一方のBカスタムヘッドは、30gから使えて、高速巻きでの安定性に特化しています。足場の低い堤防や、浅めのレンジを速く引きたい場面では、Bカスタムヘッドのほうが扱いやすいと思います。
比較② メタルマジック・スリム(アクアウェーブ)
| Bカスタムヘッド | メタルマジック・スリム | |
|---|---|---|
| ウエイト | 30・40・50・60g | 30・40・50・60g |
| フック | 太軸シングル | ブレードダブル#2 |
| 価格 | 税込1,320円 | 本体950円〜1,400円 |
| シルエット | ヘッド+ブレードのコンパクト | 細長いスリムボディ |
| 強み | 高速巻きの安定、潮の変化が分かる | 大きめのベイトに合わせやすい、価格 |
重さの展開はまったく同じですが、性格は違います。メタルマジック・スリムは細長いボディで大きめのベイトに合わせやすいモデル。Bカスタムヘッドは、コンパクトなシルエットで高速巻きの安定感を重視したモデルです。
フックの違いも大きいポイント。ダブルフックは掛かりやすい反面、外すのに手間がかかることも。シングルフックはバレにくく、魚へのダメージも少なめです。どちらが好みかで選ぶのもアリだと思います。
比較③ サムライジグRスピン(ダイワ)
サワラ用のジグとして定番のサムライジグRスピンは、メタルジグのボディにブレードを組み合わせたタイプ。ボディが大きく、飛距離とシルエットの大きさが強みです。
Bカスタムヘッドはそれと比べると、ヘッドが小さく、ブレードの存在感が大きいタイプ。小さいベイトを食べている日や、シルエットを小さく見せたい日はBカスタムヘッド、遠投が必要な日や大きめのベイトの日はRスピン、という使い分けがいいと思います。

比較のまとめ
| こんな日は | おすすめ |
|---|---|
| 速く巻いても浮かせたくない | Bカスタムヘッド |
| 遠投が必要、深い場所を攻めたい | ソルティガ ブレードジグSS(80g) |
| 大きめのベイト、コスパ重視 | メタルマジック・スリム |
| シルエットを大きく見せたい | サムライジグRスピン |
Bカスタムヘッド・ブレードジグの使い方
① 基本は着底→高速ただ巻き
着水したら狙いのレンジまで沈めて、あとは速巻きするだけ。サワラは速いものに反応する魚なので、「ちょっと速すぎるかな」と思うくらいの速巻きが基本です。Bカスタムヘッドは高速巻きでも姿勢が崩れにくいので、思い切って速く巻いてください。
② カウントダウンでレンジを刻む
着水後、5カウント、10カウント、15カウント…と沈める時間を変えながら巻いて、どのレンジで反応があるかを探ります。反応があったカウントを覚えておけば、次からは同じレンジを効率よく引けます。
③ 潮のヨレで重くなったら集中
巻いている途中で引き抵抗が変わったら、そこは潮の流れが変わっているポイント。ベイトが溜まりやすく、サワラが付きやすい場所なので、何度か通して集中的に探ってみてください。
④ 食わないときはストップ&ゴー
追ってくるのに食わないときは、高速巻きの途中で一瞬止めて、また巻き始める「ストップ&ゴー」が有効です。止めた瞬間にブレードがヒラヒラと落ちる動きが、食わせのきっかけになります。
| 状況 | おすすめウエイト |
|---|---|
| 港湾・足場の低い堤防 | 30g・40g |
| 一般的な堤防・サーフ | 40g・50g |
| 潮が速い、風が強い、遠投が必要 | 50g・60g |
カラーの選び方
| カラー | おすすめの状況 |
|---|---|
| ブルーシルバー | 迷ったらこれ。澄み潮のイワシパターン |
| ピンクシルバー | 朝マヅメ、少し濁りが入った日 |
| オレンジゴールド | 濁り潮、曇りの日 |
| グリーンゴールド | 濁り潮、ローライト |
| パープルシルバー | スレた魚、光量の少ない朝夕 |
| ホワイトシルバー | シラス・小型ベイトの日 |
僕なら、1本目はブルーシルバー、2本目は濁り用にオレンジゴールドを選びます。ブレードジグはブレードの光が強いので、ボディのカラーは「シルバー系」と「ゴールド系」を1本ずつ持っておくと、光の強さでローテーションできます。
合わせるタックル
| 道具 | 目安 |
|---|---|
| ロッド | 9〜10ft前後、ルアー60gまで投げられるライトショアジギングロッド |
| リール | 4000〜5000番のハイギア(速巻きしやすいもの) |
| PEライン | 1〜1.5号 |
| リーダー | フロロ25〜40lb(サワラの歯対策で太め) |
高速巻きが基本の釣りなので、ハイギアやエクストラハイギアのリールがおすすめ。巻き取り量が多いほど、楽に速く巻けます。

気になるところ・注意点
- 人気で売り切れが続いていて、入手しにくい(記事執筆時点)
- 80gのような重いウエイトはないので、深場や激流には不向き
- フックは太軸シングルのみ。ダブルフック派の人は好みが分かれるかも
- サワラの歯でリーダーを切られやすいので、リーダーはこまめにチェック
Bカスタムヘッド・ブレードジグはこんな人におすすめ
- 速巻きでブレードジグが浮き上がって困っている人
- 潮の変化を感じながら、ポイントを絞って釣りたい人
- 東京湾をはじめ、港湾・堤防のサワラゲームを楽しみたい人
- バス釣りもやっていて、デプスのルアーが好きな人
- シングルフックでバレにくさを重視したい人
よくある質問
- Bカスタムヘッド・ブレードジグはどこで買える?
-
デプスのソルトウォーター向けウェブショップで販売されています。記事執筆時点では売り切れになっているので、再入荷の情報をチェックしてください。
- 何gを買えばいい?
-
堤防やサーフなら40gが基準です。足場が低い港湾なら30g、潮が速い日や風が強い日用に50〜60gもあると安心です。
- ソルティガ ブレードジグSSとどっちがいい?
-
高速巻きでの安定感を重視するならBカスタムヘッド、80gまでの重さやダブルフック仕様がほしいならソルティガ ブレードジグSSがおすすめです。
- サワラ以外にも使える?
-
イナダ・ワラサなどの青物、サゴシ、タチウオなど、ブレードに反応する魚全般に使えます。
- ただ巻き以外の使い方はある?
-
ストップ&ゴーや、リフト&フォールも有効です。追ってくるのに食わないときは、巻きの途中で一瞬止めるのがおすすめです。
まとめ:速く巻いても崩れない、バスルアー発のブレードジグ
- デプスのスピナーベイト「Bカスタム」譲りの低重心ヘッド
- 30〜60g、全ウエイト税込1,320円、全6色
- #2コロラドブレード+太軸シングルフック
- 超高速巻きでも浮き上がりにくく、潮の変化も分かる
- ソルティガやメタルマジック・スリムと使い分けると効果的
ブレードジグはどれも同じ、と思われがちですが、作り手の考え方で性格はまったく違います。Bカスタムヘッドは「速く巻いても崩れない」ことに振り切ったブレードジグ。
速巻きでサワラを狙う人にとっては、ボックスに入れておきたい1本です。見かけたら、ぜひ手に入れてみてください!

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