【シマノ】25スティーレにHG(ギア比7.8)追加!PGとXGのいいとこ取りの全特徴とギア比の選び方|マルイカ・シロギスに最適
カワハギ、マルイカ、タチウオ、タイラバ…船の小物釣りを1台でこなせるシマノの「スティーレ」。2025年に9年ぶりのモデルチェンジをしたリールです。
その25スティーレに、2026年9月、ハイギアの「HG」が追加されました。これまではPGとXGの2択でしたが、その間に入る真ん中のギア比です。何が良くて、誰に向いているのか、全部まとめます!

スティーレは、シマノの船釣り用の小型ベイトリール。自重145gの軽さと、船の小物釣りに必要なパワーを両立したリールで、カワハギやマルイカなど繊細な釣りから、タチウオテンヤやタイラバまで幅広く使われています。
今回追加された100HG(右)・101HG(左)はギア比7.8。シマノは「PGとXGのいいとこ取り」「圧倒的に守備範囲が広い」「ギア比選びに迷ったらまずHG」と紹介しています。

25スティーレ HGのスペック

| 項目 | 100HG(右)/101HG(左) |
|---|---|
| ギア比 | 7.8 |
| 最大巻上長 | 71cm |
| 自重 | 145g |
| 最大ドラグ力 | 3.5kg |
| スプール径/幅 | 29mm/19mm |
| 糸巻量(PE) | 1号-200m、1.5号-150m、2号-100m |
| ベアリング(ボール/ローラー) | 10/1 |
| ハンドル長 | 55mm(夢屋ハンドルBH-1・夢屋ノブA) |
| 本体価格 | 54,000円(税抜) |
| 発売 | 2026年9月 |
※シマノ公式の情報より。PE専用です。
PG・HG・XGの3タイプを比較
| 品番 | ギア比 | 最大巻上長 | 最大ドラグ | 自重 | 本体価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| 100PG/101PG | 6.4 | 58cm | 4.5kg | 145g | 54,000円 |
| 100HG/101HG(新) | 7.8 | 71cm | 3.5kg | 145g | 54,000円 |
| 100XG/101XG | 8.9 | 81cm | 3.5kg | 145g | 54,000円 |

自重と価格は3タイプとも同じ。違うのはギア比と巻上長、それにドラグ力です。HGはPGより1回転で13cm多く巻けて、XGより10cm少ないちょうど中間。最大ドラグはXGと同じ3.5kgです。
※25スティーレのコンセプトムービー(カワハギ編)。HG追加前の動画です。
25スティーレの特徴(全部まとめ)

特徴① マグネシウムフレームで145g

フレームはマグネシウム製。ステラにも使われている素材で、軽さと強さを両立し、自重145gを実現しています。船の小物釣りは一日中ロッドを持って誘い続けるので、この軽さは手首の疲れに直結します。
特徴② 55mmロングクランクのダブルハンドル

ハンドルは55mmのダブルハンドル。旧16スティーレの51mmより長くなり、巻き上げが軽く、重い仕掛けでも楽に回せるようになりました。ハンドルの重さは16スティーレXG比で約6%軽くなっていて、巻き始めや止めたときのレスポンスも良くなっています。
特徴③ パーミングしたまま操作できるクラッチ

新形状のクラッチレバーで、3本指でパーミングしたまま、親指をほとんど動かさずにクラッチを切れる。カワハギやマルイカのように、何度も仕掛けを落とし直す釣りではかなり効いてくるポイントです。
特徴④ マイクロモジュールギア&Xシップ
ギアの歯を細かくしたマイクロモジュールギアで、ノイズと振動を減らしています。さらにXシップ(ドライブギアの大径化・ギア配置の最適化・ピニオンの2点支持)で、負荷がかかっても巻きが重くなりにくい。小さなアタリを手元で感じ取る釣りでは、巻きの滑らかさが感度に直結します。
特徴⑤ HAGANEボディ&CI4+
剛性設計のHAGANEボディに、軽くて強いCI4+素材を組み合わせています。小型・軽量なのに、タチウオやマダイの引きにもたわまない作りです。
特徴⑥ SVS(手動ON/OFF)

遠心ブレーキのSVSを搭載し、手動でON/OFFできます。仕掛けを軽く投げて広く探るときはON、真下に落とすときはOFFと使い分けられます。
特徴⑦ その他の搭載技術
- S3Dスプール:回転ムラを抑え、仕掛けの落下がスムーズ
- スーパーフリースプール:クラッチを切ったときの回転が軽く、軽い仕掛けでも素早く沈む
- S A-RB:塩や砂に強いシールドベアリング
- エキサイティングドラグサウンド:ドラグが出ると音で分かる
- カーボンクロスワッシャ:滑らかで安定したドラグ性能
なお、カウンターは付いていません。タナを数字で管理したい釣りでは、ラインのマーキングで水深を把握することになります。
ギア比の選び方(釣り物別)
| 釣り物 | シマノ推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| カワハギ | XG | 誘い・回収が速く、手返しが命 |
| ショウサイフグ | XG | カットウの素早い誘いと回収 |
| マルイカ | HG | 誘いの速さと巻き上げの軽さのバランス |
| シロギス | HG | 仕掛けを引いて探る釣りに丁度いい |
| テンヤタチウオ | PG | 重いテンヤを一日しゃくる |
| タイラバ | PG | 等速巻きのしやすさとパワー |
こうして見ると、HGは「速さも欲しいけど、軽く巻きたい」釣りにぴったり。1台で複数の釣り物をやりたいならHGという考え方が分かりやすいと思います。ルアーニュースRでは、メタルスッテ(イカメタル)やバチコンでの使用も紹介されています。
僕は、ギア比で迷ったときは「一番よく行く釣り」で選ぶのが正解だと思っています。カワハギ一筋ならXG、タイラバ中心ならPG。いろいろやるならHG、という感じですね。

HGが活きる釣り:マルイカとシロギス
マルイカ
マルイカ(ケンサキイカの小型)は、小さなアタリを、ゼロテンションやわずかな誘いで取っていく繊細な釣り。アタリが出たら素早く巻き上げて乗せる必要がある一方で、落とし直しや誘い直しも頻繁です。
PGだと誘い直しが遅く、XGだと巻きが重くなりやすい。HGの71cmは、速さと軽さのバランスがちょうどいいので、シマノがマルイカにHGを推奨しているのも納得です。軽いスッテを扱うので、スーパーフリースプールで素早く落とせるのもポイントです。
シロギス
船のシロギスは、仕掛けを軽く投げてからゆっくり引いて探る釣り。PGだと回収に時間がかかり、XGだと引くスピードが速くなりすぎます。
HGなら一定のスピードで引きやすく、アタリがなければ素早く回収して投げ直せます。SVSをONにすれば、軽い仕掛けを投げてもバックラッシュしにくいのも安心です。
ラインと下巻きの目安
シマノ公式には、スプールのラインまで巻くための下巻き量の目安も載っているので、ラインを巻く前に確認しておくと安心です。船の小物釣りではPE0.6〜1号を100〜150m巻くのが一般的。スプールに適量の下巻きをして、ラインがスプールのフチ近くまで来るようにすると、仕掛けの落下がスムーズで、巻き上げスピードも安定します。
似ているリールと比較
| リール | ギア比 | 自重 | 最大ドラグ | カウンター | 本体価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|
| シマノ 25スティーレ 100HG | 7.8 | 145g | 3.5kg | なし | 54,000円 |
| シマノ 21グラップラー 150HG | 7.8 | 205g | 4kg | なし | 32,800円 |
| シマノ バルケッタBB 150HG | 7.0 | 220g | 5kg | あり(液晶) | 17,200円 |
シマノ 21グラップラー 150HGとの違い
ギア比は同じ7.8ですが、21グラップラーは205gで、スティーレより60gも重い。そのぶん価格は約2万円安く、ドラグも4kgと少し強めです。
SLJや軽めのジギングまでやるならグラップラー、小物釣りの感度と軽さを優先するならスティーレという住み分けになります。
シマノ バルケッタBB 150HGとの違い
バルケッタBBは、液晶カウンター付きで本体17,200円という手頃なモデル。タナを数字で見たい、まずは安く始めたいという人に向いています。
一方で自重は220gと重め。一日中手持ちで誘い続ける釣りでは、スティーレの145gの軽さがじわじわ効いてきます。入門はバルケッタBB、本気で突き詰めるならスティーレというステップアップがおすすめです。
前作の16スティーレからの進化
25スティーレは9年ぶりのモデルチェンジ。ハンドルが51mm→55mmに伸び、マグネシウムフレーム、マイクロモジュールギア、新形状クラッチを採用しました。16スティーレを使っている人がHGに買い替えると、巻きの軽さとクラッチ操作の快適さの違いを感じやすいと思います。

ミナギマンの考察:HGは「最初の1台」の正解になる
これまでの25スティーレは、PG(6.4)とXG(8.9)の2択で、ギア比の差がかなり大きかったんです。カワハギとタイラバの両方をやりたい人は、どちらを選んでも何かを我慢する必要がありました。
HGの7.8は、その我慢をなくすためのギア比。マルイカやシロギスはもちろん、カワハギにもタチウオにも「ちょっと速め」「ちょっと遅め」で対応できます。
54,000円という価格は安くはありませんが、1台で船の小物釣りを全部やりたい人にとっては、これ以上ない選択肢だと思います。

よくある質問
- 25スティーレHGはいつ発売?
-
100HG・101HGとも2026年9月発売です。
- PG・XGとの違いは?
-
ギア比(PG6.4/HG7.8/XG8.9)と巻上長です。自重145g、本体54,000円(税抜)は共通です。最大ドラグはPGが4.5kg、HGとXGが3.5kgです。
- カウンターは付いている?
-
付いていません。
- どの釣りにHGがおすすめ?
-
シマノはマルイカとシロギスにHGを推奨しています。複数の釣り物を1台でこなしたい人にも向いています。
- 巻けるラインは?
-
PE1号-200m、1.5号-150m、2号-100mです。PE専用です。
まとめ:迷ったらまずHG
- ギア比7.8・巻上長71cm、PGとXGの中間
- 自重145g(マグネシウムフレーム)
- 55mmハンドル・新形状クラッチ・マイクロモジュールギア
- マルイカ・シロギスに推奨、複数の釣り物にも対応
- 本体54,000円(税抜)、2026年9月発売
秋から冬はカワハギやタチウオなど、船の小物釣りが盛り上がる季節。
1台で何でもこなせるリールを探しているなら、25スティーレのHGはかなり有力な候補です!

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