全国サーフフィッシングポイントまとめ
これまで地元・遠州灘(田原〜伊良湖〜磐田)のサーフポイントに加えて、全国8エリアのサーフフィッシングポイントまとめを公開してきました。このページはその全9記事を一覧できるハブページです。「旅行先や遠征先でサーフに立ちたいけど、どのエリアに何があるか分からない」というときの入り口として使ってください。
まずは早見表で比較
| エリア | ベストシーズン | ポイント数 | このエリアだけの特徴 |
|---|---|---|---|
| 遠州灘・田原(地元) | 通年(青物は秋〜初冬がピーク) | 多数 | 本ブログの拠点。青物シーズンの入り方は下記の専用ハブ記事も参照 |
| 茨城・鹿島灘 | 秋〜冬 | 6箇所 | 遠州灘にはないヘッドランド(人工岬)地形。周辺は立入禁止区域あり |
| 千葉・九十九里 | 通年 | 7箇所 | 砂浜への車両乗り入れは条例違反(罰則あり)。地域差が大きく「全部遠浅」ではない |
| 静岡・御前崎〜牧之原 | 通年 | 6箇所 | 遠州灘で唯一の岩礁エリア。ヒラスズキ・イシダイ、ウミガメ産卵地への配慮も必要 |
| 神奈川・西湘 | 秋〜冬 | 6箇所 | 急深の礫浜で「遠投がいらないサーフ」。東海道線で電車釣行できる |
| 新潟 | 春〜秋 | 6箇所 | 干満差が小さく「潮の時合」が使えない日本海側特有の釣り |
| 福井・石川(北陸) | 春〜秋 | 6〜7箇所 | 能登半島地震の隆起(北部は推奨から除外)と千里浜なぎさドライブウェイ |
| 宮崎 | 真冬(12〜2月) | 7箇所 | オフショアの北西風で真冬に凪ぐため、本州と逆でヒラメ・オオニベが冬本番 |
| 鹿児島・吹上浜 | 真冬 | 6箇所 | 冬の看板は「砂ブリ」。日本三大砂丘でウミガメ産卵地への配慮が必要 |
秋〜冬が狙い目のエリア
茨城・鹿島灘は、遠州灘にはないヘッドランド(人工岬)という地形が最大の特徴。ヘッドランド周辺は立入禁止・遊泳禁止区域があり、離岸流も秒速約2mと強いため、この記事ではあえて「先端ではなく砂浜から狙う」前提でまとめています。
神奈川・西湘は、神奈川県の海岸保全基本計画で小田原海岸が「礫浜」「急深の砂浜海岸」と明記されている通り、遠投がいらないサーフです。東海道線の駅から釣行できる立地の良さも独自の強み。過去に波打ち際から沖に流され死亡事故が起きたエリアでもあるため、急深であることの注意喚起も記事内に入れています。

通年楽しめるエリア(青物は秋がピーク)
遠州灘・田原(地元)は本ブログの拠点。青物がいつから釣れ始めるかは、過去の釣果データを分析した専用のハブ記事「田原・伊良湖サーフの青物はいつから釣れる?」に詳しくまとめているので、シーズンインのタイミングを知りたい人はあわせてどうぞ。
千葉・九十九里は「全部遠浅」というイメージが実は誤りで、白里は遠浅の一方、一宮は県が「急勾配の侵食海岸に変貌」と明記しているエリア。砂浜への車両乗り入れは千葉県立自然公園条例違反で罰則(1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金)があるため要注意です。
静岡・御前崎〜牧之原は遠州灘の中で唯一、岩礁帯が広がるエリア。環境省の資料でもコンブ目・ホンダワラ科主体の海藻群落があると明記されており、ヒラスズキやイシダイが狙えます。御前崎ロングビーチ・下岬海岸は国指定天然記念物のウミガメ産卵地のため、5/15〜8/31のナイトゲームは照明に配慮が必要です。

春〜秋のエリア(日本海側)
新潟は太平洋側(約2m)に比べて干満差が約0.4mしかない日本海側特有の海。「潮の時合」を頼りにする太平洋側の釣り方が通用しにくく、風・波・濁り・河川の増減水を読む釣りになります。長岡技科大の研究では、有義波高0.5m以下の一見穏やかな日でも流速0.4m/s弱が出ることが確認されており、「凪でも危険」な日本海の特性として記事内で注意喚起しています。
福井・石川(北陸)は、2026年1月の金沢大学の発表によると能登半島地震で北部が延長約100km・最大5.2mも隆起しており、この記事では能登半島北部を推奨エリアから除外しています。千里浜なぎさドライブウェイは日によって通行可否が変わるため、現地の土木事務所への確認方法も載せています。
真冬が本番のエリア(九州)
宮崎はヒラメのベストシーズンが12月〜2月半ばと、本州とは真逆。理由は北西風が東向きの海岸でオフショア(沖に向かう風)になり、真冬でも海が凪ぐためです。オオニベは11月後半〜1月がシーズン。
鹿児島・吹上浜は「日本三大砂丘」のひとつで、遠州灘の中田島砂丘と並ぶ規模。冬の看板魚は宮崎のオオニベとは違い「砂ブリ」です(この記事を作る過程で、鹿児島でのオオニベの実績は確認できませんでした)。屋久島と並ぶ県内主要なウミガメ産卵地でもあるため、5〜8月の夜釣りは照明への配慮が必要です。
エリアを選ぶときの考え方
- 遠征先の季節に合わせて選ぶ:秋〜冬なら茨城・神奈川、真冬なら宮崎・鹿児島、春〜秋の日本海なら新潟・北陸が狙い目。
- 安全・規制の情報は記事ごとに自治体や国の一次情報(海保・警察・環境省・地質調査など)を根拠にしています。現地の看板・最新情報も必ず確認してください。
- この記事はすべて調査ベースでまとめたエリア(現地取材ではない)です。実体験にもとづく地元・遠州灘の記事とは区別してタイトルに「マル秘」を使っていません。
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