【サーフ史上最強ルアー】ジャンプライズ かっ飛び棒をインプレ!
さて、前回はぶっ飛び君を紹介させていただきました。好評でかなりのPVがありました。今回はぶっ飛び君に並ぶジャンプライズの人気ソルトルアー、「かっ飛び棒」のご紹介になります。
かっ飛び棒は、サーフでは正直ぶっ飛び君以上に出番が多い、超信頼パイロットルアーです。迷ったときはかっ飛び棒を投げていたら釣れます。かっ飛び棒には何度も助けられました笑 今でも一番出番の多いルアーになっています。
サーフ初心者の方には少々値が張りますが、買っといて損はありません。サーフの超王道ルアー、かっ飛び棒の魅力に迫りたいと思います。
ジャンプライズとは
ジャンプライズは、ムキムキの社長、井上友樹さんが立ち上げた、ソルト商品を中心としたブランドです。主にヒラスズキや青物、ヒラメなどをターゲットとしたルアーを発売しています。
そしてなにより魅力的なのは、他のメーカーとは全く被らないオリジナルな商品を開発し続けているというところです。最近出たサーフ用の【ぶっ飛びスプーン】も他のメーカーにはない商品ですよね。
ジャンプライズの商品は、価格は少し割高ですが、釣果も抜群なルアーばかりなので、アングラーに大変人気です。また、ルアーだけではなくロッドの開発にも力を入れています。
ジャンプライズの商品は、発売すると売り切れになったり、転売されるなど、なかなか手に入れることができないことも多々あります。話題性が常にあるメーカーです。
かっ飛び棒とは
一番メインのかっ飛び棒130BRは長さ130mmのシンキングペンシルになります。38gとそれなりに重量があり、後方重心で名前通りかっ飛びます。メタルジグ並みの飛距離というのは嘘ではないですね。風のある状況ではメタルジグに飛距離は負けますが、それでも風に負けずかっ飛びますので使う状況は非常に多いです。
また38gだと凪の状況ですと重すぎるのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、安心してください。シャローライトという8g軽いモデルがあり、凪の状況でもふわふわと漂わすような誘い方ができます。シャローライトは意外と出番が多く、ナイトサーフでも自分は使っています。通常のかっ飛び棒で底をひきずってしまう人にはシャローライトが断然おすすめです。
また、ジャンプライズによくあるラトル入りモデルも発売されていますので、音でアピールすることも可能です。
また、かっ飛び棒はサーフメインで使うことが想定され作られていますが、磯や堤防などでも使用することができ、活躍の幅は狭まりません。
かっ飛び棒の特徴
かっ飛び棒の特徴はズバリ、130mmというボディの大きさで、飛距離がメタルジグ並みに飛ぶ!です。
やはり強みとなるのはそのボディサイズでしょう。かっ飛び棒は動きでアピールするのではなく、どちらかというとボディの大きさの存在感でアピールします。
飛距離に関しては後方重心なので風を切り裂くように飛んでいきますよ。かっ飛び棒の飛距離の秘訣は、その飛行姿勢にあると考えています。初心者が投げても飛行姿勢が安定しますので、安定した飛距離を稼ぐことができます。サーフでは飛距離と存在感が命ですので、この2つをクリアしているかっ飛び棒が人気ルアーになるのは納得できます。実績も十分なパイロットルアーにふさわしい名作です。
またメタルジグではできないスローな誘い方ができることも特徴です。シンキングペンシルならではのスローなフォールで食わせの間を作ってあげることができます。
また、カラーもジャンプライズらしいカラーが多く、種類も多いので数種類かっ飛び棒を揃えるのもおすすめですよ。自分はデイ用のナチュラルカラーとナイトサーフ用のカラーの二種類をメインで使っています。ナイトサーフをやる人は絶対にチャート系やグロー系を持っておくことをおすすめします!
かっ飛び棒のアクション
さて、かっ飛び棒のアクションはどうでしょうか。公式では、かっ飛び棒の基本的なアクションはW可変ローリングスウィング+バックロールフォールとなっています。かっ飛び棒はアクションが激しすぎず、ゆらゆらとスウィングしながら泳ぎます。ミノーのようにぶりぶりという感じではないです。大型の魚が好む、より弱った魚を演出できます。
そしてフォールに関しては、ロールしながら尻下がりにフォールします。尻下がりにフォールしますので、着底が非常にわかりやすいです。サーフにおいて着底のわかりやすさは結構重要な要素です。波が荒れていたりしたら着底って結構分かりづらいですからね。
かっ飛び棒のおすすめアクション方法はただ巻きとストップアンドゴーです。
ただ巻きは海底から1mくらい離すイメージでゆっくり漂わすように巻きます。底を引きずってしまっても正直釣れます笑 初心者の頃、かっ飛び棒を適当に投げて底を引きずって巻いていても、マゴチが何回も釣れました。底引きずるとヒラメより、マゴチが多く釣れる印象です。ヒラメを狙う方はレンジを考えて巻くようにすると釣果がアップしやすいですよ。
自分がしているストップアンドゴーは、着底してから巻き上げ、ストップして着底。そしてまた巻き上げストップして着底。を繰り返しています。自分は大体この誘い方でフラットフィッシュを釣り上げています。何も考えずに釣りたい人はただ巻きでも全然オーケーです!
青物狙いのときは逆にスキッピングなどが有効です。水面から飛び出さない程度の早さでスキッピングするようにしましょう。サワラなんかにも有効です。
遠州灘サーフでは?
遠州灘サーフは冬になると、西風爆風の日が多くなります。波は収まるのですが、この遠州特有の風をどう攻略するのかが釣果に繋がります。このような状況下ではドリフト釣行がオススメです。かっ飛び棒は浮き上がりがかなり良いので、ドリフト釣行に向いています。
風の向きとは逆方向に投げて、反対側からルアーが帰ってくる、というイメージです。難しい気がしますが、ミノーよりは重みがある分、かっ飛び棒のほうが初心者はおすすめです。
大きさの割にフォールが遅いので、やる気の無い魚の前にゆらゆらと落ちるベイトを意識してフォールさせてあげましょう!
かっ飛び棒のドリフトはナイトサーフのタチウオにも最適です。ぜひお試しください。
スペック
かっ飛び棒は三種類ラインナップが存在します。
タイプ | 全長(mm) | 自重 (g) | 推奨トレブル | リング仕様 | 定価 |
---|---|---|---|---|---|
かっ飛び棒130BR | 130mm | 38g | JUMPRIZE TREBLE MMH #3、#4 | #4 | 2,100円(税別) |
かっ飛び棒130BRラトル | 130mm | 38g | JUMPRIZE TREBLE MMH #3、#4 | #4 | 2,100円(税別) |
かっ飛び棒130シャローライト | 130mm | 30g | JUMPRIZE TREBLE MMH #4 | #4 | 2,100円(税別) |
シャローライトは30gとなっております。値段はそれぞれ変わらず2100円(税込)になっています。それぞれ大きな変化はあまりないのでわかりやすいかと思います。
カラーバリエーション
カラーはあまりこだわりがありませんが、極上カラーというカラーがオリジナル感があります。
またオリジナルカラーも多数あり、限定品などもあります。有頂点カラーというカラーも存在します。
水中動画
かっ飛び棒130BRと相性が良いタックル
かっ飛び棒と相性の良いタックルは、少し硬め、MHくらいの硬さのロッドがおすすめです。38gでボディも大きいので、ロッドが柔らかすぎるとロッドが力負けしてしまいます。自分が使っているメジャークラフトのロッド、トリプルクロスは竿の硬さの明記はないですが、サーフで投げるルアーは大体投げることができて、もちろんかっ飛び棒とも相性が良いのでおすすめです。
リールは今年発売したエアリティ23やヴァンキッシュ23などはかなり相性が良く、軽いリールと組み合わせると釣りのストレスが軽減されますのでおすすめですよ。
ラインは新しく出たDUELのアーマード+プロがおすすめです。2023年4月に出たばかりのフラットフィッシュタイプがありますので、そちらを使っています。
今後のモデル展開
今後もかっ飛び棒のモデルは増えていく見込みです。かっ飛び棒100mmサイズも登場するかも?すでに完成されたルアーだと思っていましたが、今後の動向も気になりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。かっ飛び棒は間違いなくサーフでは活躍するルアーです。デメリットとしては、どんなロッドでも投げれるわけではないというところと、値段ですかね。基本ジャンプライズのルアーは値段は高めに設定されています。しかし釣れるルアーばかりですので、仕方がない?のですかね。
自分は何度もかっ飛び棒に助けられましたので、これからもジャンプライズのルアーは信頼しています!かっ飛び棒の他にもジャンプライズのおすすめなルアーがありますのでぜひ御覧ください。