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【インプレ】シマノ 24ツインパワーの特徴や性能を一番わかりやすく解説します!

24ツインパワー
ミナギマン

24ツインパワーがきたーーー!

ミナギマン
ミナギマン

今年はツインパワーの年になりそうだね!

ひらめっち
ひらめっち

24ツインパワーが遂に登場しました!

今回は24ツインパワーの特徴や性能、どこが変わったのかなど、わかりやすく解説していきます!

また、発売されましたので、インプレッションも追加しました!24/3/12更新

22ステラ、23ストラディックとの比較はこちら↓

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24ツインパワーとは?

スピニングリールの可能性を広げ続け、盤石の進化を遂げた24ツインパワー。初代モデルから現モデルまで一貫して過飾をせず、実釣における耐久性、機能的であることを追い求めてきました。この不変のコンセプトがフィールドに足しげく通うコアなアングラーに安心感を与えてくれるとともに、ツインパワーはアングラーと強固に繋がり、その一部となって体験を心に刻んでゆきます。

24ツインパワーは、合計13種類のサイズが設定されており、C2000番からC5000番までの範囲で展開されます。この幅広いサイズ展開により、ライトソルトウォーターゲームやトラウトゲーム、さらにはショアジギングゲームなど、様々な釣りに対応可能です。

24ツインパワーは、ステラに搭載されている最先端の技術インフィニティクロス、インフィニティドライブ、インフィニティループ、デュラクロス、アンチツイストフィンを搭載。

特に注目されているのが、「インフィニティループ」という機能です。この機能は、22ステラに導入されたもので、23ストラディックには搭載されていませんでした。インフィニティループは、スプールを非常に密にラインで巻き取る機能で、ハンドルを回すとスプールの上下動が遅くなり、ラインが非常に密接に巻き取られます。この状態でキャストすると、ラインの放出時の抵抗が大幅に減少し、スムーズなキャストやラインの放出が可能になります。

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デザイン


デザインは2015年以前のツインパワーを思わせるスタイルに戻り、実用的で頑丈な印象を与えるガンメタを中心としたカラーが特徴です。個人的には、このカラーリングのツインパワーの方が好みです。

重量について

前回のツインパワー(2015年から2020年モデル)では、顕著な軽量化が施され、例えば2500番のモデルは240g(2015年モデル)から210g(2020年モデル)へと軽量化されました。今回のモデルでは、2020年モデルから自重はほとんど変わらず、いくつかのモデルではわずかに5g程度の増減が見られますが、全体的にはほぼ同じ重量を維持しています。詳しくは下記ページのスペック表をご覧ください。

24ツインパワーはここがすごい!

2024年モデルのツインパワーは、以下の5つの主要な特徴を搭載しています!

  1. インフィニティループ(密巻き)
  2. インフィニティクロス
  3. インフィニティドライブ
  4. アンチツイストフィン
  5. DURAクロス

インフィニティループが注目がポイント!

ひらめっち
ひらめっち

特に注目すべき点は、インフィニティループ(密巻き)機能に加え、2022年モデルのステラに搭載されていた機能を全て取り入れていることです。これらの機能の組み合わせにより、新しいツインパワーは非常に高い性能を備えていると言えるでしょう。

さらに、新しいモデルでは、既存のモデルにも採用されていた「マイクロモジュールギアII」「HAGANEギア」「HAGANEボディ」「Xシップ」「Xプロテクト」といった従来の機能が継続して搭載されています。

質実剛健

ツインパワーは、金属ローターとHAGANEボディを基盤に、ステラから引き継がれたインフィニティクロスとインフィニティドライブを組み込み、パワーユニットの強化を実現しました。これにより、ターゲットの逃走を防ぎ、根本から引き剥がす力を発揮します。決定的な瞬間にアングラーの全力をハンドルに伝えるこの剛性感は、ツインパワーが追求する「本物」のコンセプトを体現しています。

金属ローターの採用

24ツインパワーは、金属製ローターを採用しており、高剛性かつ適切な慣性を備えています。これにより、滑らかな回転感と、たわみや歪みの抑制が可能になり、フッキングやドラグ性能の向上に貢献します。金属製ローターは、ツインパワーとステラのコアソリッドシリーズにのみ採用されており、その質実剛健なコンセプトを支えています。

まごじぃ
まごじぃ

剛性が売りなのじゃ。

ボディ設計

ツインパワーのボディには、高強度のカーボン繊維を練り込んだCI4+が使用されており、これにより高い剛性が実現されています。CI4+のみならず、アルミニウムを組み合わせることでさらなる高剛性を達成し、特に負荷のかかる部分にはアルミニウムが採用されています。

ギアの耐久性

インフィニティクロスは、ギアの耐久性を約2倍に向上させることで、パワーファイトやジャーク時のダメージを軽減し、リールの最適な状態を維持します。これにより、アングラーはより集中して釣りに臨むことができ、微細な環境変化を捉えることが可能になります。

パワフルな巻き上げ

高負荷時でも強力な巻き上げを実現するインフィニティドライブは、ハンドルノブからの力の伝達を最大化し、大物との勝負においてアングラーが主導権を握ることを可能にします。

まごじぃ
まごじぃ

大物とのやり取りでも安心なのじゃ。

インフィニティループ(密巻き)

インフィニティループにより、アングラーはラインの存在を忘れるほどの滑らかなキャストを実現し、これによりロングキャストや着水後のフォールスピードの安定がもたらされます。

ドラグ性能

デュラクロスによる新材料のドラグワッシャーは、耐摩耗性を10倍以上向上させ、バスやトラウトフィッシングからインショアまでの幅広い釣りに対応します。

アシストツインフィン

アンチツイストフィンは、ラインのたるみやスプール下部でのラインの落下を防ぐ機能を備えています。さらに、ラインがねじれた状態でスプールに巻き付くことを軽減する役割も果たします。この機能により、釣り糸の扱いがよりスムーズになり、釣り体験の向上に寄与します。

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インフィニティループ(密巻き)が搭載された!

「インフィニティループ(密巻き)」とは、スプールの上下動をゆっくりさせることで、ラインがスプールに均一かつ密に巻きつけられる機能です。この仕組みにより、キャスト時のライン放出抵抗が減少し、キャストフィールの向上や飛距離の伸びが期待できます。

ツインパワーから上のモデルが密巻き、ストラディックから下のモデルが密巻き非搭載になります。

インフィニティループは賛否両論あるから、話題によく上がるよ

ひらめっち
ひらめっち
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インプレ

密巻き技術の導入とキャスト感

私が最初に24ツインパワーを手にしたとき、22ステラから引き継がれた密巻き技術を感じ取ることができました。従来の19ヴァンキッシュと比較して、スプールに糸が3~4倍も密に巻かれていることで、ラインの重なりが少なく、スプールからのライン放出時の抵抗が劇的に減少しました。実際にキャストしてみると、その効果は明白で、まるで無重力状態でキャストしているかのような感覚に陥りました。これほどまでにスプール内のライン同士の摩擦がキャストに大きな影響を及ぼしていたとは、体験するまで気づきませんでした。

ドラグ性能の向上

密巻き技術はドラグ性能においてもその真価を発揮しています。特にドラグ初動の滑らかさが向上し、私が行った複数のテストで、ラインが1秒で30cm放出される設定でドラグを800gに設定し、その結果、24ツインパワーは22ステラと同等のドラグ性能を発揮し、前作の20ツインパワーよりも明らかに性能が向上していることを実感しました。

重量と剛性

24ツインパワーは、2500番ボディで210gという重量であり、これは近年のバス向けスピニングリールと比較してやや重めです。最初はこの重量に若干の懸念を感じましたが、実際に使用してみると、この重さが剛性と安定感を提供し、特にパワーフィネスやロングスピニングにおいて、その相性の良さを存分に発揮することを実感しました。

金属ローターによる巻き心地

金属ローターを搭載した24ツインパワーは、重さに反して意外と軽い巻き心地が特徴です。初めてこのリールを使った際、カーボン樹脂ローター搭載の19ヴァンキッシュと比べても、ライトリグを扱う上で巻き出しの軽さが全く気にならないレベルであることに驚きました。しかしながら、金属ローター特有の「止まらない」特性は、巻き止め時に若干の力を要する点を考慮する必要があります。

スプールとローターの設計

私が24ツインパワーを使って特に感心したのは、シマノが施した糸絡み防止技術の有効性です。フロロのロングリーダーを使用しても、スプールからのライン放出がスムーズで、これまでに一度も糸絡みを経験していません。これは、ベールを起こした際にローターが回転しないように完全に覆われたパーツ設計によるもので、ローターの上下動が遅いためにリールやロッドのブレが少なく、安定した巻き取りが可能でした。

ローターフィンとの比較

ライントラブル、特にバックラッシュへの懸念は、密巻き技術の導入により大きく軽減されました。新設されたローターのフィンがスプールに適度な「張り」を保ち、スプールの糸が常に均一に保たれることで、私が体験した限りでは、ライントラブルはほとんど問題になりませんでした。

コストパフォーマンス

24ツインパワーはステラの約半額でありながら、ほぼ同等のパフォーマンスを実現しています。この価格帯でこれほどの性能を持つリールが手に入るのは、非常にコストパフォーマンスが高いと感じます。リールとしての性能に問題は全くなく、複数台のリールが必要な方にもお勧めできます。

デザインと品質評価

24ツインパワーは見た目もデザインも最高で、落ち着いた大人の雰囲気を持ち、様々なロッドに合わせやすい色合いです。巻き心地、剛性感、軽快感すべてにおいて高い評価を与えられると共に、22ステラと見間違えるほどのクオリティを持っています。ただし、完全な22ステラの下位互換という点は唯一の残念なポイントですが、金属ローターと密巻き技術のおかげで、23ストラディックとは一線を画す明確な差別化が図られています。

スペック

品番ギア比実用ドラグ力(Kg)最大ドラグ力(Kg)自重(g)スプール 径(mm)/ストローク(mm)糸巻量ナイロン(号-m)糸巻量ナイロン(lb-m)糸巻量ナイロン(mm-m)糸巻量フロロ(号-m)糸巻量フロロ(lb-m)糸巻量PE(号-m)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)ハンドル長さ(mm)本体価格(円)
C2000S5.12317543/13.53-125, 4-100, 5-750.14-145, 0.16-105, 0.18-803-110, 4-85, 5-650.6-150, 0.8-110, 1-80694053,500円
C2500SXG6.32318044/13.55-110, 6-95, 8-700.16-150, 0.18-120, 0.20-954-130, 5-100, 6-800.6-200, 0.8-150, 1-120874553,500円
2500S5.12.5421047/175-110, 6-95, 8-700.16-150, 0.18-120, 0.20-954-130, 5-100, 6-800.6-200, 0.8-150, 1-120755054,000円
2500SHG5.82.5421047/175-110, 6-95, 8-700.16-150, 0.18-120, 0.20-954-130, 5-100, 6-800.6-200, 0.8-150, 1-120865554,000円
C30005.13.5921547/172.5-180, 3-150, 4-1000.25-210, 0.30-130, 0.35-1002.5-160, 3-130, 4-1001-400, 1.5-270, 2-200755054,000円
C3000MHG5.83.5921547/171.5-165, 1.7-150, 2-1308-130, 10-110, 12-850.25-125, 0.30-858-110, 10-90, 12-801-190, 1.2-150, 1.5-120865554,000円
C3000XG6.43.5921547/172.5-180, 3-150, 4-1000.25-210, 0.30-130, 0.35-1002.5-160, 3-130, 4-1001-400, 1.5-270, 2-200945554,000円
3000MHG5.73.5923547/171.5-165, 1.7-150, 2-1308-130, 10-110, 12-850.25-125, 0.30-858-110, 10-90, 12-801-190, 1.2-150, 1.5-120845555,000円
4000M5.361126052/192.5-160, 3-120, 4-900.25-165, 0.30-120, 0.35-803-110, 4-90, 5-651.2-250, 1.5-200, 2-150875555,000円
4000PG4.461126552/193.5-170, 4-150, 5-1250.30-180, 0.35-1303-190, 4-145, 5-1151-490, 1.5-320, 2-240725756,000円
4000MHG5.761126052/192.5-160, 3-120, 4-900.25-165, 0.30-120, 0.35-803-110, 4-90, 5-651.2-250, 1.5-200, 2-150935555,000円
4000XG6.261126052/193.5-170, 4-150, 5-1250.30-180, 0.35-1303-190, 4-145, 5-1151-490, 1.5-320, 2-2401015755,000円
C5000XG6.261126552/194-190, 5-150, 6-1250.35-175, 0.40-1204-170, 5-135, 6-1151.5-400, 2-300, 3-2001015756,000円

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番手ごとの紹介

  • C2000番サイズ: C2000Sはこのシリーズで唯一のモデルです。アジング、メバリング、トラウトゲームなどに適しています。このモデルの重さは175gで、シリーズ中最も軽量です。ギア比は5.1、ボールベアリングは9個を搭載しています。
  • 2500番サイズ: C2500SXG、2500S、2500SHGの3種類があります。C2500SXGは180gと最も軽量で、ハンドル1回転で87cmのラインを巻き取ることができます。エギングやバス釣りに適したサイズです。
  • 3000番サイズ: C3000、C3000MHG、C3000XG、3000MHGの4種類があります。C3000番の3機種は215gで統一されています。シーバスゲームやチニングゲームなど、幅広いソルトゲームに対応できます。
  • 4000番サイズ: 4000M、4000PG、4000MHG、4000XGの4種類から選べます。4000PGは265gで、他のモデルは260gです。特に4000PGは、大物が隠れる場面でも強力に巻き上げられる性能を持っています。
  • C5000番サイズ: C5000XGのみが設定されています。重さは265gで、ライトショアジギングゲームに最適です。57mmのロングハンドルとラウンドハンドルノブが特徴で、特に青物をターゲットにするアングラーに推奨されます。

20ツインパワーは値下げしておりお買い得になっています↓

動画

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24ツインパワーに合わせたいロッド

シマノの「エクスセンスズーム S86-96M」は、3000番サイズの24ツインパワーとの組み合わせが最適だと考えられます。

このロッドの全長は2.90メートルで、3ピースの設計により、収納時の長さは133.5センチメートルとなります。ズーム機能により、長さを30センチメートルまで調整できます。

重量は150グラムと軽量で、ブランクスの先径は1.8ミリメートルです。ルアーウェイトの適合範囲は6グラムから40グラムで、対応可能なラインはPEラインで0.6号から1.5号まで使用できます。

また、ブランクスに使用されているカーボン素材の含有率は99.2%に設計されており、高いパフォーマンスを期待できます。これらの特徴から、シーバスゲームにおいて24ツインパワーをフルに活用する際に最適なロッドと言えるでしょう。

サーフでは大抵のロッドに合うと思いますが、ネッサXRと相性が良いと思います。

まとめ

今回のリニューアルにおいて、特に注目すべき変化は、リールの剛性の大幅な向上です。24ツインパワーは、20ツインパワーに引き続き、金属製ローターとHAGANEボディを使用しており、これに加えて、ステラから取り入れたインフィニティクロスとインフィニティドライブの追加により、パワーユニットのさらなる強化が実現されました。この変更により、全体的な耐久性と性能が向上しています。

すでに発売されていますので、チェックしてみてください!

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ミナギマン
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遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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