【ダイワ】27ジリオン SV TW 100|6年ぶりのフルモデルチェンジ!新ブレーキ「SV BOOST-I」とグラビティバランスボディで何が変わった?21ジリオンSV TWとの違いを徹底比較
「ベイトリールで1台目に何を買えばいい?」と聞かれたら、多くの人が名前を挙げてきたのがダイワのジリオン SV TW。その名機が、6年ぶりにフルモデルチェンジします。
新しい「27ジリオン SV TW 100」は、重さは175gのまま。それなのに、ブレーキも、ボディも、ギアの中身も変わっています。何がどう変わったのか、21モデルと比べながら全部見ていきます!

※27ジリオン SV TW 100は2026年12月登場予定で、Amazon・楽天にはまだ商品ページがありません。下は現行の21ジリオン SV TWです。
27ジリオン SV TW 100は、ダイワが2026年12月に発売予定のベイトキャスティングリールです。キャッチコピーは「The One Answer. 〜本命。辿り着いたひとつの答え〜」。
ダイワは“THEど真ん中”のスーパーバーサタイルリールと位置づけていて、バス釣りのあらゆるスタイルに加えて、ソルト対応でシーバスやロックフィッシュにも使えるモデルです。
27ジリオン SV TW 100のスペック
| モデル | ギア比 | 巻取り長さ | 自重 | 最大ドラグ | 本体価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| 100(右)/100L(左) | 6.3 | 67cm | 175g | 5kg | 54,500円 |
| 100H/100HL | 7.1 | 75cm | 175g | 5kg | 54,500円 |
| 100XH/100XHL | 8.5 | 90cm | 175g | 5kg | 54,500円 |
| 共通スペック | 内容 |
|---|---|
| スプール | Φ34mm/幅24mm、G1ジュラルミン製 SV BOOST-Iスプール |
| 巻糸量(PE) | 1.5号-200m/2号-150m |
| 巻糸量(フロロ) | 14lb-45〜90m/16lb-40〜80m |
| ハンドル長 | 90mm |
| ハンドルノブ | ハイグリップIシェイプライトノブ(S) |
| ベアリング | 8/1 |
| 使用環境 | ソルト対応 |
| 発売 | 2026年12月 |
※ダイワ公式・LureNewsRの情報より。全6機種とも本体価格は54,500円(税抜)です。
27ジリオン SV TW 100の特徴(全部まとめ)
特徴① DAIWA初の新ブレーキ「SV BOOST-I」

最大の目玉がブレーキ。ダイワのベイトリールで初めて搭載されるSV BOOST-Iです。
これは、次世代ベイトリール「IM Z」に使われているデジタル制御ブレーキ“INTELLIGENT MAGFORCE”のブレーキトルク値をデータ解析して、その特性をアナログブレーキに落とし込んだもの。いわば、デジタルとアナログが融合したブレーキです。

従来のSV CONCEPTの“何でも投げられる”“トラブルが少ない”という性能はそのままに、遠投性能とキャスト後半の伸びを上乗せ。ダイワは「狙ったスポットへ吸い込まれていくようなキャスト」と表現しています。さらにAIRブレーキパーツの改良で、キャスト時のノイズも抑えられています。
電子制御ブレーキのデータを“アナログで再現した”というのがおもしろいところ。電池も充電も要らないのに、デジタルのいいところを取り込んでいるわけです。

特徴② 操作性を変える「GRAVITY BALANCE BODY」

2つ目の目玉がボディ。新しいコンパクトハウジング設計GRAVITY BALANCE BODYを採用しています。
薄型の新インフィニットストッパー(強度はそのままに従来比約38.8%薄型化)と、薄型のアルミ製ギアサイドプレートを採用し、これまで難しかったギアシャフトの短縮を実現。その結果、ハンドルノブの位置が21ジリオンSV TWより4.6mmリールフット側に近づいたそうです。
自重は175gで、あえて21モデルと同じ。そのかわり重心の位置を最適化して、パーミングしたときの一体感、キャストの精度、巻きの安定感を上げています。数字には出にくいけれど、手に持つと違いが分かるタイプの進化ですね。
特徴③ 強度20%以上アップの「中実ピニオン」

ピニオンギアは、従来の中空ピニオンから中実ピニオンに変更。UCD(ULTIMATE CASTING DESIGN)で実現した構造で、同じ直径・ギア比なら従来より20%以上強度がアップしています。
ギアの直径を大きくせずに剛性を上げているので、ジリオンの代名詞である“タフさ”がさらに強化されたと言えます。
特徴④ 開口部が約31%広がった「テーパーTWS」

レベルワインドは、Φ34mm/24mm幅専用のテーパーTWS。従来サイズと比べて開口部が約31%広がり、特殊表面処理“DLC”との組み合わせでライン放出性能を高めています。
特徴⑤ オイルインジェクションキャップで自分でメンテナンス

サブブレーキなしの仕様になり、21モデルにあったゼロアジャスターは廃止。かわりにオイルインジェクションキャップが付きました。
付属の専用工具でキャップを外すと、ピニオンのボールベアリングに注油できる仕組み。ソルトで使う人にとっては、メンテナンスのしやすさは大きなポイントです。
特徴⑥ 新型ZAION製スタードラグ&ドラグ引き出しクリック

スタードラグは、従来よりさらに薄くなった新型ZAION製スタードラグ。ドラグは魚の引きに滑らかに追従するUTDで、ビッグフィッシュとのファイトに欠かせないドラグ引き出しクリックも搭載しています。

特徴⑦ HYPERDRIVE DESIGNの“タフな巻き”はそのまま
巻きの設計思想は、ジリオンの象徴であるHYPERDRIVE DESIGN。強く滑らかな回転が長く続くハイパードライブデジギアを中心に、ハードに使っても性能が落ちにくい作りは変わりません。
ダイワ公式動画
ダイワ公式YouTube「DAIWA BASS【Ultimate BASS】」で、27ジリオン SV TW 100の紹介動画が公開されています。
21ジリオン SV TWとの違い
| 項目 | 27ジリオン SV TW 100 | 21ジリオン SV TW 1000 |
|---|---|---|
| ブレーキ | SV BOOST-I(第二世代SV CONCEPT) | SV BOOST(SV CONCEPT) |
| ボディ | GRAVITY BALANCE BODY(ハンドル4.6mm内側) | 従来ボディ |
| レベルワインド | テーパーTWS | TWS |
| ピニオン | 中実ピニオン | 中空ピニオン |
| サブブレーキ | なし(オイルインジェクションキャップ) | ゼロアジャスター |
| スタードラグ | 新型ZAION製(薄型) | ZAION製 |
| ギア比 | 6.3/7.1/8.5 | 5.5/6.3/7.1/8.5 |
| 自重 | 175g | 175g |
| スプール | Φ34/24mm G1ジュラルミン | Φ34/24mm G1ジュラルミン |
| 最大ドラグ | 5kg | 5kg |
| ベアリング | 8/1 | 8/1 |
重さ・スプール径・ドラグ・糸巻き量は同じ。変わったのはブレーキ(飛び)、重心(操作性)、ピニオン(強度)、メンテナンス性です。21モデルにあったギア比5.5のローギアはなくなりました。
21モデルを使っている人は、ブレーキと持った感じの違いがいちばん体感しやすいポイントになりそうです。逆に「今のジリオンで満足している」という人は、発売後に21モデルが値下がりしたタイミングで買い足すのもアリだと思います。
ギア比の選び方
| ギア比 | 巻取り長さ | 向いている釣り |
|---|---|---|
| 6.3(ノーマル) | 67cm | クランクベイト・スピナーベイトなどの巻き物 |
| 7.1(H) | 75cm | 巻きも撃ちもこなす万能。1台目ならこれ |
| 8.5(XH) | 90cm | テキサス・フリッピングなど撃ち物、ソルトの回収重視 |
迷ったら7.1のH。シーバスやロックフィッシュなどソルトで使うなら、ラインスラックの回収が速い8.5のXHが使いやすいと思います。
ほかのダイワのベイトリールとの比較
26ジリオン TW 150(36mmスプールの兄弟機)
2026年に登場した「26ジリオン TW 150」は、36mmスプールで太めのラインや重いルアーを遠投しやすいモデル(215g・本体58,400円)。27ジリオンSV TW 100は34mmスプールで軽いルアーまで幅広く投げられるバーサタイル機なので、軽いルアー〜中量級は100、重いルアー・PEの遠投は150という棲み分けです。

25タトゥーラ SV TW 100(予算を抑えるなら)
同じSVブレーキを搭載したダイワのミドルクラス。実売2万円前後と、ジリオンの半額以下で手に入ります。まずはベイトリールを試してみたい人の候補です。
24スティーズ SV TW 100(さらに上を目指すなら)
ダイワのバス用フラッグシップ。軽さと感度を突き詰めたモデルで、ジリオンが“タフさ”、スティーズが“軽さと繊細さ”という性格の違いがあります。
ミナギマンの考察:“ど真ん中”を磨き直した6年ぶりの答え
ジリオン SV TWは、「何でもできるけど、どれも中途半端」になりがちな万能リールの中で、タフさを武器に“本命”になったリールだと思っています。
27モデルは、その“ど真ん中”の性格を変えずに、飛び(SV BOOST-I)・持ちやすさ(GRAVITY BALANCE BODY)・強さ(中実ピニオン)を全部底上げしてきました。重さを変えずに中身だけ進化させるというのは、使い慣れた人ほどうれしいアップデートだと思います。
一方で、ギア比5.5がなくなったのは、巻き物をじっくり引きたい人には少し残念なところ。ローギアが欲しい人は21モデルが手に入るうちに確保しておくのもいいかもしれません。
発売は12月。冬のバスやシーバスのシーズンに合わせて、新しいジリオンで1年を締めくくるのも楽しそうですね!


よくある質問
- 27ジリオン SV TW 100の発売日は?
-
2026年12月登場予定です(LureNewsR・ダイワ公式より)。
- 価格はいくら?
-
メーカー希望本体価格は全機種54,500円(税抜)です。
- 21ジリオンSV TWから重さは変わった?
-
変わっていません。どちらも175gです。重心の位置を最適化して、持ったときの一体感を高めています。
- ソルトでも使える?
-
ダイワ公式でソルト対応とされています。オイルインジェクションキャップでピニオンベアリングに注油できるので、メンテナンスもしやすくなっています。
- ギア比はどれがおすすめ?
-
1台目なら7.1(H)がおすすめです。巻き物中心なら6.3、撃ち物やソルトで回収を速くしたいなら8.5(XH)が向いています。
まとめ:名機は“重さそのまま、中身だけ進化”
- 6年ぶりのフルモデルチェンジ、2026年12月登場、本体54,500円
- IM Zのデジタルブレーキを解析した新ブレーキ「SV BOOST-I」
- GRAVITY BALANCE BODYでハンドルが4.6mmリールフット側へ、自重175gはそのまま
- 中実ピニオンで強度20%以上アップ、テーパーTWS、オイルインジェクションキャップ
- ギア比6.3/7.1/8.5、左右あり全6機種、ソルト対応
予約が始まっているお店もあるので、気になる人は早めにチェックしておくのがよさそうです!

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