掛川サーフのおすすめポイント5選|大須賀・大東・国安・菊川河口・千浜でヒラメ・マゴチ・青物を狙う!遠州灘の釣り場まとめ
湖西・浜松・袋井に続いて、今回は静岡県の掛川サーフを紹介します!遠州灘の東側、御前崎の手前までの区間です。
掛川サーフは菊川河口という大きな変化があって、マゴチやヒラメの実績が多いエリア。ポイントごとの特徴をまとめました!

今回は、サーフフィッシングの聖地・遠州灘の中でも、静岡県掛川市の海岸のおすすめポイントを紹介していきます。
掛川市は内陸のイメージが強いかもしれませんが、南側の大須賀(おおすか)・大東(だいとう)地区は遠州灘に面しているんです。西の袋井市との境は弁財天川、東は千浜海岸から御前崎市の浜岡砂丘へとつながります。


遠州灘サーフと掛川サーフの特徴
遠州灘サーフは、静岡県の御前崎から愛知県の渥美半島まで続く、100kmを超える長い砂浜です。外洋に面していて潮通しがよく、青物とヒラメの聖地として知られています。
その中で掛川サーフは、遠浅の砂浜の中ほどに、菊川河口という大きな変化があるのが特徴。西側(大須賀)は袋井から続く遠浅のサーフで、東へ行くほど御前崎方面の「やや急深」な浜に近づいていきます。
| 項目 | 掛川サーフの特徴 |
|---|---|
| 範囲 | 弁財天川河口〜千浜海岸(東は御前崎市の浜岡砂丘へ続く) |
| 地形 | 西側は遠浅。菊川河口が最大の変化。東へ行くほど水深が出やすい |
| 主なターゲット | マゴチ、ヒラメ、シーバス、キス、クロダイ・キビレ(河口)、青物 |
| アクセス | 国道150号沿い。東名・掛川IC、菊川ICから南へ |
| 注意 | アカウミガメの産卵地。県立自然公園の区域。駐車場は場所ごとに確認 |
掛川市の資料では、遠州灘の海岸はアカウミガメの産卵場で、海岸の侵食や砂浜への車の乗り入れによる環境の悪化が心配されていると書かれています。また、海岸の一部は御前崎遠州灘県立自然公園に指定されています。釣り人としても、このことは頭に入れておきたいところです。
それでは、掛川サーフのおすすめポイントを西から順に紹介していきます。
弁財天川河口の東側(大須賀エリアの西端)
袋井市との境にある弁財天川の河口が、掛川サーフの西の入口です。袋井側の記事でも紹介したとおり、河口には導流堤があり、干潮時には河口前に干潟が広がる小さな川です。
遠浅のサーフが続くエリアで、河口の流れ出しが数少ない分かりやすい変化になります。朝マヅメはまずここで流れ出しの両脇を探り、反応がなければ東の大須賀海岸へ歩いて移動する、という使い方がおすすめです。
河口の東側には弁財天海浜公園があります。釣りをするのは砂浜側から。導流堤の上に乗るのは危ないのでやめましょう。
大須賀海岸(大渕・サンサンファーム周辺)
掛川サーフの西側に広がるのが大須賀海岸。国道150号の大渕交差点から海側へ入ったエリアで、近くにある農産物直売所「サンサンファーム」の名前で呼ばれることもあります。
大きな障害物がない遠浅の砂浜で、根掛かりの心配が少ないぶん、ルアーで広く探るのに向いています。釣りサイトでは、11月〜1月に50〜70cmクラスのヒラメの実績があり、ベイトはイワシ・キス・ヒイラギなどと紹介されています。
冬のヒラメシーズンは西風が横から強く吹く日が多いのがこのエリアの特徴。横風の日は、ラインが風に取られにくい重めのメタルジグやヘビーシンペンを用意しておくと釣りがしやすくなります。サーファーも入るエリアなので、投げる前に周りの確認を忘れずに。

大東海岸〜国安海岸(大東温泉シートピア周辺)
大須賀海岸の東側、菊川河口までの間が大東海岸〜国安海岸です。浜の近くには日帰り温泉の「大東温泉シートピア」があり、ここを目印にすると場所が分かりやすいと思います。
ANGLERSの「国安海岸」には約1,160件の釣果が登録されています。2026年夏〜秋の記録ではマゴチ・ソゲ(小型のヒラメ)・キス・ニベに混じって、ワカシ(小型のブリ)やイケカツオの記録もあり、ベイト次第で青物の回遊も期待できるエリアです。
このエリアも基本は遠浅の砂浜。波が崩れずに沖へ戻っていく筋(離岸流)ができていることがあるので、見つけたらその脇のヨレを狙うのがセオリーです。離岸流の中に立ち込むのは危険なので、ウェーディングは膝くらいまでにしておきましょう。
シートピアの駐車場は施設の利用者向けです。釣りで使う場合は勝手に止めず、現地の案内や施設のルールを確認してください。

菊川河口
掛川サーフでいちばんの実績ポイントと言っていいのが菊川河口です。大きな川の河口なので、流れ・濁り・ベイトがそろいやすく、サーフの中でもはっきりした変化になります。
ANGLERSの「菊川河口」には約1,270件の釣果が登録されています。2026年7〜10月の直近約50件を数えてみると、いちばん多いのはマゴチで、次がクロダイ、そしてヒラメ(ソゲを含む)。ほかにもシーバス、キビレ、メッキ、カマス、カンパチまで記録されていて、河口らしく魚種が豊富です。
このブログでも、2024年5月22日にSUPで菊川河口の沖に出て、50cmほどのマゴチを釣り上げた記録を残しています。このときはヒラメやカマスもヒットし、一緒に行った友達はショゴとハマチを掛けていました(どちらもバラし)。初夏の菊川河口は、それだけ魚が濃いということです。

狙い方は、下げ潮で河口の水が沖へ出ていくタイミングが一番のチャンス。流れ出しの真ん中より、流れが弱まる両脇や、濁りと澄み潮の境目を通してみてください。マゴチ狙いならワームやジグヘッドで底をしっかり取るのがおすすめです。
注意点は、大雨のあとの増水と、河口付近の急な深み。河口の中に立ち込まないことを徹底しましょう。
千浜海岸
菊川河口の東側、御前崎市の浜岡砂丘へと地続きになっているのが千浜海岸です。御前崎エリアの記事でも紹介しましたが、浜岡砂丘とあわせて「浜岡砂丘〜千浜海岸」として扱われることが多いサーフです。
遠州灘の西側に比べるとやや急深で、ちょい投げでも水深が取れるとされています。ANGLERSの「千浜海岸」(約1,100件)の2026年夏〜秋の記録では、シロギスがいちばん多く、ソゲ・ヒラメ・ショゴ・クロダイ・シーバスなどが続きます。夏はキス、秋冬はヒラメというイメージで通うといいと思います。
さらに東へ進めば浜岡砂丘。こちらは市営の無料駐車場があり、設備面でも行きやすいエリアなので、千浜で反応がなければ浜岡まで移動するという回り方もできます。
掛川サーフのポイント比較
| ポイント | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 弁財天川河口の東側 | 小河川の流れ出し。朝イチの一手に | 短時間で変化を打ちたい人 |
| 大須賀海岸 | 障害物のない遠浅。冬のヒラメ実績 | 広く歩いてヒラメを探したい人 |
| 大東〜国安海岸 | 離岸流の脇を狙う。青物の記録も | 地形を読んで釣りたい人 |
| 菊川河口 | 掛川サーフ最大の変化。マゴチの記録が多い | マゴチ・ヒラメ・クロダイを狙いたい人 |
| 千浜海岸 | やや急深。浜岡砂丘と地続き | キス・ヒラメ、御前崎方面と回りたい人 |
掛川サーフで釣れる魚と季節
| 季節 | 主なターゲット |
|---|---|
| 春(4〜6月) | マゴチ、ヒラメ、シーバス。初夏は青物(ショゴ・ハマチ)が入ることも |
| 夏(7〜8月) | マゴチ(最盛期)、キス、クロダイ・キビレ(河口)、小型の青物 |
| 秋(9〜11月) | ヒラメ、マゴチ、シーバス、青物、カマス |
| 冬(12〜2月) | ヒラメ(大型のチャンス)、青物の回遊次第 |
掛川サーフは夏のマゴチ、秋冬のヒラメが二本柱。青物は遠州灘全体の回遊次第ですが、秋の青物シーズンは西の田原・伊良湖方面から始まることが多いので、愛知側や浜松・磐田側の釣果もチェックしておくと、掛川に魚が入るタイミングを読みやすくなります。

掛川サーフで気をつけたいこと
- アカウミガメの産卵地:5〜8月は産卵・ふ化の時期。夜の砂浜で強いライトを照らし続けない、保護のロープや目印には近づかない
- 砂浜に車で入らない:車の乗り入れは産卵環境を悪くする原因として、掛川市の資料でも問題にされている
- 駐車場:施設の駐車場は利用者向け。路上駐車・農道への駐車はしない
- 河口の増水:大雨のあとは菊川・弁財天川の流れが強くなる。河口の中に立ち込まない
- ライフジャケット:遠浅でも離岸流がある。必ず着用
- 漁業への配慮:シラス漁の船や定置網のロープが近くにあるときはキャストを控える
- ゴミは持ち帰る:釣り場を守るための基本

ミナギマンの考察:掛川サーフは“菊川河口を軸に回す”エリア
掛川サーフは、西の遠浅と、東の御前崎方面のやや急深な浜の“つなぎ目”にあたるエリアです。その真ん中に菊川河口がある。この地形が、マゴチやヒラメの多さにつながっていると僕は考えています。
回り方のおすすめは、朝マヅメに菊川河口へ入り、反応がなければ西(国安・大須賀)か東(千浜・浜岡)へ移動するパターン。風向きで決めるのもアリで、西風が強い日は横風になりにくい場所を選ぶだけでも釣りやすさがまったく違います。
“菊川河口を軸に、東西へ動く”──掛川サーフの楽しみ方です。
掛川で反応がない日は、西の袋井や東の御前崎へ移動するのもアリ。遠州灘はつながっているので、いろいろなポイントを回ってみてくださいね!

よくある質問
- 掛川サーフのおすすめポイントは?
-
弁財天川河口の東側、大須賀海岸、大東〜国安海岸、菊川河口、千浜海岸の5つがおすすめです。初めてなら、変化が分かりやすく魚種も多い菊川河口から入るのがいいと思います。
- 掛川サーフでは何が釣れる?
-
マゴチ、ヒラメ、シーバス、キスがメインです。菊川河口ではクロダイ・キビレも多く、ベイト次第で青物(ワカシ・ショゴ・ハマチなど)も狙えます。
- 駐車場はある?
-
エリアによって違います。温泉施設などの駐車場は利用者向けなので、釣りで使うときはルールを確認してください。路上駐車はしないようにしましょう。設備が整っているのは、東隣の御前崎市・浜岡砂丘の市営駐車場です。
- いつ行くのがいい?
-
マゴチを狙うなら初夏〜夏、ヒラメなら秋〜冬がおすすめです。時間帯は朝マヅメが一番。冬は西風が強い日が多いので、風の予報もチェックしておきましょう。
- 御前崎のサーフとは何が違う?
-
掛川サーフは基本が遠浅の砂浜で、菊川河口が最大の変化です。御前崎の灯台まわりは沈み根が多く、ルアーの選び方が変わります。詳しくは御前崎エリアの記事も参考にしてください。
まとめ:掛川サーフのおすすめポイント
- 掛川サーフは弁財天川河口から千浜海岸まで。東は浜岡砂丘へ続く
- 菊川河口が最大の変化。ANGLERSの直近の釣果ではマゴチが最多
- 大須賀海岸は障害物のない遠浅。冬は50〜70cmクラスのヒラメの実績
- 大東〜国安海岸は離岸流の脇を狙う。青物の記録もある
- アカウミガメの産卵地。車の乗り入れはせず、夜のライトにも配慮
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