【シマノ】熱砂 ニーナ120S|ヒラメミノーIIIの血統を継ぐサーフのシャロー用リップレスミノー

ミナギマン

シマノから、サーフ用の新しいリップレスミノー「熱砂 ニーナ120S」が登場しました。

サーフって、水深が浅いところほど攻めにくいんですよね。リップ付きのミノーだと底をガリガリ叩いてしまうし、シンペンだと浮き上がりすぎたり沈みすぎたり。ニーナ120Sは、まさにその「浅いサーフをどう引くか」に答えを出しにきたルアーです。

ベースになっているのは、あの熱砂 ヒラメミノーIII。この記事では、公式情報をもとにニーナ120Sの中身と使いどころを整理しました。

ニーナ120Sのスペック

項目ニーナ120S
品番XG-212Z
タイプシンキング(リップレスミノー)
全長120mm
重量24g
フック#5 × 3本
本体価格2,400円
カラー全10色
発売2026年9月

※シマノ公式・LureNewsRの新製品情報より。監修はサーフのエキスパート・堀田光哉さん。

まず目につくのは120mmで24gという重さ。サーフ用のシンペンやヘビーシンキングミノーだと、このサイズで30〜40gあるものも珍しくありません。24gはかなり軽めで、「沈めて底を引く」より「浅いレンジを引き続ける」ための重さ設定だとわかります。

ニーナ120Sの特徴

① リップレスだから、シャローで底を叩きすぎない

一番の特徴はリップがないこと。リップ付きのミノーは、リップが下に突き出ているぶん浅い場所だと底に当たりすぎてしまいます。

ニーナはリップレス形状なので、ボトムに当たっても力を適度に逃がして、泳ぎの姿勢を崩さない設計。底を「叩く」のではなく「なでる」ようなコンタクトで、地形の変化を手元で感じやすくなっているそうです。

公式では水深2m前後、テスターの堀田さんは水深1.5m前後のシャローで特に真価を発揮すると話しています。

② サーフ専用に作り直したジェットブースト

重心移動システムはシマノおなじみのジェットブースト。ただ、そのまま載せたのではなく、より低重心にして、ウェイトがボディ後方まで動けるようにしたサーフ専用設計になっています。

さらにヒラメミノーIIIの空力特性も受け継いでいるので、24gという軽さでも飛距離はしっかり出る作りです。

③ ヒラメミノーIII譲りのウォブンロール

アクションはヒラメミノーIIIでも評価の高いウォブンロール。水を押してアピールしつつ、ロールでベイトっぽさも出す、強すぎず弱すぎない動きです。

ボディには反射の強いホログラム「スケールブースト」が入っていて、サーチ用にも食わせ用にも使えるバランスになっています。

ヒラメミノーIIIとの関係

堀田さんのコメントによると、ニーナ120Sは完成度の高かったヒラメミノーIIIをベースに、ボディ形状・ウェイト配置・空気室の設計を活かしつつ、細かい調整を重ねて生まれたモデルとのこと。

つまり、ヒラメミノーIIIの飛び・動きの良さはそのままに、「浅い場所専用」に寄せた派生モデルと考えるとわかりやすいです。ヒラメミノーIIIを使っている人なら、ローテーションに組み込みやすいはず。

同じシマノのヒカゲ125Sとの違い

同じ2026年9月発売で、同じくジェットブースト搭載のシマノ製サーフルアーに「ヒカゲ125S」があります。サイズも近いので迷う人がいそうですが、役割はかなり違います。

ニーナ120Sヒカゲ125S
タイプリップレスミノーヘビーシンキングペンシル
サイズ・重さ120mm/24g125mm/40g
得意なレンジ水深1.5〜2m前後のシャロー沖・深め・荒れた日も
使いどころ遠浅サーフ、潮位が下がった時間大河川・磯・ナブラ撃ちまで万能

ざっくり言うと、浅い場所を丁寧に引くならニーナ、遠くや深いところを撃つならヒカゲ。重さが16gも違うので、同じ場所で投げ比べると泳ぐレンジもまったく変わるはずです。

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ニーナ120Sの使いどころ

遠浅のサーフ

水深が浅く、ミノーだと底を叩いてしまう遠浅サーフはニーナの本領。ボトムスレスレを水平に近い姿勢で引ける、というのはリップ付きミノーにはない強みです。

満潮から下げのタイミング

公式でも「満潮から下げにかけて、潮位が下がったエリアを効率よく探れる」と説明されています。下げで水位が落ちて、ほかのルアーだと攻めにくくなった時間帯に投入するイメージです。

払い出しや横の流れがある場所

堀田さんいわく、水をよく掴むルアーなので、わずかなラインテンションでもスローに泳ぎ続けるとのこと。払い出しや横の流れがある場所で、ルアーをその場に留めて見せる使い方も効果的だそうです。

基本はただ巻きとストップ&ゴー

操作は難しく考えなくてOK。基本はただ巻きか、ストップ&ゴー。リップレスなので巻き抵抗も軽く、初心者でも使いやすい部類に入ると思います。

狙える魚

メインはヒラメ・マゴチなどのフラットフィッシュ。ただ、シャローを引けるミノーなので、サーフに差してくるシーバスや青物にも対応できるとされています。

気になるところ・注意点

  • 24gと軽めなので、向かい風や波が高い日は飛距離・レンジキープで重いルアーに劣る可能性がある
  • シャロー特化のぶん、水深があるサーフや沖のブレイク狙いでは出番が減りそう
  • フック3本なので、ゴロタや根が多い場所では根掛かりに注意

逆に言えば、「浅いところを丁寧に引きたい」という目的がはっきりしているルアーです。手持ちのシンペンやジグと被らない役割なので、ボックスに入れる意味はありそうです。

ニーナ120Sのカラー

カラーは全10色です。

  • Aヒラメゴールド
  • S UVハデイワシ
  • Aアカキングロー
  • Aゴールドパンチ
  • Aバブルガムチャート
  • Aラメヒラメピンク
  • Aシチリアグロー
  • マットピンクイワシ
  • Tスケイワシ
  • AクリアPイワシ

サーフの定番どおり、朝マヅメや濁りにはヒラメゴールド・ゴールドパンチ、澄み潮ならTスケイワシやクリアPイワシ、という使い分けがしやすいラインナップです。

まとめ:浅いサーフの「攻めにくさ」を解消するミノー

  • ニーナ120Sは120mm・24gのリップレスミノー(シンキング)、2026年9月発売
  • ヒラメミノーIIIをベースに、サーフのシャロー専用に仕上げたモデル
  • サーフ専用設計のジェットブーストで、軽めでも飛距離を確保
  • リップレスで底を叩きすぎず、水深1.5〜2m前後のシャローが得意
  • 沖や深場はヒカゲ125Sやジグ、浅場はニーナという使い分けがわかりやすい

遠浅サーフで「ミノーは底を叩くし、シンペンはレンジが合わない」と悩んでいた人には、刺さるルアーだと思います。

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遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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