【ダイワ】オーバードライブ107S|95Sと120Sの間を埋める40gが登場!全5サイズの使い分けとウェッジ・ビームドリフトとの比較

ミナギマン

サーフのヒラメ・マゴチ用シンペンとして、すっかり定番になったダイワの「オーバードライブ」。

そのオーバードライブに、2026年9月、新サイズの107S(40g)が追加されました。「95Sだと届かない、でも120Sは大きすぎる」…そんな場面を埋めるサイズです。これでシリーズは全5サイズ。特徴と使い分けを全部まとめます!

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オーバードライブは、2021年にダイワから登場したヘビーシンキングのバーサタイルペンシル。ヒラメ・マゴチ・シーバス・青物まで、サーフや河口で幅広く使えるシンペンです。

2026年は6月に65S、9月に107Sと107S-LIが追加され、65S・80S・95S・107S・120Sの全5サイズになりました。この記事では、新しい107Sを中心に、シリーズ全体の特徴と使い分けを解説していきます。

オーバードライブ107Sのスペック

項目107S107S-LI
全長107mm107mm
自重40g40g
タイプシンキングシンキング
フック#4#4
リング#4#4
ワイヤー1.2mm貫通1.2mm貫通
飛距離(公式テスト)Max109m/Ave105.8m同左
レンジ約0.5m〜ボトム約0.5m〜ボトム
本体価格(税抜)1,900円2,150円
カラー5色5色
発売2026年9月2026年9月

※ダイワ公式の情報より。「LI」はレーザーインパクト搭載モデルです。

全5サイズのスペック比較

サイズ自重フック標準(税抜)LI(税抜)飛距離Max
65S28g#81,700円1,900円103m
80S32g#61,900円2,100円106m
95S35g#41,850円2,150円107m
107S(新)40g#41,900円2,150円109m
120S45g#41,950円2,200円112m

こうして並べると、107Sは95S(35g)と120S(45g)のちょうど真ん中。重さも長さも、きれいに間を埋めているのが分かります。

※ダイワのミッチー高橋さんによる、オーバードライブのサイズ使い分け解説動画(107S追加前の内容です)。

オーバードライブの特徴(全部まとめ)

特徴① スローはワイド、早巻きはタイトローリング

オーバードライブの一番の特徴は、巻くスピードでアクションが変わること。スローに巻くとテールを大きく振るワイドなスイング、速く巻くとタイトで不規則なローリングに変わります。

つまり1本で「ゆっくり見せる」と「速く逃げる」の両方ができる。ヒラメには遅め、青物には速めと、狙う魚で巻き方を変えるだけで対応できます。

特徴② 3分割の高フラッシングボディ

ボディ側面は3分割のフラッシングデザイン。光の反射で目で見えるアピールと、側線で感じる波動の両方で魚に気づかせます。濁りが入った日のサーフでも存在感を出せる作りです。

特徴③ 水平姿勢でフォールする

着水後、水平姿勢のまま沈んでいくので、ボトムに着くまでの間も食わせのチャンスになります。サーフのヒラメは、底から浮いてフォール中のルアーに食うことも多いので、ここは大事なポイントです。

特徴④ 小型ヘッドフィンで泳ぎが安定

頭部の小さなヘッドフィンが水をつかみ、泳ぎが倒れにくく、スローでも動き出しが早い。シンペンは「スローに巻くと泳がない」ことがよくありますが、そこを解決しています。

特徴⑤ 固定低重心で飛行姿勢が安定

重心は固定式の低重心。投げたときにルアーが回転しにくく、向かい風や横風でも飛行姿勢が乱れにくい設計です。サーフでは飛距離が釣果に直結するので、この安定感はありがたいですね。

特徴⑥ 全サイズ貫通ワイヤー

全サイズに貫通ワイヤーが入っているので、青物の強烈な引きや、不意の大物にも安心。107S・120Sは1.2mmのワイヤーです。

特徴⑦ レーザーインパクト(LIモデル)

LIモデルにはダイワ独自のレーザーインパクトを搭載。細かな反射で、ベイトのウロコのようなきらめきを出します。晴れの日や澄み潮のときに効果を発揮するカラーです。

107Sのカラーラインナップ

モデルカラー
107S(5色)アデルヒラメチャートマーブル/アデルヒラメピンクマーブル/マットチャート/マットピンク/マットピンクグローベリー
107S-LI(5色)LIチャートヘッドイワシ/LIチャートマーブル/LIブルピンイワシ/LIマックスレーザー/LIダブルレッドゴールド

標準モデルはアデル系とマット系=濁りや朝マヅメ向け、LIモデルは晴れ・澄み潮向けという分け方がしやすいラインナップです。

全5サイズの使い分け

オーバードライブのサイズ選び
  • 65S(28g):マイクロベイトや食い渋り
  • 80S(32g):小さいイワシや稚魚がベイトのとき
  • 95S(35g):迷ったら最初に投げる基準サイズ
  • 107S(40g):河口・離岸流など流れが速い場所、荒れた日に沖を狙う、大型ヒラメ狙い
  • 120S(45g):大きいベイトを追う青物、大型シーバス、座布団ヒラメ

107Sが活きるのは、95Sでは届かない、または流されてしまう場面。かといって120Sは大きすぎてベイトに合わない…という日にちょうどいいサイズです。

秋のサーフは、ベイトが10cm前後のことが多いですよね。107mmはまさにそのサイズ感。荒れ気味の日の基準ルアーとして使えそうです。

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オーバードライブ107Sの使い方

基本はただ巻き。そこにストップ&ゴーとフォールを組み合わせます。

釣り方やり方狙い
スローただ巻きボトム付近をゆっくり巻くヒラメ・マゴチ
早巻き中層〜表層をタイトローリングで青物・サゴシ
ストップ&ゴー数回巻いて止め、水平フォールで食わせる反応が渋いとき
ボトムバンプ着底→2〜3回巻き上げ→再着底マゴチ・根まわり

ヒラメ狙いなら、着底を取ったら底から50cm〜1mを意識してスローに巻くのが基本。ワイドなスイングが出るギリギリの遅さを探してみてください。

107Sが活躍しそうな4つの状況

こんな日は107Sの出番
  • 向かい風・横風が強い日:95Sでは飛距離が落ちる、ラインが風に取られる
  • 離岸流・河口の流れ:軽いルアーだと流されて底が取れない
  • 波が高い日:ブレイクの外、沖のヨレまで届かせたい
  • ベイトが10cm前後:120Sだと大きすぎるが、95Sだと小さく感じる

どれも秋〜冬のサーフでよくある状況です。特に離岸流の脇のヨレはヒラメが付きやすい一級ポイントですが、流れが速いぶん、ルアーが浮き上がって底が取れないことが多い。40gの重さがあれば、流れの中でもしっかり沈めてボトムを感じながら巻けます。

逆に、べた凪で水深が浅いサーフでは、40gは根掛かりしやすくなります。凪の日は95Sや80S、荒れた日は107Sというように、海の状況でサイズを替えるのがオーバードライブを使いこなすコツだと思います。

合わせたいタックル

タックル目安
ロッド9.6〜10.6ftのサーフロッド(ルアー〜50g程度まで対応)
リール4000〜5000番のスピニングリール
ラインPE1〜1.5号
リーダーフロロ20〜30lb

40gを気持ちよく投げるには、MAXルアー重量が50g前後のサーフロッドが安心です。ライトなロッドでフルキャストするとロッドに負担がかかるので注意してください。

似ているルアーと比較

サーフ用のヘビーシンペンはライバルが多いジャンルです。似たサイズの人気ルアーと比べてみます。

ルアーサイズ重さ価格
ダイワ オーバードライブ107S107mm40g1,900円(税抜)
DUO ビーチウォーカー ウェッジ120S120mm38g2,475円(税込)
シマノ 熱砂 ビームドリフト97S フラッシュブースト97mm30g2,150円(税抜)
ジャクソン ピンテールサゴシチューン75mm/90mm20g/28g1,870円/1,980円(税込)

DUO ビーチウォーカー ウェッジ120Sとの違い

ウェッジ120Sは120mm・38gの重心固定シンキングペンシルで、ヒラメ・マゴチ用の定番。水平に沈むところはオーバードライブと同じです。

違いは、ウェッジは120mmでシルエットが長く、オーバードライブ107Sは短いのに40gと重いこと。同じくらいの重さなら、107Sのほうがコンパクトで、飛距離と沈下の速さで有利になりやすいと思います。

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シマノ 熱砂 ビームドリフト97S フラッシュブーストとの違い

ビームドリフト97Sは97mm・30gで、フラッシュブーストによる明滅が特徴の「食わせ」寄りのシンペン。

軽くてナチュラルに見せたいならビームドリフト、重さで飛ばして流れの中でも沈めたいならオーバードライブ107S。10gの重さの差は、風や流れの強い日に大きく効いてきます。

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ジャクソン ピンテールサゴシチューンとの違い

ピンテールサゴシチューンは、3面フラットボディで強く光り、早巻きで不規則に動くスーパーシンキングペンシル。サゴシ・青物用として人気です。

サイズは75mm・20gと90mm・28gで、オーバードライブでいえば65S〜80Sクラス。小型で速く巻いて青物を狙うならピンテール、ヒラメも青物も1本で狙うならオーバードライブという使い分けになります。

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ミナギマンの考察:107Sは「荒れた日の基準ルアー」になる

サーフの釣りでは、「今日は95Sだと風で戻される」「離岸流で流されて底が取れない」という日がけっこうあります。そこで120Sに替えると、今度はベイトに対してルアーが大きすぎる。その間を埋める40gという重さは、地味ですがかなり実用的な追加だと思います。

また、オーバードライブはスローとファストでアクションが変わるので、ヒラメ狙いの最中に青物が回ってきても、ルアーを替えずに巻き速度を上げるだけで対応できる。サーフで時合いを逃さないためには、この「1本で両方できる」性能が大事です。

最初の1本なら95S、すでに95Sを持っているなら107Sを足す、という揃え方がおすすめです。

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よくある質問

Q
オーバードライブ107Sはいつ発売?

2026年9月発売です。65Sは2026年6月に発売されています。

Q
95Sと107Sどっちを買えばいい?

最初の1本なら基準サイズの95S。風が強い日や流れの速い場所が多いなら107Sがおすすめです。

Q
LIモデルとの違いは?

LIはレーザーインパクトを搭載したモデルです。価格は少し高く、晴れや澄み潮の日に強いカラーになっています。

Q
青物にも使える?

使えます。早巻きでタイトなローリングになるので、サゴシや青物にも対応できます。全サイズ貫通ワイヤーなので強度も安心です。

Q
合わせるタックルは?

9.6〜10.6ftのサーフロッドに4000番クラスのリール、PE1〜1.5号が目安です。

まとめ:95Sと120Sの「間」を埋める実戦的な追加

オーバードライブ107Sのまとめ
  • 107mm・40g、95Sと120Sの間を埋める新サイズ
  • スローでワイド、早巻きでタイトローリング
  • 水平フォール・ヘッドフィン・固定低重心・貫通ワイヤー
  • 標準5色+LI5色、本体1,900円〜(税抜)
  • シリーズは65S〜120Sの全5サイズに

秋のサーフはヒラメも青物も狙えるベストシーズン。荒れた日でも攻められるルアーが1本あると、釣行の幅が広がります。

95Sや120Sを使っている人は、107Sを間に入れてみてください!

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遠州灘サーフアングラー
1994年生まれ。出身は兵庫県で海を求めて静岡県磐田市に移住してきました。サーフフィッシングを楽しんでいる遠州灘サーフアングラーです。YouTubeでも活動しており、伊良湖から磐田までをフィールドとしています。
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