【初心者サーフ講座 ヒラメ編⑤】サーフでのフローティングベストの選び方

ミナギマン

ライフジャケットっているの?

ミナギマン
ミナギマン
まごじぃ
まごじぃ

サーフでは波が来るから、絶対つけておいたほうがいいぞい

サーフフィッシングは、ヒラメやマゴチを狙うフラットフィッシュゲームであり、ソルトルアーゲームの中で人気が急上昇している釣りスタイルです。広大なサーフがメインフィールドとなり、日々変わる離岸流や地形変化を探りながら釣りを楽しむことが醍醐味です。

しかし、ランガンスタイルのサーフフィッシングでは、身軽さが求められる一方で、万が一の事故に備えて身体を守る必要もあります。そのため、ゲームベストと呼ばれるフローティングベストは現在では必須のアイテムとなっています。これは釣りの際に身軽に動き回ることができるだけでなく、ライフジャケットとしても機能するため、安全性を重視したアイテムとしてサーフアングラーに推奨されています。

今回はサーフで使いやすいおすすめなフローティングベストをご紹介させていただきます。

サーフ釣りにライフジャケットは必要?

釣りにおいてライフジャケットは欠かせないアイテムです。特に地域によっては、堤防などで釣りをする際にはライフジャケットの着用が義務化されている場所もあります。サーフフィッシングにおいても、もちろんライフジャケットの着用を強く推奨します。

フローティングベストは浮力が高いため、万が一水に流されてしまった場合でも安全性が圧倒的に高いです。また、フローティングベストは釣りに特化されているため使い勝手が非常に良く、着用することで釣りが快適に行えます。

サーフ釣りに適したライフジャケットの選び方

収納力

広大なサーフをランガンする際には、収納力が重要な要素となります。ランガンスタイルでは、たくさんのルアーを持ち運ぶ必要がありますので、フローティングベストには収納スペースが必要です。

また、魚を釣り上げた際に役立つアイテムも考慮すべきです。フィッシュグリップを取り付けることができるポイントや、プライヤーや釣り道具を収納できるポケットがあるかどうかは、非常に重要です。これらのアイテムは魚を取り扱う際に必要不可欠なものであり、事前に確認しておくことをおすすめします。

さらに、リーダーやスナップ、ハサミ、メジャーなども収納できるポケットがあると便利です。これらの小道具は釣りの際に頻繁に使用するものであり、手元にあると便利です。フローティングベストの収納ポケットが充実している場合、釣りに集中できることでしょう。

フィット感

サーフでの釣りは足場が柔らかいため、ランガンを繰り返していると相当な疲労感が生じます。

特に長時間の釣行中、フローティングベストを着用していると、肩や腰など負荷のかかる部分が痛くなることがあります。このため、フローティングベストを選ぶ際には、体にしっかりとフィットするタイプを選択することをお勧めします。適切なフィット感があれば、疲労を軽減するだけでなく、万が一流されてしまってもベストが脱げず、浮くことができる安全性も高まります。

浮力

もし万が一、海に流されてしまった場合に救助を待つ時間、しっかりと浮いていられなければフローティングベストの意味もありませんので、浮力は必ず確認しましょう。

適切な浮力の選び方についての目安は、体重の10%と言われています。例えば、体重が75kgであれば、7.5kgの浮力があるフローティングベストを選ぶと良いです。

ただし、サーフでは比較的水難事故が少ない傾向があるため、機動力を重視される方は、5kg程度の浮力のフローティングベストでも十分かもしれません。

装備品

フィット感と疲労軽減には、腰ベルトが付いているフローティングベストが非常に効果的です。

腰ベルトがあることで、肩と腰でしっかりと固定することができ、体へのフィット感が向上します。これにより、長時間の釣行でも負担を分散させることができます。

おすすめライフジャケット

レッドムーンライフジャケット サーフSP II

こちらミナギマンも使っているライフジャケットです。とにかく多機能で、使いやすく最高です。バックパックがソフトクーラーに変身したり、ルアーをそのまま収納できる便利なポケットがついていたり、大きなポーチが装備されていたりと、使い勝手に優れた機能が充実しています。

また、フィッシュグリップが砂を噛まないように肩の部分に配置されている点も地味に嬉しい特長です。これらの機能は、釣りをより快適に楽しむためにかゆい所に手が届くように設計されています。mazumeのサーフ用ライフジャケットは、使い勝手と機能性に優れたアイテムをお探しの方に強くおすすめです。

PROX フローティングゲームベスト

PROXは、コストパフォーマンスの高いフィッシングツールを展開しているメーカーです。そのため、何かをとりあえずで探している釣り人にとっても、PROX製品に多くの人が行き着くでしょう。特に、PROXのフローティングベストも大変コストパフォーマンスが高く、1万円を切る価格帯で、別体ポーチや腰用サポーターが付いた製品は他ではなかなか見かけないでしょう。

収納力も申し分なく、とりあえずの一着として十分に満足できる製品です。PROXのフローティングベストは、手頃な価格でありながらも高機能であり、多くの釣り愛好家にとって最適な選択肢となることでしょう。

ダイワ ベンチクールゲームベストIV

ダイワのハイエンドモデルは、見た目の特徴として大型の腰ベルトが目を引きます。このモデルは独自のクールシステムを備えており、夏場の不快なムレを軽減してくれます。さらに、魅力的な点としてヘッドライトホルダーが装備されています。これにより、胸のあたりにヘッドライトを取り付けることができます。

特に朝マズメ前の暗い時間から入るサーフフィッシングでは、頭にライトをつけておくことで、日が昇ってからの作業をスムーズに進めることができます。ハイエンドモデルでありながら、比較的手頃な価格帯で提供されているため、ある程度の予算で高品質な製品を求める方に特におすすめです。

フローティングゲームベスト Air サポーター付

二万円以下で、これほどハイコスパなベストは他には存在しないと断言できるほど、非常に優れた商品です。このベストには、肩の負担を軽減するためのウエストサポートベルトが装備されています。また、収納力も大容量であり、ルアーケースを2個ずつ収納することができます。

さらに、胸元にはフィッシュグリップを取り付けることができ、反対側にはポーチも付属しています。デザインもシンプルで洗練されており、非常にカッコよく、間違いなくおすすめの商品です。ハイクオリティな機能性とデザインが組み合わさった、ユーザーに満足をもたらすベストです。

フローティングベスト VF-275R XEFO トリッパーゲームベスト

釣り人の動きを科学的に分析して作り出された、動きやすいフローティングベストです。このベストは、キャストやリーリングなどの動作が非常にしやすいように設計されています。さらに、Boaシステムを採用しており、簡単かつ素早くフィット感を調整できます。

浮力帯が分割して入っているため、フィット感も増し、落水時にもしっかりと身体を浮かせてくれます。また、収納にも優れており、スマートなゲームベストです。このフローティングベストは、釣りの際に動きやすさと快適さを追求した製品であり、科学的なアプローチによって高い機能性を実現しています。Boaシステムによる簡単なフィット感の調整や、分割された浮力帯による安定性など、釣りのパフォーマンスを向上させるための工夫が随所に見られます。

WATER ROCKS ショートライフベスト WRLV-3137

価格重視のお試しにも購入しやすい、入門モデルのゲームベストです。このベストは収納ポケットも充分に備わっており、プライヤーや小物入れも付属しています。使いやすく、必要最低限の機能は全て備わっているため、八千円以下で購入できる点も魅力です。ただし、生地の耐久性は他のハイエンドモデルに比べると劣るかもしれませんので、入門として購入される場合にはおすすめですが、長期間の使用には適さないかもしれません。

この入門モデルのゲームベストは、初めてフローティングベストを試してみたい方や、お手頃な価格で釣りを楽しむ方に最適です。必要な機能が揃っているため、初心者にも扱いやすく、釣りの基本を学ぶには十分です。ただし、長期間の使用を考える場合には、耐久性に注意する必要があります。

まとめ

サーフフィッシングでの安全性と快適さを追求するなら、フローティングベストは欠かせないアイテムです。様々なメーカーから高機能で魅力的なモデルが販売されていますが、自分の釣りスタイルや予算に合ったベストを選ぶことが大切です。

自分に合ったベストを選び、安全に快適なサーフフィッシングを楽しんでください。

ABOUT ME
ミナギマン
ミナギマン
遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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