【2024年版】ヒラメに有効なZシステムの作り方を超分かりやすく解説!
皆さん、Zシステムというアシストフックシステムを聞いたことはありますか?
サーフでヒラメやマゴチに圧倒的なキャッチ率を誇るZシステムは、ユーチューバーが開発して、視聴者の皆さんの間でも話題となりましたね。自分も作って実際に釣れました。
そんなZシステムのメリットと作り方について詳しくご紹介いたします!元ネタはサーフゾンビさんのブログです。
サーフゾンビさんのブログはかなり詳しく解説しているのですが、部品が多く登場するので難しく感じました。そこで今回は初心者向けに超分かりやすく解説します!
作るのがめんどくさい方には…
まず最初にこのZシステム、作るのは結構めんどくさいです!笑
コストを抑えたい方は自分で作ってください!作るのがめんどくさい方にはこれを超おすすめします。
このフィネスヘッドはジャクソンから発売されているのですが、最初から組み立てられたZシステムになっています!
しかも上部と下部のアイがあり、どちらにも付けられて超便利。コストもそんなに掛かりません。重さの種類もたくさんあり、最近ではフィネスヘッド+パワーといった、飛距離とパワーに特化したモデルも発売されています。
自分は最近自作のZシステムよりも、このフィネスヘッドを愛用しています。最近ではマダイが釣れました!
ミナギマンイチ押しアイテム!
Zシステムのメリット
Zシステムにはメリットがたくさんあるんです!見た目だけ見ると、本当に釣れるの?と感じてしまうかもしれません。ですが、まじで釣れます!しかもバレにくい!このバレにくさは自分が一番体感しました。それではメリットを解説していきます!
① どのジグヘッドにもアシストフックを増設できる Zシステムはジグヘッドの「ラインアイ」を使用するため、どのようなジグヘッドにもトレブルフックなどのアシストフックを増設することが可能です。例えば、シンプルなジグヘッドには「アシストアイ」がないためトレブルフックを装着できませんが、Zシステムならその問題を解決します。
② 簡単に釣具屋で手に入る素材で作成できる Zシステムの素材は「スナップ」「スプリットリング」「トリプルクレン」であり、これらは釣具屋で簡単に手に入ります。特殊な加工は不要で、ただ繋げるだけで完成します。
③ 半固定装着の恩恵 ジグヘッドのフックにアシストのリングを通して半固定状態にすることで、以下のようなメリットがあります:
- ワームがずれにくい
- アシストフックがぶらぶらしないためワームの動きを阻害しない
- テーリングが起こりにくい
- ワームの尻下がりを防ぎ、即座にアクションする
④ 魚の掛かりの良さ Zシステムは魚の喰い込みが良く、多くの場合、フックが魚の口内にしっかり入り込みます。特にマゴチに関しては、サイズに関係なく丸呑みされることが多いです。
⑤ フックの針先が鈍りにくい Zシステムではフックがワーム上部に位置するため、地面に接触することが少なく、針先が鈍りにくいです。実際に2ヶ月以上針を交換せず使用しても、針先は鋭い状態を保っています。
⑥ 魚の目線からフックが隠れ、不自然さを減らす フックが上側にあるため、下からワームを見る魚にはフックが見えにくく、よりナチュラルにルアーを見せることができます。
⑦ 根がかりしにくい Zシステムは根がかりしにくく、特に石や海藻の多いエリアで効果を発揮します。遠浅サーフや急深サーフでの使用でも、そのメリットが感じられました。
⑧ バレにくい トリプルクレンを使用することで、魚が掛かってもアシストフックが外れにくく、また魚の歯からリーダーを保護する効果があります。トリプルクレンの回転する構造により、魚が暴れてもバレにくいです。
⑨ 他の魚種やフィールドにも対応 Zシステムはヒラメやマゴチだけでなく、ヒラスズキやチヌなど他の魚種にも効果的です。磯、堤防、河川、オフショアなどサーフ以外のフィールドでも結果を出しており、フィールドを選ばずに使用できます。
Zシステム作り方
使う材料はこんな感じです。どれもアマゾンなどで手に入りやすいものを使用しています。
今回は一番使用頻度の高い、14gの静ヘッドの作り方を紹介します。どのサイズを作ったらいいかわからない方は、とりあえず14gから作成してみましょう!
① アシストフック作成
アシストフック部分は以下のパーツで構成されています。
- スナップ×1
- スプリットリング×2
- トリプルクレン×1
- トレブルフック×1
これらのパーツを下の画像のようにプライヤーで繋げば完成です。トリプルクレンの穴が小さいので難しいです。
プライヤーは細いものが作りやすかったです。
② アシストフック取り付け
次に、このアシストフックをジグヘッドの上部ラインアイに取り付けます。
③ セッティングして完了
最後に、ジグヘッドのメインフックにアシストのスプリットリングを通します。トレブルフックの向きに注意しながら、ワームに刺します。これで「Zシステム」のセッティングが完了です。
使う材料(14gの場合)
作るZシステムの重さが変わると材料も変わり、混乱すると思いますので、使う材料は14g版のみ紹介します。
・静ヘッド14g
・耐力スナップ#0
・スプリットリングレギュラーワイヤー#3
・トリプルクレン#16
・トレブルフック#6
静ヘッド
おなじみ静ヘッドの14gを用意してください。
スナップ
スナップは鉄腕スナップや、LURE SNAP STRONGでも可能です。自分は下記の耐力スナップ#0を使っています。
鉄腕スナップなら#1、LURE SNAP STRONGなら#1を使用してください。
スプリットリング
スプリットリングレギュラーワイヤー#3を使用します。一つのZシステムにつき、2つ使います。
トリプルクレン
トリプルクレンは#16を使います。ダブルクレンでも代用可能です。
トレブルフック
トレブルフックはなんでもOK!トレブルフック#6や#8がおすすめです。
ワーム
ワームはなんでも問題ありませんが、エコギアのバルトやパワーシャッドなどがおすすめです。特にこのZシステムはバルトとの相性が良いと感じました。自分は黒のバルトが釣れすぎてもうなくなりました。3.5inchがおすすめです。
重要ポイント
前項で示した素材の組み合わせは一例に過ぎません。重要なポイントは次の2つです。
- クレンなどの回転体を含めること。
- アシストフックのスプリットリングをジグヘッドのメインフックに通し、半固定すること。
私が選んだZシステムの素材は、地域によっては入手できない場合があります。そのため、手に入る素材で様々な組み合わせを試し、自分の好みに合った素材やセッティングでZシステムを作り上げてください。
また、アシストフックをメインフックに掛けた際の張り具合も調整が必要です。張りが緩すぎず、かつ張りすぎない長さが好みですが、この部分もご自身の好みに応じて調整していただければと思います。
作るのがめんどくさい方は、ジャクソンのフィネスヘッドを買いましょう笑
検証中
最近は静ヘッドの進化版、ぶっ飛び静ヘッドを使用したバージョンを作ってみました。ぶっ飛び静ヘッドは下部にもアイがあるので、アシストフックを下部につけることもできます。
まとめ
このZシステムはサーフフィッシングをする方にはかなり強い味方になってくれると思います。
自分も使用していて、バレがかなり減ったのとフッキングの良さを体感できました。
みなさんもぜひ自作してみてください。今回紹介した素材以外でも代用できます。
めんどくさいなってかたはフィネスヘッドを買いましょう!