【インプレ】最新のフリッパーiT38は飛距離がやばい!タングステン内蔵で荒れたコンディションでも使いやすさ抜群。
あのフリッパーが進化するらしい!?
さらに飛距離がアップして、これは神ルアーになる予感!
2024年、フィッシングショーでDUOのビーチウォーカーから、フリッパーの最新作が発表されました。このフリッパー、サーフアングラーなら一度は使ったことがあるはず!飛距離抜群で、初心者アングラーでもかなり使いやすいルアーになります。
今回そんなフリッパーが、タングステン内蔵型になり、さらに荒れたコンディションでも使えるようなルアーが誕生したとのこと。
その名も「フリッパーiT38」。今回はこのフリッパーiT38について解説していきたいと思います。
DUOとは?
DUOは国内生産にこだわっており、クオリティの高さに定評があります。海外にも進出しており、世界中で愛されているメーカーです。ミナギマン的には若い世代に人気なイメージです。テスターの方にも若いかっこいい方を採用していますよね。
DUOは、高品質なルアーと革新的なデザインで知られており、アングラーから高い評価を受けています。さまざまな釣りジャンルに合わせたルアーを開発しており、サーフフィッシング、バスフィッシング、シーバスフィッシング、トラウトフィッシングなど、さまざまな釣りの分野で愛用されています。
釣り人の要望やトレンドを取り入れた革新的なデザインが特徴であり、そのデザインと品質の高さから、世界中のアングラーに支持されています。
また各地でイベントも定期的に開催されています。本社は静岡県焼津市にあり、サーフフィッシングでの開発が得意とされています。サーフ専用のブランド「ビーチウォーカー」があります。
ビーチウォーカーとは?
ビーチウォーカーシリーズのルアーはサーフからヒラメを狙うだけに開発されたルアーです。ですので、ヒラメの実績は十分です。とはいえ他の魚種が釣れないということもなく、シーバスや青物など、サーフで釣れる魚は大体釣ることができます。
サーフでは様々な状況がありますから、ビーチウォーカーからはそれぞれのシチュエーションに合わせたルアーが発売されています。例えば風が強い日は、フリッパー。凪の日はハウルなど。サーフといえばビーチウォーカー、というくらい現在は人気です。
今回のリンバー115Sもビーチウォーカーの1つになります。ビーチウォーカーシリーズは意外と数が多かったことに驚きました。
フリッパーとは?
ヒラメ用メタルジグには大きく分けて2種類あります。①シャクるメタルジグと②スイム系メタルジグです。ヒラメ用のメタルジグには、スイム系のメタルジグが多くラインナップされています。
そんなスイム系のメタルジグでも「フリッパー」はスイム系ジグの代表的な存在で、飛距離やアピール力など、全てのステータスが高く、多くのアングラーに支持されているメタルジグになります。
また、フリッパーの中にも2つのモデルがあり、通常のフリッパーと、亜鉛素材でできたフリッパーZがあります。
亜鉛素材のフリッパーは、通常のフリッパーと同じ重量でもボディの大きさが大きくなります。よりアピール力を高めたいときには亜鉛素材のフリッパーZをおすすめします。飛距離を重視するなら通常のフリッパーがおすすめです。
フリッパーiT38とは?
フリッパーiT38はタングステンを内蔵しているため、このコンパクトなデザインが高比重となっています。その結果、飛距離が向上し、ボトムトレース力もアップしています。
この製品は、Z24サイズのボディの後方内部にタングステンを内蔵しています。その理由は、タングステンを内部に組み込むことで、自重が38gになり、優れた飛距離性能が実現するからです。
さらに、この構造により、このルアーは沈みが早く、浮き上がりにくくなっています。そのため、波が高い場面や風が強い状況でも、ルアーが流されずに安定して使えます。特に、浮き上がる状況でも、しっかりと沈んでヒラメにアピールします。
また、ラインアイの位置も最適化されています。前方に配置することで、水平に近いスイム姿勢を実現し、レンジキープ力が大幅に向上します。これにより、引き抵抗も軽減され、快適な使用感を確保します。
さらに、フリッパーならではの2フック仕様も採用されています。通常のメタルジグよりもより確実にフッキングし、バラシを軽減します。
フリッパーiT38のスペック
Name | ビーチウォーカー フリッパー iT38 |
---|---|
Length | 68㎜ |
Weight | 38g |
Hook | フロント#7・リア#6 |
Ring | フックアイ#2.5 |
Price | ¥2,090(税込) |
フリッパーiT38のアクション
フリッパーiT38のアクションはただ巻きかストップ&ゴーがおすすめです。リフトアンドフォールやジャークなども反応がありますが、ストップ&ゴーを一番おすすめします。
着底させてから糸ふけを取り、巻いて着底、巻いて着底を繰り返しましょう。
初心者のかたは難しいことは考えず、とにかく遠くに飛ばすことを意識して、ただ巻きで大丈夫です。着底をしっかりすることで、フラットフィッシュの釣果を伸ばすことができますよ。
フリッパーZとの使い分け
亜鉛素材のフリッパーの使い分けですが、フリッパーiT38は荒れ気味の時や飛距離を伸ばしたいときに活躍します。サーフですと天気に左右されやすいので、フリッパーiT38は非常に出番が多くなります。40gのフリッパーを投げても、操作ができない場合は潔く諦めましょう。笑
亜鉛素材のフリッパーZは、凪の時や比較的海面が落ち着いている時、ボディサイズを大きいメタルジグを使いたいときにおすすめです。通常のフリッパーより浮き上がりが良いため、波が荒れていると着底が分かりづらくなり操作しにくくなります。通常のフリッパーでは底を引きづってしまう時には、フリッパーZを使ってみて下さい。
・荒れている時、飛距離重視のときはフリッパーiT38
・凪な時、ゆっくり誘いたいときはフリッパーZ
フリッパーiT38を使うシチュエーション
フリッパーiT38を使うシチュエーションは、2つあります。1つ目はミノーやシンペンなどで手前を探りきったあと、まだ未開のエリアへサーチする時です。飛距離が出ますので、未開のエリアまで探れるのがフリッパーiT38の強みでもあります。
2つ目は荒れていて、他のルアーでは太刀打ちできないシチュエーションです。フリッパーiT38を投げると、着底が一番分かりやすいので、荒れたときには出番が多いルアーになります。
フローティングミノー→ワーム→シンペン→フリッパーiT38
朝マズメの暗い時間は、ベイトやヒラメが手前に寄ってるから、手前から軽いルアーで手返し良く探っていくのが釣果を伸ばす秘訣だよ!
カラーラインナップ
フリッパーのデメリット
フリッパーのデメリットは、値段がメタルジグにしたら高いという点です。ジグパラなどのメタルジグに比べると、かなり高いです。あとシャクったらラインに絡まることがたまにあります。巻くだけですと問題ありません。
フリッパー以外にも言えますが、フックが丸くなりやすいのがサーフでは難点です…
動画
DUOのその他おすすめルアー
DUOには他にも優秀なルアーが多数あります。最近発売されたリンバー115Sはとても人気で、6月の話題性No.1のルアーになります。ECサイトのでも販売されており、値段も落ち着いてきました。
実績のあるルアーはウェッジです。サーフではこの2つがあれば心強いですよ!リンバーでは風に負けるときに投げていただきたいルアーです。
フリッパーに似たルアー
フリッパーと似たルアーは、SHIMANOのスピンビームです。スピンビームの方が古くから販売されており、人気度もいい勝負だと思います。どちらも釣れるルアーでかなりヒラメの実績はあります。飛距離もあまり変わらず、塗装の強度はフリッパーのほうが上回っています。スピンビームにはタングステンモデルがあるので、フリッパーよりも飛距離や沈みを優先させたい方におすすめです。値段もスピンビームのほうがお手頃です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。フリッパーiT38はサーフで1つ持っておくと必ず役に立ちます!遠くをサーチしたいときには積極的に使ってみてください。また、初心者サーフアングラーの方にもかなり使いやすいルアーですので、最初のルアーとしてもおすすめです。