【攻略】遠州灘サーフで青物を狙う時のルアーを選ぶポイント!モンスターショットは間違いなし。
遠州灘サーフで青物を狙うときにおすすめなルアーを教えて!
青物を狙うときはまずはベイトが何なのか考えてからルアーセレクトしよう!
サーフで青物を釣りたい…サーフフィッシングを始めたてのころは、SNSで青物が大量に釣れていたり、同じサーフでやっているのに一体どうやってみんな釣っているのだろう、と一度は誰もが悩むと思います。
自分も同じく、始めたての頃は青物の釣り方が全くわからないし、タックルもこれいいのかとずっと悩んでいました。同じフィールドで釣れているのに、自分の場所だけ全く釣れない、なんてこともありずっとモヤモヤしていました。
でも安心してください。最初からみんな青物に出会えません。サーフでは朝マズメに毎日通った者が青物を制します。つまり青物に出会うためには毎日海の情報を確認することが、出会うための近道と言えます。
しかしもし出会えたとしても、誘い方が分からない。ルアーはなにを使えばいいのか分からない。フックはこれでいいのか?など不安なこともたくさんあると思います。
今回の記事では、遠州灘サーフで青物を狙うためのタックルやルアーを中心に、誘い方やカラーなども紹介したいと思います。青物に出会う確率を上げるには毎日海に出向いたり、仲間から情報をもらったりしましょうね!
青物とは?
魚の「青物」とは青みがかった魚を指し、一般的にはブリ、サワラ、イワシ、サバなどが含まれます。これらの魚は海に生息し、体色が鮮やかな青や青緑色を帯びていることが特徴です。
釣り人の青物の定義は、主にはブリやハマチのことを指します。サワラも含まれると個人的には思っています。釣り人が青物を狙う、となるとブリやハマチを狙っていることになります。※地域によって異なる
魚種によって異なりますが一般的には青物は栄養価が高く、釣って楽しく食べて美味しいです。釣り人には最高のターゲットになります。
青物に出会う確率を上げる方法
釣りで青物に出会う確率を上げるためには、以下のポイントを参考にしてください。
- ターゲットとする青物の生息場所を知る: 青物は特定の海域や季節によって好んで生息しています。ターゲットとする青物の生息場所や移動パターンについて情報を収集しましょう。地元の漁師や釣り仲間、釣具店などからアドバイスを得ることも大事です。
- 経験と知識を積む: 釣りは経験と知識が重要です。青物に対する理解を深めるために、釣り雑誌やインターネット上の釣り情報、釣りフォーラムなどを参考にしましょう。また、実際に釣りに出かけて経験を積むことで、青物に対する感覚や知識を磨くことができます。
- 時間帯とシーズンを選ぶ: 青物の活性や食欲は時間帯や季節によって異なる場合があります。一般的に、朝や夕方の早い時間帯や、潮の流れが活発な時間帯が釣果が期待できることが多いです。また、青物のシーズンに合わせて釣りに出かけることも重要です。温暖化の影響か、季節外れの青物の群れが回遊してくることもあります。
- ローカルの情報を得る: 地元のアングラーや漁師から直接情報を得ることも有益です。ローカルの情報は現地の状況や特異なポイントを把握するのに役立ちます。
- 魚影や水の動きを観察: 青物は群れを作って泳ぐことが多いため、魚影や水の動きを観察することが役立ちます。ベイトが溜まっている場所や鳥の群れがいる場所など、活発な水域に青物が集まることがあります。
- 忍耐と継続: 青物は狙いにくい魚の一つであり、釣果を得るまでには忍耐と継続が必要です。諦めずに根気よく釣りを続けることが、青物に出会う確率を上げるポイントです。
⑦一番大事なのはベイトの回遊
最後にベイトの回遊情報をキャッチすることが一番大事かと思います。ベイトとは、捕食者(ぶりなど)が食べる餌という意味です。主にイワシやアジなどの小魚のことを指します。
ベイトは海を回遊しています。ベイトには捕食者(イーター)が付いている確率が高く、ベイトを追ってイーターも岸に近づいてきます。このベイトの動きを知ることが最も大事で釣果に直結してきます。また、そのベイトの魚種によってルアーをセレクトすることも大事になってきます。
以上のポイントを考慮しながら、青物釣りに挑戦してみてください。
青物を狙う時のタックル
60cm以上の青物を狙うなら、タックルは見直しましょう。サーフでシーバスロッドを使うと、青物に走られた際に隣のアングラーに迷惑をかけてしまうかもしれませんので、基本的には推奨しません。サーフロッドやショアジギング用のロッドを使うことをおすすめします。
リール
4000番から5000番のエキストラハイギア(XG)を使うようにしてください。SHIMANOならストラディック、ツインパワーあたりがおすすめになります。ダイワならカルディアやセルテートあたりがおすすめです。自分はツインパワーXDを使っていますが、これ以上高いリールは使ったことがないので分かりません笑 特にこだわりがない方はストラディックが一番コスパが良いと思います。最新の機種のヴァンキッシュやエアリティーも外せませんね。
ロッド
青物を狙うにはロッドの見直しも重要です。青物は40cmくらいでも結構引きます。それが80cmくらいのブリサイズになれば、がんがん引いてドラグも出るし、長時間やり取りをしなければなりません。青物のパワーに負けないためには、パワー負けしないロッドを選ぶ必要があります。
また、長時間やり取りすると魚が横に走ったりして、隣のアングラーに迷惑をかけてしまうことがあります。そうならないためにもゴリ巻きできるようなロッドが望ましいです。特にハイシーズンでは隣との感覚も狭いので、自分はMH以上の硬さのロッドでやっています。
青物を狙うには遠投しなければなりません。重いルアーを投げて遠投するためにも、硬めなロッドがおすすめです。
自分がおすすめしているロッドはオーバーゼアのMHや、ジャンプライズのオールウェイクシリーズや、フラットレックなどがおすすめです。
PEライン
青物をサーフから狙う場合のPEラインは、1.2号から2号くらいがおすすめです。一般的にPEは太くなるほど飛距離が落ちますが、強度は増します。自分は飛距離も大事なので、1.2号を使っていますが、サーフ初心者の方は1.5号や2号にしておきましょう。おすすめのPEラインはよつあみのスーパーグレードです。メジャークラフトのアーマード+proもおすすめです。
青物を狙う時のルアー
それでは本題の青物を狙う用のルアーを紹介したいと思います。青物を狙うには30gから50gまでのルアーがおすすめです。フォールが早くても青物は追ってきますので、50gも視野に入れていきましょう。
またサーフでは飛距離も大事になります。飛距離が出やすいルアーや竿に合ったウエイトのルアーを投げるようにしましょう。青物は見切るのがうまいので、キレのあるアクションがで誘い出しましょう。早巻きやジャークなどを活用してリアクションバイトを誘いましょう。
それでは紹介していきます。
モンスターショット
まずはこのルアーを第一におすすめします。僕は青物をサーフで狙うときに一番最初にモンスターショットを使っています。適度な大きさで飛距離もぶっ飛び、扱いやすさからモンスターショットが一番という結論になりました。
モンスターショットは基本早巻きで使います。高速ストップアンドゴーやジャークもかなりおすすめです。
青物は手前にいることもありますが、基本は遠くから巻いてきて手前で食わせるほうが、効率が良いです。モンスターショットに関して、カラーは自由ですが、自分はマヅメ時はマットピンクをメインに使っています。カスタムもできるし、値段もお安いので一本は持っておきたいルアーになります。
かっ飛び棒
次はかっ飛び棒です。かっ飛び棒を使うシチュエーションは、ベイトが大きめのカタクチイワシのときにおすすめです。また、ボディサイズが大きいのでナイトサーフで目立ちたいときにも使います。ナイトサーフでもブリは釣ることができますよ。
かっ飛び棒は飛距離が出て、ボディサイズのアピール力がありますので、一軍入りルアーです。いつもはフラットフィッシュを狙うときに使いますが、表層を早巻きやスキッピングをすることで青物も狙うことができます。
サイレントアサシン
サイレントアサシンはミノーですが、ミノーの中でも飛距離が出るし、実績も高いので選びました。おすすめのカラーはレッドヘッドで、ベイトが目視で手前に寄っている状況は、サイレントアサシンがおすすめです。サイレントアサシンは青物にも効果的ですが、シーバスやヒラメも同時に狙うことができます。アクションはただ巻きがおすすめです。サイレントアサシンは凡庸性が高いですが、大型の青物を狙う場合はフックは変更したほうが良いです。パイロットルアーにふさわしいルアーです。
Rサーディン
Rサーディンはメタルジグの中でも歴史が浅いですが、実績は十分で特に静岡県のサーフで人気です。Rサーディンはヒラヒラとしたフォールが特徴で、癖がなく使いやすいメタルジグです。また、塗装がかなり強いので長持ちという点もおすすめできます。メタルジグって結構剥げやすいので。
ぶっ飛びスプーン
ぶっ飛びスプーンは最近でたルアーですが、実績も上がってきました。ぶっ飛びスプーンを使うときは、ベイトが小さい時です。トウゴロウイワシなどがベイトのときは、ぶっ飛びスプーンの出番です。ただ巻きやフォールを生かしたアクションで誘いましょう。
ぶっ飛びスプーンはフックセッティングが難しいので、青物を狙うとき以下のフックセッティングを参考にしてください。
オーバドライブ95S レーザーインパクト
最後はオーバドライブ95Sレーザーインパクトです。こちらは最新のルアーで、元々あるオーバドライブというルアーに、レーザーインパクト機構が採用された、今一番注目度が高いルアーになります。実績はまだ分かりませんが、気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。
番外編 料理
ブリを釣った後は持ち帰り料理しましょう。季節によりけりですが、ブリは美味しく栄養もありますので適切な血抜きをした後、持ち帰り食べるのがおすすめです。
ブリの料理の代表的な一つは、「刺し身」です。魚の味を知るには刺し身が一番おすすめですね。ぶりは寄生虫のアニサキスが身に寄生していることもありますので、天然のブリの刺し身は目視しながら食べるようにしてください。徹底的にアニサキスを取り除きたい人は、津本式アニサキスライトがおすすめです。
また、ブリは焼き物や煮物にも適しています。「照り焼き」や「煮付け」は白いご飯がとにかく進みます。他にも、ブリの寿司やブリの天ぷらなど、さまざまな調理法で楽しむことができます。自分のおすすめは竜田揚げです。刺し身やブリしゃぶに飽きた方は竜田揚げも挑戦してみてください。
まとめ
今回はサーフの青物についてご紹介致しました。青物を狙うには常に情報には耳を傾けておきましょう。ベイトの動きを知ることが最も大事で釣果に直結してきます。
今回紹介したタックルやルアーは一部ですが、ラインブレイクされないようになるべく強めのタックルで挑むようにしてくださいね。ルアーはモンスターショットがおすすめです。
皆さんがサーフからの青物を釣れるように願っています。