【ダイワ】ブラインドボルト140F/140S|サワラの“ブラインド”はこれで変わる?レーザーインパクト×3フックの新作ミノーを徹底解説
今年の秋はとにかくサワラ。SNSを開けばサワラ、釣具屋に行けばサワラ用ルアーのコーナーが一番目立つところにある…そんな状況ですよね。
そこにダイワが投入してきたのが「ブラインドボルト」。ナブラが出ていないときに投げ続ける“ブラインドゲーム”のために作られた140mmのミノーです。名前からして本気度が違うので、全部の特徴を細かく見ていきます!

ブラインドボルトは、ダイワが2026年に発売したサワラ・サゴシのブラインドゲーム用ミノーです。フローティングの140Fと、シンキングの140Sの2モデル展開。
キャッチコピーは「飛距離・閃光・誘いの三拍子が揃った、サワラゲームの切り札」。ポイントは、“食わせる”より先に“見つけさせる”ことを最優先に開発されていることです。この記事では、スペック・全特徴・カラー・使い分け、そして似ているサワラ用ミノーとの比較までまとめていきます。

ブラインドボルトのスペック
| 項目 | 140F | 140S |
|---|---|---|
| 全長 | 140mm | 140mm |
| 標準自重 | 27g | 32g |
| タイプ | フローティング | シンキング |
| 有効レンジ | 約0.3〜1.2m | 約0.5〜1.4m |
| タングステンウエイト | 7.5g | 11.5g |
| フック | #4×3本 | #4×3本 |
| リング | #3 | #3 |
| 目の色 | 青目 | 赤目 |
| 本体価格(税抜) | 2,500円 | 2,550円 |
※ダイワ公式・LureNewsRの情報より。フローティングは青目、シンキングは赤目なので、ボックスの中でもひと目で区別できます。
そもそも「ブラインドゲーム」とは?
サワラのキャスティングには、大きく分けて2つの釣り方があります。
| 釣り方 | 内容 |
|---|---|
| ナブラ撃ち | 水面でベイトを追うサワラ(ナブラ)を見つけて、そこへ投げる |
| ブラインド | ナブラが出ていないときに、魚がいそうな場所へ投げ続けて探す |
サワラは回遊が速く、ナブラが出るのは一瞬。実際は1日の大半がブラインドの時間になります。ここで釣れるかどうかが、釣果の差になるんです。
ブラインドで大事なのは、見えない魚に「そこにルアーがある」と気づかせること。ブラインドボルトは、まさにこの部分に全振りしたルアーです。
ナブラはいつ出るか分からない。だからこそ、出ていない時間に“何を投げているか”が大事なんですよね。

ブラインドボルトの特徴(全部まとめ)

特徴① 140mmの存在感で「見つけさせる」
まず目を引くのが140mmというボディサイズ。最近のサワラ用ミノーは120mm前後が多いので、ひと回り大きいシルエットです。
ブラインドゲームでは、ルアーの存在感が釣果を左右します。広い海の中で、少しでも遠くの魚に気づいてもらうためのサイズ設定です。
特徴② レーザーインパクトの強烈なフラッシング

ボディにはダイワ独自のレーザーインパクトを搭載。3Dマルチ反射構造で、本物のベイトフィッシュと同じような高輝度の反射光を多方向に放ちます。
さらに、泳いでいるときの反射光の“明滅”まで再現しているのがポイント。夜間や日陰のようなわずかな光でもギラッと光るので、ローライトの日やマヅメでもアピールできるとされています。
特徴③ オシレート式タングステンウエイト重心移動で遠投

飛距離を出すために、貫通式のオシレート式タングステンウエイト重心移動システムを採用。140Fは7.5g、140Sは11.5gという大きなタングステンウエイトが入っています。
キャスト時はウエイトが後方へ移動して飛行姿勢が安定。着水後はスプリングとシリコンチューブの働きでウエイトが定位置に戻りやすいので、巻き始めからすぐにアクションが立ち上がります。
特徴④ どのスピードでも崩れないウォブンロール
アクションはウォブンロール(お尻を振るウォブリングと、体を傾けるローリングの組み合わせ)。高速リトリーブからスローまで、どの速度でも安定して泳ぐのが特徴です。
サワラは日によって速巻きにしか反応しない日、逆にゆっくりでないと食わない日があります。速度を変えても破綻しないのは、ブラインドで投げ続けるルアーとして大事な性能です。
特徴⑤ あえて「動きすぎない」ダート幅
個人的に一番おもしろいと思ったのがここ。ジャークしたときのダート幅をあえて抑えているんです。
最近のサワラは、派手に動きすぎるルアーを見切ることもあると言われています。ブラインドボルトは、ダートを抑えて食わせの“間”を多く作る設計。「追わせて、見せて、食わせる」という流れを作るためのアクションです。
大きく派手に飛ばすダートは目立つけど、魚が追いつけないこともある。「目立つのは光とサイズ、動きは控えめ」という割り切りは、サワラをよく分かっている設計だと思います。

特徴⑥ 3フック仕様でショートバイト・体当たりも掛ける
フックは#4のトレブルを3本搭載。サワラはルアーの後ろから噛みついたり、横から体当たりしてきたりと、どこに食ってくるか分からない魚です。
3フックにすることで、ショートバイトや体当たりでも高い確率でフッキングし、バラシを大きく減らすことを狙っています。
ダイワ公式の実釣動画
ダイワ公式YouTube(DAIWA Salt Water Fishing)で、高橋慶朗さんによるブラインドボルトの実釣インプレッションが公開されています。ブラインドでサワラが連発する様子や、ジャークの入れ方が分かるので、使う前に一度見ておくのがおすすめです。
140Fと140Sの使い分け
| 状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 水面〜表層でボイルがある | 140F | レンジ0.3〜1.2m。浮き上がりが早く表層をキープしやすい |
| 反応はあるが浮いてこない | 140S | 0.5〜1.4mと一段下を引ける |
| 風が強い・もっと飛ばしたい | 140S | 32gとウエイト11.5gで飛行が安定 |
| ジャークで止めて見せたい | 140F | 止めると浮くので、間を作りやすい |
| 潮が速い・波がある | 140S | 沈むぶん浮き上がりにくい |
最初の1本なら、まずは140Sのほうが使える場面が広いと思います。表層のボイル撃ちが多い場所なら140Fを足す、という順番がいいですね。
全7色のカラーラインナップ
| カラー | 使いどころ(ミナギマンの考え) |
|---|---|
| LIブルピンイワシ | まずはこれ。晴れ〜曇りの基本色 |
| LIマイワシ | イワシがベイトの日のナチュラル系 |
| LIカタクチ | カタクチイワシの日。澄み潮でも違和感が少ない |
| LIサヨリ | 細身のベイト(サヨリ・キビナゴ)の日 |
| LIオレピンイワシ | 朝マヅメ・濁り。オレンジとピンクで目立たせる |
| LI不夜城 | ローライトやマヅメのアピール系 |
| LIマックスレーザー | とにかく光らせたい日。晴天の日中に |
全色レーザーインパクト(LI)仕様。最初の2色なら、LIブルピンイワシとLIオレピンイワシで、日中とマヅメの両方に対応しやすいと思います。
ブラインドボルトの使い方
- ただ巻き(中速〜速巻き):まずは広く探る。ウォブンロールとフラッシングで存在を知らせる
- ジャーク&ポーズ:2〜3回ジャークして止める。ダートを抑えた“間”で食わせる
- ジャーク+ただ巻き:追ってくるけど食わないとき、巻きの途中にジャークを1回だけ入れる
ブラインドでは、同じ場所に何度も投げるより、少しずつ投げる方向を変えて広く探るのがコツ。鳥が騒いでいる、ベイトの群れが見える、潮目がある…といった変化のある場所を優先しましょう。

ショア(岸)からでも使える?
ダイワ公式の動画はボートのサワラキャスティングですが、140S・32gはショアのタックルでも十分投げられる重さです。堤防や外向きのサーフでサワラ・サゴシが回っているなら、ショアから広く探るミノーとしても使えると思います。
ただし、140mmは岸から見ると大きめ。ベイトが小さい日は反応が落ちることもあるので、そういう日は小さめのミノーやジグ、ブレードジグと組み合わせるのがおすすめです。
| タックル | 目安(ショアの場合) |
|---|---|
| ロッド | 9.6〜10ft前後、ルアー40g程度まで投げられるショアジギング・シーバスロッド |
| リール | 4000〜5000番 |
| ライン | PE1.2〜2号 |
| リーダー | フロロ6〜8号(サワラの歯対策で太め) |
似ているルアーと比較
サワラ用のジャーキングミノーは、今年ほかのメーカーからも注目作が出ています。代表的なものと比べてみます。
| ルアー | サイズ | 重さ | タイプ | 本体価格 |
|---|---|---|---|---|
| ダイワ ブラインドボルト140S | 140mm | 32g | シンキング | 2,550円 |
| ダイワ ブラインドボルト140F | 140mm | 27g | フローティング | 2,500円 |
| アクアウェーブ ステップマジック120S | 120mm | 21g | シンキング | 2,000円 |
| シマノ MDラウドジャーク120S | 120mm | 19g | シンキング(潜行約3m) | 2,400円 |
| マグバイト デンプシーロール120SF | 120mm | 20g | スローフローティング | 2,200円 |
アクアウェーブ ステップマジック120Sとの違い
メタルマジックで有名なアクアウェーブのサワラ用ジャーキングミノー。120mm・21gで、ジャークで食わせることに特化した作りです。
ブラインドボルトは140mmとサイズで目立たせ、ダートは控えめ。広く探す役はブラインドボルト、反応が出たらステップマジックでジャークして食わせるというローテーションが組みやすいと思います。

シマノ MDラウドジャーク120Sとの違い
シマノのラウドジャーク120Sの“MD(ミッドダイバー)”版で、120mm・19g、潜行は約3m。11個のボールウェイトによるマラカスサウンドで音でもアピールするタイプです。
レンジで比べると、ブラインドボルト140Sは0.5〜1.4m、MDラウドジャークは約3mとかなり深め。表層〜1m台はブラインドボルト、さらに下はMDラウドジャークと、レンジで使い分けられます。

マグバイト デンプシーロール120SFとの違い
サワラ用ミノーの定番として人気の1本。120mm・20gのスローフローティングで、タングステンウエイトボールによる低重心バランスで強いフラッシングを伴ったダートが持ち味です。ジャーク後に“ビタッ”と止まるブレーキの効きもポイント。
デンプシーロールは「派手なダートで食わせる」、ブラインドボルトは「ダートを抑えて間で食わせる」。同じジャーキングでも考え方が真逆なので、両方持っておくと、その日のサワラがどちらに反応するかを試せます。
ミナギマンの考察:サワラ用ミノーは“探す役”と“食わせる役”に分かれてきた
ここ数年のサワラブームで、ミノーの役割がはっきり分かれてきたと感じています。ナブラの中で食わせるルアーはたくさんある一方、ナブラがない時間に“探す”ことに特化したミノーは意外と少なかったんです。
ブラインドボルトは、140mmのサイズ・レーザーインパクトの光・タングステン重心移動の飛距離で“探す”性能を上げ、ダートは控えめにして食わせの間も残す。探す役と食わせる役を1本でこなそうとしているのがおもしろいところです。
一方で、140mmはベイトが小さい日には大きすぎる可能性もあります。シラスやカタクチの小さい群れに付いている日は、ブレードジグや小型ミノーとの使い分けが必要になると思います。
ブラインドで投げ続ける時間が長い人ほど、「見つけてもらえるルアー」の価値は大きいはず。サワラのボックスに1本入れておく意味は十分あると思います。

よくある質問
- ブラインドボルトはいつ発売?
-
2026年の新作で、すでに発売されています(ダイワ公式・LureNewsRの情報より)。
- 140Fと140S、どちらを買えばいい?
-
最初の1本なら140Sがおすすめです。レンジが0.5〜1.4mで少し下まで探れ、32gで飛距離も出しやすいです。表層のボイルが多い場所なら140Fを追加しましょう。
- ショアからでも使える?
-
公式の動画はボートですが、140S(32g)はショアジギングロッドやシーバスロッドの上限付近で投げられる重さです。堤防やサーフでも使えると思います。
- フックは交換したほうがいい?
-
標準は#4トレブル×3本です。サワラの歯でフックが曲がったり、針先が鈍ったりしやすいので、釣れたあとは針先のチェックをおすすめします。
- リーダーは何号がいい?
-
サワラの歯で切られやすいので、フロロ6〜8号を目安に太めにしておくのがおすすめです。
まとめ:ナブラがない時間を“釣れる時間”に変えるミノー
- 140mmの存在感+レーザーインパクトの閃光で、サワラに“見つけさせる”
- オシレート式タングステンウエイト重心移動で遠投、着水後の立ち上がりも速い
- どの速度でも崩れないウォブンロール、あえて抑えたダート幅
- #4トレブル×3本でショートバイト・体当たりもフッキング
- 140F(27g・青目)/140S(32g・赤目)、全7色、本体2,500〜2,550円
サワラのシーズンはこれからが本番。ナブラ待ちの時間をただ待つのではなく、ブラインドで攻めていく1本として、ブラインドボルトを試してみてはいかがでしょうか!

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