【DUO】ビーチウォーカー ウェッジ80S|シリーズ最小の“小型ウェッジ”はマイクロベイトの切り札になるか

ミナギマン

サーフのシンペンといえば、まず名前が挙がるのがDUOのビーチウォーカー ウェッジ。そのウェッジに、シリーズ最小の80mmサイズ「ウェッジ80S」が追加されます。

秋のサーフって、ベイトはいるのに小さすぎてルアーを見切られる…という日が本当に多いんですよね。95Sでも大きい、でもジグヘッドワームだと飛ばない。そんな「あと一回り小さいウェッジがあれば」という場面にドンピシャで来たモデルです。

この記事では、公式発表のスペックをもとに、既存のウェッジとの違いと使いどころを整理しました。

ウェッジ80Sのスペック

項目ウェッジ80S
全長80mm
重量23g
タイプ重心固定・シンキング
フック#6
リング#2
価格2,200円(税込)
カラー全13色(2026年新色2色を含む)
発売2026年10月予定

※DUO公式発表・LureNewsRの新製品情報より。

コンセプトは「95Sの基本性能と使い勝手を、そのまま最小サイズにダウンサイジング」。新しいルアーというより、あのウェッジをそのまま小さくした、と考えるとイメージしやすいです。

ウェッジシリーズ4サイズの比較

これでウェッジは80S・95S・120S・140Sの4サイズになりました。並べるとこんな感じです。

モデル全長重量役割
ウェッジ80S80mm23g食わせ重視・ライトタックル対応の最小サイズ
ウェッジ95S95mm30gどこでも使える万能オールラウンダー
ウェッジ120S120mm38g飛距離と3フックによるフッキング重視
ウェッジ140S140mm40g浮遊感と強いアピール力の大型モデル

面白いのが重さです。95Sから15mm短くなって、重さは30g→23g。サイズの割にしっかり重さが残っているんですよね。80mmで23gというのは小型シンペンとしてはかなり詰まった数字で、「小さいけど飛ばない」にならないように作られているのがわかります。

各サイズの詳しい使い分けは、シンペンのまとめ記事でも書いています。

ウェッジ80Sの特徴

① 後方重心で飛距離とバックスライドを両立

シリーズ共通の後方重心設計はそのまま。投げると後ろの重さで姿勢が安定して飛び、着水後はテールから沈んでいくバックスライドフォールになります。

着底したときに手元に「コツン」とくる明確な感触も健在とのこと。ウェッジが初心者にすすめやすい理由のひとつがこの着底のわかりやすさなので、ここが残っているのは大きいです。

② サイズダウンで、よりキレのあるハイピッチロール

アクションは振り幅を抑えた超ハイピッチロール。ボディが小さくなったぶん、95Sよりもピッチが速く、キレのある動きになっているそうです。

派手に動いて寄せるタイプではなく、小さく速く震えて「食わせる」タイプ。スレた魚や、ベイトが小さくて大きな動きを嫌う日に効いてきそうです。

③ 浮き上がりが良く、水深1〜2mのシャローでも使える

ウェッジシリーズの強みである「浮き上がりの良さ」も継承していて、水深1〜2mのシャローでも底を擦らずにじっくり引けるとされています。

遠浅のサーフや、干潮で水位が下がったタイミングでも使いやすいということですね。

どんなときに使う?ウェッジ80Sの出番

マイクロベイトの日

一番の出番はやっぱりこれ。シラスや5cm前後の小さいカタクチイワシが入っている日は、95Sや120Sだと明らかに反応が落ちることがあります。

80mmなら小型のイワシにかなり近いサイズ感。秋のサーフで「ナブラはあるのに食わない」というときのローテーション先として、まず試したい1本です。

大きいルアーに反応が渋いときのフォロー

同じ場所を95Sで通して反応がなければ、80Sで通し直す。大きいルアーで見切られた魚にもう一度チャンスを作る、というフォローの使い方です。

手前〜中距離を丁寧に探りたいとき

公式でも「手前や中距離を確実な操作感で繊細に探りたいときに活躍」と説明されています。ブレイクの手前や、離岸流の脇のヨレなど、狙いどころがはっきりしている場所を丁寧に通すのに向いていそうです。

ライトタックルでも使えるのが地味に大きい

23gという重さは、サーフロッドだけでなくシーバスロッドやエギングロッドでも投げられるウェイトとして紹介されています。

サーフ専用タックルを持っていない人や、港湾・河口でシーバスロッドを使っている人でも、そのまま流用できるのはうれしいポイントです。

ただし、ロッドの適合ルアーウエイトは必ず確認してください。エギングロッドだとMクラスでも上限が20g前後のものが多いので、フルキャストは控えめにしたほうが安心です。

ほかの小型サーフルアーとの違い

「小さくて飛ぶサーフルアー」はほかにもあります。ざっくり役割を分けるとこんな感じです。

ルアーサイズ得意なこと
ウェッジ80S80mm/23gシンペンらしい自然な食わせ。シャローもゆっくり引ける
フリッパー MB2249mm/22gブレードの強いフラッシュでアピール。さらに小さいシルエット
フリッパー iTMB3359mm/33gタングステン+ブレード。荒れた日や遠投が必要な日

ブレード系はアピール重視、ウェッジ80Sは食わせ重視。マイクロベイトの日はこの2系統を持っておくと、ローテーションがかなり組みやすくなると思います。

気になるところ・注意点

  • 80mmなので、遠投性能は95S・120Sには及ばないはず。沖のブレイクを打ちたい日は大きいサイズのほうが有利
  • 波が高い日や流れが強い日は、小型ゆえに姿勢を崩しやすい可能性がある
  • フックが#6と小さめなので、大型の青物やランカーサイズのヒラメがかかったときはドラグを無理に締めないこと

このあたりは実際に使ってみて確かめたいところです。

ウェッジ80Sのカラー

カラーは全13色。定番のビーチウォーカーカラーに、2026年新色2色が加わっています。

  • キラキラピンク キャンディー
  • ヒラメゴールド
  • ピーチグロー
  • ゴールドピンクヘッドOB
  • UVピンクフェイクベイト
  • ヒラメピンクⅡ
  • カタボシイワシ
  • UVスパークルキスGR
  • フェイクベイト
  • UVピンクシャイニーブルーGB
  • ギラマズメイワシ
  • マットピンク
  • マットチャート

迷ったら、朝マヅメや濁りにはヒラメゴールドやマットチャート、澄み潮の日中にはカタボシイワシやフェイクベイトのようなナチュラル系、という分け方がわかりやすいです。

まとめ:95Sの「もう一回り小さい版」がついに来た

  • ウェッジ80Sは80mm・23g、2026年10月発売予定のシリーズ最小モデル
  • 95Sの性能をそのまま小さくしたコンセプトで、後方重心・バックスライド・着底感は健在
  • マイクロベイトの日や、大きいルアーに渋いときのフォローが主な出番
  • シーバスロッドやエギングロッドでも投げられる重さ(適合ウエイトは要確認)
  • 遠投や荒れた日は95S・120Sと使い分け

ウェッジをすでに使っている人ほど、「このサイズが欲しかった」と感じる場面は多いと思います。秋のマイクロベイトシーズンに間に合うタイミングなので、ボックスに1つ入れておく価値はありそうです。

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遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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