【シマノ】26グラップラー300|9年ぶりのフルモデルチェンジ!コアソリッドボディ×Xプロテクトのジギングベイトリール全特徴と17グラップラーとの違い
近海ジギングのベイトリールで「価格と性能のバランスがいい1台」と言えば、シマノのグラップラーを思い浮かべる人も多いと思います。
そのグラップラーが、2017年以来、9年ぶりにフルモデルチェンジしました。オシアコンクエスト並みの剛性と言われる26グラップラー。何が変わったのか、特徴を全部まとめます!

26グラップラーは、シマノのロープロファイル型ジギング用ベイトリール。公式の説明は「高剛性・高耐久のロープロファイルモデル」で、パーミングしやすく、使い手や釣り方を選ばないオールラウンド性能がテーマです。
ラインナップは300番のHG(ギア比6.3)とXG(ギア比7.6)の2タイプで、それぞれ右・左ハンドルがあります。前作の17グラップラーには無かったXG(エクストラハイギア)が新しく追加されたのも大きなポイントです。

26グラップラーのスペック

| 品番 | ギア比 | 最大巻上長 | 自重 | 最大ドラグ | 発売 |
|---|---|---|---|---|---|
| 300HG(右) | 6.3 | 85cm | 340g | 7.5kg | 2026年4月 |
| 301HG(左) | 6.3 | 85cm | 340g | 7.5kg | 2026年6月 |
| 300XG(右) | 7.6 | 103cm | 345g | 7.0kg | 2026年4月 |
| 301XG(左) | 7.6 | 103cm | 345g | 7.0kg | 2026年6月 |
| 共通仕様 | 内容 |
|---|---|
| スプール径/幅 | 43mm/22mm |
| 糸巻量(PE) | 1.5号-500m、2号-380m、3号-250m |
| ベアリング(ボール/ローラー) | 5/1 |
| ハンドル長 | 75mm(CI4+ラウンドノブ) |
| 本体価格 | 41,000円(税抜) |
※シマノ公式の情報より。PEライン専用です。
26グラップラーの特徴(全部まとめ)

特徴① コアソリッドボディ

今回の目玉がコアソリッドボディ。アルミの一体成型ボディで、レベルワインドのプロテクターとサイドプレートまで金属で一体化しています。
ジギングでは、重いジグをシャクり続けたり、青物の強い引きを受け止めたりするので、ボディがたわむとギアの噛み合わせがずれて巻きが重くなります。ボディ全体を金属で固めることで、負荷がかかっても巻き心地が変わりにくいのがメリット。メディアで「オシアコンクエスト並みの剛性」と紹介されているのはこのためです。
特徴② HAGANEボディ&HAGANEギア
シマノの剛性設計「HAGANEボディ」と、冷間鍛造で作る高強度の「HAGANEギア」を搭載。長く使ってもギアが摩耗しにくく、巻きの滑らかさが続くのが特徴です。
特徴③ マイクロモジュールギア

ギアの歯を細かくして噛み合う歯の数を増やした「マイクロモジュールギア」。巻きのゴロつきが少なく、ジグの動きや潮の変化を手元で感じやすいのがメリットです。
特徴④ X-SHIP
ピニオンギアを2点で支えて、ギアの位置ズレを抑える技術。大きな負荷がかかったときでも、巻き上げが重くなりにくいので、大型青物とのやり取りで差が出ます。
特徴⑤ X-プロテクト(防水)
撥水処理とラビリンス構造で、海水の浸入を防ぐ防水機構。オフショアでは波しぶきを浴び続けるので、防水性能は寿命に直結します。
特徴⑥ SVS∞(インフィニティ)

遠心ブレーキのSVSインフィニティは、外部ダイヤルで調整でき、サイドプレートを開ける必要がないのが便利。キャスティングジギングや、ジグをちょっと投げて斜めに引くときにバックラッシュを抑えられます。
特徴⑦ その他の搭載技術
- エキサイティングドラグサウンド:ドラグが出るとクリック音が鳴る。魚に走られているのが音で分かる
- S3Dスプール:真円度の高いスプールで回転ムラを抑える
- SA-RB:塩や砂が入りにくいシールドベアリング
- スーパーフリースプール:クラッチを切ったときのスプールの回転を軽くし、ジグの落下を速くする
- 75mmハンドル+CI4+ラウンドノブ:前作より5mm長く、巻き上げのパワーアップ

17グラップラーとの違い
| 項目 | 26グラップラー 300HG | 17グラップラー 300HG |
|---|---|---|
| ギア比 | 6.3 | 6.2 |
| 最大巻上長 | 85cm | 84cm |
| 自重 | 340g | 325g |
| 最大ドラグ | 7.5kg | 7.0kg |
| ハンドル長 | 75mm | 70mm |
| スプール幅 | 22mm | 25mm |
| 糸巻量(PE) | 1.5号-500m/2号-380m/3号-250m | 2号-380m/3号-250m/4号-190m |
| XG(ハイギア) | あり(7.6) | なし |
| 本体価格(税抜) | 41,000円 | 37,000円 |
変わったところをまとめると、ボディの剛性アップ、ドラグ強化、ハンドル延長、XG追加。その代わり、自重は15g重くなり、価格は4,000円上がっています。
スプール幅が25mmから22mmになり、糸巻量の表記にPE1.5号-500mが加わりました。4号を巻く前提から、細いPEを長く巻く前提に変わったことが分かります。今の近海ジギングは細糸化が進んでいるので、時代に合わせた変更だと思います。
15g重くなったのは気になる人もいるかもしれません。でも、そのぶん剛性が上がっているので、重いジグを一日シャクるジギングでは、むしろ疲れにくくなる可能性もあると思います。

HGとXGの選び方
| HG(ギア比6.3) | XG(ギア比7.6) | |
|---|---|---|
| 1回転の巻き上げ | 85cm | 103cm |
| 巻き上げの力 | ◎ | ○ |
| 回収の速さ | ○ | ◎ |
| 向いている釣り | ライトジギング、近海の青物ジギング | 中深海(200m級)、速いジャーク |
| 最大ドラグ | 7.5kg | 7.0kg |
テスターの山本啓人さんは、ライトジギングならHG、中深海の200m級ならXGをすすめています。深い場所では回収に時間がかかるので、1回転で18cm多く巻けるXGの差は、1日で見ると大きくなります。
迷ったら、ジグを重く感じにくく、どの釣りにも使いやすいHGが基本だと思います。
似ているリールと比較
| リール | ギア比 | 自重 | 最大ドラグ | 本体価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|
| シマノ 26グラップラー 300HG | 6.3 | 340g | 7.5kg | 41,000円 |
| シマノ オシアコンクエスト 300HG | 6.2 | 355g | 7.5kg | 61,300円 |
| ダイワ 25ソルティガ 300 | 6.3 | 420g | 10kg | 65,900円 |
| ダイワ 25ソルティガ IC 300-C | 6.3 | 400g | 10kg | 101,000円 |
シマノ オシアコンクエストとの違い
オシアコンクエストは丸型(ラウンド)ボディの上位モデル。300HGで355g、本体61,300円です。26グラップラーは2万円以上安く、15g軽く、ロープロファイルで握りやすい。剛性を求めて丸型を選ぶ人も多いですが、26グラップラーはコアソリッドボディでその差を縮めてきています。
ダイワ 25ソルティガ 300との違い
ダイワのロープロファイル型ジギングリールの最高峰。ドラグ10kgとパワーは圧倒的ですが、自重420g・本体65,900円。大型ヒラマサやブリをガチで狙うならソルティガ、近海ジギングを快適にやるなら26グラップラーという住み分けになります。
ダイワ 25ソルティガ IC 300-Cとの違い
カウンター付きのソルティガIC。水深やジグの位置が数字で分かるのは中深海で大きな武器ですが、本体101,000円と価格は2倍以上。26グラップラーにはカウンターは付いていないので、カウンターが必要な人はこちらやシマノのカウンター付きモデルを検討するといいと思います。
26グラップラーで狙える魚と釣り
| 釣り | 水深の目安 | 対象魚 | おすすめギア |
|---|---|---|---|
| ライトジギング | 30〜80m | ワラサ・イナダ・サワラ・根魚 | HG |
| 近海青物ジギング | 50〜120m | ブリ・ヒラマサ・カンパチ | HG |
| 中深海ジギング | 150〜200m級 | アカムツ・クロムツ・根魚 | XG |
PE2号を380m巻けるので、近海の青物ジギングから中深海まで1台でカバーできるのが26グラップラーの強み。最大ドラグ7.5kgあれば、10kgクラスのブリやヒラマサとも十分やり取りできます。
ただし、20kgを超えるような大型ヒラマサやマグロを本気で狙うなら、ドラグ10kgクラスのリールのほうが安心です。自分が狙う魚の最大サイズでリールを選ぶのが失敗しないコツです。
26グラップラーが向いている人
- エントリーモデルから、長く使える1台にステップアップしたい
- 近海ジギングがメインで、ハイエンドまでは必要ない
- ロープロファイルで握りやすいリールが好き
- 1台でライトジギングから中深海まで対応したい
合わせたいタックル
26グラップラーに合わせるロッドなら、同じグラップラーシリーズのロッドが相性抜群です。

PEは1.5〜2号を300〜400m巻くのが近海ジギングの基本。リーダーはフロロ30〜50lbが目安です。シマノのベイトジギングリールの選択肢としては、オシアジガーLDもあります。

ミナギマンの考察:「ちょうどいい上位機」が帰ってきた
ジギング用ベイトリールは、1万円台のエントリーモデルと、6万円を超えるハイエンドの間がぽっかり空きがちです。26グラップラーは本体41,000円で、剛性はハイエンドに近づいたという、まさに「ちょうどいい上位機」。
特にコアソリッドボディは、価格帯を考えるとかなり贅沢な作りです。2台目のジギングリール、あるいは最初から長く使える1台を探している人には、有力な候補になると思います。
一方で、カウンターが無いこと、自重が前作より重くなったことは、人によっては気になるポイント。タイラバやスロージギングのように水深を細かく把握したい釣りなら、カウンター付きモデルも比較してみてください。
よくある質問
- 26グラップラーはいつ発売?
-
右ハンドルの300HG・300XGが2026年4月、左ハンドルの301HG・301XGが2026年6月発売です。
- 価格はいくら?
-
本体価格41,000円(税抜)で、全番手同じです。
- カウンターは付いている?
-
付いていません。カウンターが必要な場合は、カウンター付きのモデルを検討してください。
- 17グラップラーとの一番の違いは?
-
アルミ一体成型のコアソリッドボディで剛性が大きく上がったことです。XGの追加、ハンドル延長、ドラグ強化もあります。
- タイラバやSLJにも使える?
-
公式に対象釣法の記載はありません。300番クラスで自重340gあるので、近海ジギングや中深海が主な用途です。
まとめ:近海ジギングの「ちょうどいい上位機」
- 9年ぶりのフルモデルチェンジ
- アルミ一体成型のコアソリッドボディで高剛性
- HAGANE・X-SHIP・Xプロテクト・SVSインフィニティ搭載
- HG(6.3)とXG(7.6)、自重340〜345g
- 本体41,000円(税抜)
秋は青物のジギングがいちばん熱い季節。リールを新しくするなら今がいいタイミングです。
近海ジギングを長く楽しみたい人は、ぜひ26グラップラーをチェックしてみてください!

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