【インプレ】モンスターショットとヘビーショットの違いと特徴、使い分けを初心者でも分かるように解説!

モンスターショットとヘビーショットの違い
ミナギマン

モンスターショットとヘビーショットの違いが分からない!

ミナギマン
ミナギマン

形は似ているけどそれぞれ使う場面が違うよ!

ひらめっち
ひらめっち

DUELから発売されてるソルト用ルアー、モンスターショットヘビーショットをご存じでしょうか?サーフ専用ルアーではないのに、この二つサーフでは大人気なルアーとなっています。
何がそんな人気なのでしょうか?自分も一番使うルアーなのですが、なぜかいつも使っており、パイロットルアーとして大活躍しています。

モンスターショットとヘビーショットの最大の魅力は、釣れるのにかなりリーズナブルな価格で購入できるところだ!

ひらめっち
ひらめっち

そんなモンスターショットとヘビーショットの特徴を今回は詳しく解説し、二つの違いを初心者でも分かるように解説したいと思います。

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DUELとは?

株式会社デュエルは現在福岡県福岡市にある日本の釣具メーカーです。1967年に 佐賀県武雄市で創業され、現在では世界的な釣り用品ブランドとして認知されています。デュエルは、釣り竿、リール、ルアー、ライン、フックなど、幅広い釣り道具を製造・販売しています。その中でもエギは昭和40年代から製造し続けアオリーQなどはロングセラーとなっています。

また、DUELの釣り用のラインは、高い耐久性と感度を持つ釣りラインを提供しており、アーマド+proなどが現在では人気となっています。

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国内向けのルアーと釣り糸を扱う「デュエル(DUEL)」と主にイカ釣り製品と海外向けルアーの「ヨーヅリ(YO-ZURI)」、「ハードコア(HARDCORE:釣糸、ルアー)」を加えた3ブランドを持っています。

今回のモンスターショット・ヘビーショットはハードコアブランドから発売されています。

モンスターショットの特徴

モンスターショットはシンキングペンシルになります。高比重で沈下速度が早く、メタルジグのような使い方ができるのが特徴になります。魚種はサーフで釣れるものは何でも釣れますが、サーフでは主に青物に対して威力を発揮します。またフックも青物を意識して作られていますので頑丈です。フラットフィッシュ狙いの方は1段階細いフックに良いかもしれません。

モンスターショットの最大の武器は、飛距離+高アピール力!

モンスターショットのみで釣りあげました

モンスターショットで青物しか狙わない、大型のブリを狙うかたは、ミナギマンオリジナルのモンスターショット改をおすすめするよ!

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スペック

サイズ重量リングサイズフックサイズ飛距離レンジタイプ価格
80mm30g#4#4100m overALL RANGEシンキングオープン価格
95mm40g#4#3100m overALL RANGEシンキングオープン価格
110mm50g#5#2100m overALL RANGEシンキングオープン価格
125mm60g#6#1100m overALL RANGEシンキングオープン価格

モンスターショット各サイズの特徴(公式より)

80mm はベイトサイズが小さく、大きいルアーに反応しない時に有効となる小ぶりのサイズ。フォール時のローリングのピッチを速くし、落ちる速度はやや遅めに設定。ナブラ撃ち、シャローエリア、低活性の攻略にしっかりアピールしてスローにも誘える80mm/30g。

95mm はロックショアはもちろん、サーフや防波堤などあらゆる場所に対応する95mm/40g。青物だけでなくシーバス、ヒラスズキ、ヒラメ狙いなど、多種多様な使い方が出来る万能モデル。このサイズをベースにゲームを組み立てることもお勧め。

110mm は125mm/60gでは重すぎる、しかし95mm/40gではアピール不足。スイミング、ジャーキング、スキッピングの操作性はそのままに、強めのシーバスロッドやヒラスズキロッドでも扱える、絶妙サイズの110mm/50g。

125mm はベイトの大きさに合わせた攻略やルアーの存在をアピールしたい時に有効となる、モンスターショット最大サイズの125mm/60g。ヘビータックル使用時でも、遠投性や操作性を損なうこと無く扱える。貫通ワイヤーは1.4mmを採用し、大型青物やマグロ狙いにも対応。

ヘビーショットの特徴

ヘビーショットもモンスターショット同様シンキングペンシルになります。ヘビーショットはモンスターショットとは対象的にナチュラルなスイムが魅力的で、モンスターショットよりスローに巻くことができます。125mmサイズまで展開しており、125mmは3フックになります。極小リップがついており、早巻きしても水面直下を泳ぐことができます。ヘビーショットはヒラメやシーバスなどの魚種を得意とします。

ヘビーショットの最大の武器は、ナチュラル+スローな誘い!

スペック

サイズ重量リングサイズフックサイズ飛距離レンジタイプ価格
65mm15g#3#6MAX 65mALL RANGEシンキングオープン価格
85mm20g#4#4MAX 70mALL RANGEシンキングオープン価格
105mm30g#4#4MAX 90mALL RANGEシンキングオープン価格
125mm40g#4#4MAX 90mALL RANGEシンキングオープン価格

ヘビーショット各サイズの特徴(公式より)

65mmは捕食しているベイトが小さい時に有効となるヘビーショット最小サイズ。凪、シャローエリア、低活性時にゆったりとしたスローなアクションでバイトを誘発。65mmの小さいボディながら#6フック搭載で、不意の大物にもしっかり対応。


85mmは体高があるボディ形状で浮力を高めに設定し遊泳の安定性を向上。低速~高速までしっかりアクションし、水平に近い遊泳姿勢でよりナチュラルに誘うことが可能。外洋だけでなく小規模河川や港湾部での使用もお勧め。


105mmはヘビーショットの基本となるサイズ。最大飛距離は90mオーバーで、磯やサーフといった飛距離が求められる外洋の釣りに最適。レンジキープ力に長けているので、ミノーのようにサーチベイトとしても使用可能。


125mmは40gのウェイトにより強風や流れが強いエリアでもレンジキープがしやすく、狙ったコースを思い通りにトレースすることが可能。ベイトの大きさに合わせた攻略やマズメ、ナイトゲーム、濁りなど、ルアーの存在をアピールしたい時に有効となるサイズで、針はショートバイトも確実に捕らえる3フック仕様で設計。シーバス、ヒラスズキ、ヒラメはもちろん、真鯛や青物狙いにも絶大的な効果を発揮する。

得意な魚種一覧表

商品名サイズ/重量シーバスヒラスズキヒラメ
マゴチ
メバルハタ類サワラ
(サゴシ)
青物
(小型~中型)
青物
(大型)
モンスターショット80mm/30g×
95mm/40g×
110mm/50g×
125mm/60g××
ヘビーショット65mm/15g×××××
85mm/20g×××
105mm/30g××
125mm/40g××

ちなみにサワラは水面直下を割ることなく早巻きできるヘビーショットがおすすめです。もちろんモンスターショットでも何匹も釣ってきましたが。笑

性能比較

モンスターショットとヘビーショットの特徴をおさらいしたところで、それぞれの性能を比較していきたいと思います。

簡単な使い分け

青物狙いならモンスターショット

ヒラメやシーバス狙いならヘビーショット

荒れているときはモンスターショット

凪なときはヘビーショット

深いならモンスターショット

浅いならヘビーショット

状況によって使い分けるのがポイント!

ひらめっち
ひらめっち

飛距離

飛距離はスペック表を見ていただければ分かるように、モンスターショットの方が優れており、100mオーバーと圧倒的な飛距離を誇ります。ヘビーショットは重さに対してボディサイズが大きいです。モンスターショットは重さに対してボディサイズが小さくなります。また、モンスターショットの方が飛行姿勢が安定しています。

レンジキープ

レンジキープ力の優劣は決めることは難しく、ヘビーショットはリップが付いているのでスローから早巻きでも表層では飛び出しにくく、モンスターショットは表層では飛び出しやすいです。表層ではヘビーショットの方がレンジキープ力に長けています。

ボトム付近ではヘビーショットは浮き上がりやすいので、スローに巻かなければキープするのは難しくなります。モンスターショットのほうがボトム付近ではレンジキープが得意になります。

レンジの万能さではモンスターショットキープ力に関してはヘビーショットが優秀です。モンスターショットはどちらかというとメタルジグのような感覚で使えればOKです。

浮き上がりやすさ

浮き上がりやすさについてはヘビーショットのほうが断然浮き上がりやすいです。ラインにテンションをかけるだけでレンジキープされ、早く巻くと浮き上がります。ですのでヘビーショットはドリフト釣法が最適です。風を使ってテンションを張り続け、あえて巻かないウイングドリフトのような釣法もできます。

モンスターショットは浮き上がりにくいので、フォールを生かした誘いが向いています。モンスターショットを浮き上がらせるには少し早く巻かないと浮き上がりません。

沈下速度

沈下速度はモンスターショットのほうが圧倒的に早いです。ですのでメタルジグで使うアクションがそのままモンスターショットに使うことができます。

モンスターショットの沈下速度は毎秒50cm、ヘビーショットの沈下速度は毎秒30〜40cmになります。

フォール

ヘビーショットは前のめりになりながらシミーフォールします。モンスターショットは水平にロールしながらフォールします。どちらのフォールも有効で、弱った魚をイミネートしています。

頑丈さ

モンスターショットは、名前通りモンスターを狙い撃つため、頑丈に作られています。貫通ワイヤーを採用しており、万が一ルアーが壊れてしまっても魚を逃がす心配はありません。ヘビーショットには採用されていません。

おすすめカラー

モンスターショットやヘビーショットにはそれぞれカラーがたくさんあり、最近では特にマット系のカラーが人気です。

それぞれの大きさにしかないカラーがあるので注意です。例えばモンスターショットのブラックカラーは110mm、125mmにしかなく、80mや90mmにはありません。

マットピンク

マットピンクはモンスターショットにしかなかったのですが、最近ヘビーショットにも追加されました。マットピンクは特にマズメ時に威力を発揮します。ピンクだからヒラメ、ということもなく、マットピンクは青物にも大変有効です。というか、自分はモンスターショットはマットピンクでしか釣ったことがありません(笑)

マットオレンジ

マットオレンジはヘビーショットのみのカラーとなっており、分類的にはマットピンクと同じ系統のカラーです。こちらもマズメ時に使える色ですが、ヒラメやマゴチの場合はそこまで気にすることはないでしょう。ヘビーショットを代表するカラーなので、自分もほしいです♪

クリアカラー

クリアカラーはモンスターショット・ヘビーショット共にラインナップされているカラーです。ベイトがシラスや、マイクロベイトのときに威力を発揮します。一度はクリアカラーを使ってみてください。

ストライクイワシ

ストライクイワシカラーはそのままで、イワシをイミネートしています。ナチュラル系なカラーで、自分は日が昇り切ってからはこちらのカラーを主に使っています。強力反射のメッキ系側面で、明滅効果を最大限に高めたハイフラッシングカラーになります。頭部にはチャートを採用しているので視認性が良くなっています。

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解説動画

まとめ

今回は誰もが一度は気になるであろう、モンスターショットとヘビーショットの違いをかなり深堀して解説いたしました。

おさらい

・青物狙いならモンスターショット

・ヒラメやシーバス狙いならヘビーショット

・荒れているときはモンスターショット

・凪なときはヘビーショット

・深いならモンスターショット

・浅いならヘビーショット

個人的に使いやすいのは、やはり飛距離がでるモンスターショットで、レンジも自由自在なのがお気に入りです。もちろんモンスターショットでもフラットフィッシュを釣ることができますよ。

実際に二つ使ってみてください。違いが分かるようになればあなたは一人前のサーフアングラーです!

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ミナギマン
ミナギマン
遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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