【徹底インプレ】ショアラインシャイナーZ バーティス Rレーザーインパクトがやばい!
レーザーインパクト大人気だね!
今回発売のショアラインシャイナーZ バーティス Rレーザーインパクトも使ったら驚くぞい!
ぶっ飛び系ミノーのジャンルとして確立されており、汎用性の高さでも人気を集めたショアラインシャイナーZバーティス140Fの最新モデルで、更なる改良により使いやすさが向上しました。
この記事では、ショアラインシャイナーZ バーティス Rレーザーインパクトの解説をしていきます。
レーザーインパクト
レーザーインパクトは、3Dマルチ反射構造を利用して「イワシ」などと同じ高輝度反射光を多方向に放ちます。また、泳いでいる際の反射光の明滅まで再現しています。夜間や日陰のわずかな光でも、ベイトフィッシュと同様にターゲットにアピールすることができます。
引用:ダイワ
引用:ダイワ
レーザーインパクトのコアテクノロジーは、ルアーボディ内部に搭載されているピラミッド型の多面体です。
引用:ダイワ
この形状によって、入射光と同じ方向に光を返す「再帰性反射」とボディ内部に透過させてから反射させる「鏡面反射」を同時に行います。
また、昼間はもちろんのこと、夜間や日陰のわずかな光でもターゲットにアピールすることができます。
これらの技術によって、従来ルアーより遥かに広い範囲からターゲットにアピールでき、リアルなベイトフィッシュの再現性を向上させることができました。
ショアラインシャイナーZ バーティス Rレーザーインパクトの主な特徴
ショアラインシャイナーZ バーティス Rレーザーインパクトは、4つの特徴によって他のミノーより飛距離を出し、使いやすさを向上させています。
立ち上がり性能・アクション安定性が改善
「マグロック Ver.S+R」を搭載することで、流れが速い場所でもアクションが安定し、ドリフト、アクション後のポーズ時においてもスイム姿勢を維持、急流、荒波、ファストリトリーブ時でも揉まれ難い高遊泳力を実現します。
空気抵抗低減
飛距離を出すには、ロッドのしなりやラインの摩擦を減らすだけでは限界があり、ルアーの空気抵抗を考慮する必要がありました。
そこで、ショアラインシャイナーZ バーティス Rは、できる限り空気抵抗を受けにくい丸みがありつつも細長いシルエットになっています。
これによって、水中でも水の抵抗を受け流しやすく、リアルな魚の動きを実現しやすくなっています。
大型タングステンウエイトを搭載
タングステンは、他の金属に比べて比重が大きく硬度か高いのが特徴です。
そのため、小型のルアーである程度の重さが欲しい場合などにも重宝されており、ショアラインシャイナーZ バーティス Rにも搭載されています。
これによって、ルアー内部に空間が生まれ、新たな仕組みを導入することができます。
キックバックスプリングをハーフに加工
キックバックスプリングが従来品より短くなることで、キャスト後半の内部にあるバネ押戻しが中心に留まり、失速を軽減できます。
引用:ダイワ
飛距離
エアロボディ化と大型ウエイトの搭載により、飛距離が大幅に向上しました。エアロボディは空気抵抗を低減し、ボディ後端まで大型ウエイトが移動できる構造です。さらに、大型タングステンウエイトワイヤーオシレート機構が後端まで一気に貫通しています。ウエイトオシレート重心移動のキックバックスプリングをハーフにすることで、キャスト後半のバネ押し戻しがボディ中央に留まり、失速を低減する効果もあります。これらの相乗効果により、飛距離が大幅に向上しました。
- スタンダードフローティングモデル(F): 最大飛距離77.5m、平均飛距離73.5m(当社テスト)
- スローシンキングチューンモデル(S): 最大飛距離79.5m、平均飛距離75.9m(当社テスト)
スペック
ショアラインシャイナーZ バーティス R
アイテム | タイプ | サイズ(mm) | 標準自重(g) | 色数 | 有効レンジ(cm) | アクション | 飛距離 | 標準装備フック | メーカー希望本体価格(円) |
98F | フローティング | 98 | 16.2 | 15 | 約30~80 | タイトウォブンロール | Max:70 Ave;67.2 | #4トレブルリング#3 | 2,000 |
98S | スローシンキング | 98 | 17.7 | 13 | 約50~100 | タイトウォブンロール | Max:78 Ave:75 | #4トレブルリング#3 | 2,050 |
125F | スローフローティング | 125 | 20.5 | 14 | 約50~100 | タイトウォブンロール | Max77.5 Ave73.5 | #5トレブル リング#3 | 2,200 |
125S | スローシンキング | 125 | 23 | 12 | 約50~140 | タイトウォブンロール | Max79.5 Ave75.9 | #5トレブル リング#3 | 2,250 |
140F | スローフローティング | 140 | 27 | 15 | 約30~120 | タイトウォブンロール | Max:84 Ave:82.7 | #4トレブル リング#3 | 2,300 |
140S | スローシンキング | 140 | 28.5 | 13 | 約50~140 | タイトウォブンロール | Max:87.5 Ave:85.5 | #4トレブル リング#3 | 2,350 |
飛距離に関して、前作の140Fを取り上げると最大77.5m、平均では73.5m程であったのに対して、最新作では平均して10m弱伸びていることが分かります。
ショアラインシャイナーZ バーティス R レーザーインパクト
品名 | タイプ | 全長(mm) | 標準自重(g) | 色数 | 有効レンジ(m) | アクション | 標準装備フック | 標準装備リング | 飛距離 | メーカー希望価格(円) |
125F | スローフローティング | 125 | 20.5 | 8 | 約0.5~1.0 | タイトウォブンロール | #5 | #3 | Max:77.5 Ave73.5 | 2,400 |
125S | スローシンキング | 125 | 23 | 8 | 約0.5~1.4 | タイトウォブンロール | #5 | #3 | Max:79.5 Ave:75.9 | 2,450 |
カラーバリエーション
ショアラインシャイナーZ バーティス R レーザーインパクトのカラーバリエーションは8色あります。
LIチャートバック
引用:ダイワ
LIチャートヘッドイナッ子
引用:ダイワ
LIチャートヘッドイワシ
引用:ダイワ
LIピンクイワシ
引用:ダイワ
LIブルピンイワシ
引用:ダイワ
LI不夜城
引用:ダイワ
LIレッドヘッド
引用:ダイワ
LIマックスレーザー
引用:ダイワ
オススメのタックル
今回は、キャスティングとリトリーブを繰り返すにあたって、ロッドとリールの重さが気になる方に向けて、軽量化重視のタックルをご提案します。
LATEO 110M
引用:ダイワ
LATEOシリーズは主にシーバス専用ロッドとして確立していますが、中にはサーフでも使えるモデルも登場しています。
その中でも110Mは大型魚にも対応できる強度と遠投性に優れており、尚且つ自重が163gと軽量化も施されています。
ルビアス (LT4000-CXH)
引用:ダイワ
4000番台のリールでは300g前後が多い中で、このリールは215gまで軽量化しています。
特徴
モノコックボディ
引用:ダイワ
カーボン繊維が織り込まれたカーボン樹脂で設計し、モノコックボディによって、軽量化を図り強度を向上させています。
LC-ABS(ロングキャスト-ABS)
引用:ダイワ
従来の製品より5%の飛距離アップを実現させている。
使ってみた感想
飛距離について、公表されたデータによると、最大飛距離は77.5メートルで、平均飛距離は73.5メートルです。比較として、SLZ-バーティス120Fの最大飛距離は71メートル、平均飛距離は66.5メートルでした。
この向上の要因として、単純にウェイトが増加したことも一因でしょうが、さらに注目すべきは飛行姿勢の安定性が向上したことです。重心移動機構「マグロック+R Ver.S」やボディ形状のリデザインによる変更が相乗効果を生み出し、キャストによる飛距離のバラつきが少なくなりました。
このミノーは、しっかりとキャストが決まった時の飛距離はもちろんのこと、それなりのキャストで飛行姿勢が乱れてもすぐに修正されて飛んで行くため、長時間キャストを繰り返すゲームでも気楽に投げることができます。
一般的に、重たくて飛びそうなヘビーウェイトミノーは、極端にウェイトが重いために飛行姿勢を安定させるためのコツが必要で、思ったほど飛距離を伸ばせないこともあります。しかし、この120㎜前後のショアラインシャイナーやタイドミノー、サスケ、コスケなどの定番ミノーは、安定して高い飛距離を実現するため素晴らしいとされています。その中でも、ショアラインシャイナーZバーティスR125は他のミノーよりも飛距離が抜きん出ている存在となるでしょう。
また、アクション面では、ショアラインシャイナーZから続くファットなボディが生み出すウォブンロールアクションは健在です。さらに、「マグロック+R Ver.S」の効果により、立ち上がりの改善が実感できるようになりました。荒れたコンディションのサーフやサラシの中でも使用した結果、着水後すぐに水をかんで泳ぎ出すため、フロントフックを拾ってこないこともありませんでした。
水中動画
水中動画を見て分かるように、リトリーブすると頭の位置が高くなって姿勢が乱れることが多くありますが、ショアラインシャイナーZ バーティス Rでは姿勢が乱れにくくなっています。
これにより、スレた魚に対してもリアルな挙動をしているため、食いつく可能性が高まります。
まとめ
ショアラインシャイナーZ バーティス Rレーザーインパクトは、飛距離を出すことができ、流れが速い場所でも姿勢を乱すことなくアクションし、レーザーインパクト加工によってアピールするという抜け目のないルアーに仕上がっています。
他と違うルアーをお探しの方は是非、ショアラインシャイナーZ バーティス Rレーザーインパクトの購入をおすすめします。