【2024年版】サーフフィッシングの始め方!初心者にも分かりやすく解説します。
サーフフィッシングを始めてみたい!
この記事を見ればサーフフィッシングデビューするための知識や道具を学ぶことが出来るよ!できるだけコスパがいい道具も紹介するね!
サーフには夢があるのじゃ!
砂浜でルアーの遠投する【サーフフィッシング】は、近年人気が急上昇中です。私が住む遠州灘サーフでも、年々人が増えてきている印象です。
今回は、これからサーフフィッシングに挑戦したい初心者に、サーフアングラーであるミナギマンが丁寧に解説していきたいと思います!
下記のページにそれぞれカテゴリーに分けて講座もあるので、こちらも御覧くださいね。
サーフフィッシングとは
サーフフィッシングは、砂浜(サーフ)から仕掛けやルアーを遠くに投げて狙う釣りの一種です。この壮大なロケーションでの釣りは、遠投した時の爽快感が楽しい魅力的なものです。また、サーフフィッシングでは主に2つの釣り方があります。
エサ釣り
初心者やファミリー向けのおすすめ方法です。主なターゲットはシロギスで、夏場は豊富に釣れることもあります。投げ方のコツさえつかめば、誰でも簡単に楽しめます。釣り竿やリール、仕掛けは手頃な価格で入手でき、手軽な装備でも十分に楽しめます。釣り方も簡単で、仕掛けを投げたら、ゆっくり引いてくるだけです。
ルアーフィッシング
エサ釣りに慣れた方に向けた方法です。ルアーとは、小魚に似せたプラスチックなどでできた疑似餌を使用し、大型の魚を狙う釣り方です。主なターゲットはヒラメ、マゴチ、青物などです。スポーツ的な要素が強く、釣れる魚も大型なため、競技的な一面もあります。ルアーのチョイスやポイント選び、動かし方によって釣果が変わるため、奥が深い楽しみ方ができます。専用の竿や高性能のリールを使うことで、よりストレスなく楽しめます。ミノー、シンキングペンシル、メタルジグなどのルアーがサーフフィッシングで重宝されます。
今回はサーフでのルアーフィッシングについて解説するのじゃ。
サーフフィッシングの魅力
壮大な景色
サーフゲームの最大の魅力は、広がる海の景色です。学業や仕事のストレスから解放され、朝焼けの夕日を眺めながら心がリフレッシュされることでしょう。
誰でも大物が狙える
サーフでは誰もが大物を狙うことができます。大物がかかった瞬間や、ランディング成功時、狙った魚が釣れた時など、興奮する瞬間がたくさんあります。主にヒラメやマゴチを狙うルアーゲームは、その興奮を味わう絶好の機会です。
サーフで釣れる美味しい魚
サーフで釣れる魚は美味しいものばかりです。ヒラメやマゴチの他にも、回遊シーバスや青物も狙えます。しかし、資源保護のためにはリリースやキープには注意が必要です。
ルアーロストの少なさ
サーフゲームではルアーロストのリスクが少ないのが魅力の一つです。足場の狭い場所での釣りでも、落下のリスクが少なく、安全に楽しめます。高所恐怖症の方にもおすすめです。
サーフフィッシングで狙える魚
ヒラメ
サーフフィッシングで釣れる魚として、高級魚の代表格であるヒラメが挙げられます。ヒラメは通常海底の砂に潜んでいますが、頭上を小魚が通ると飛びつくため、ルアーを通すことで比較的簡単に釣ることができます。
特にサーフフィッシングでは、海水浴場や海岸からのヒラメ釣りが人気ですが、磯や堤防など様々なフィールドで狙うことができます。ヒラメは沖縄を除く日本全国で生息しており、北は北海道から南は鹿児島まで広く分布しているため、地域を問わず狙うことが可能です。
サーフフィッシングではヒラメが一番人気だよ!
マゴチ
サーフフィッシングで釣れる魚の一つとしてマゴチが挙げられます。マゴチもヒラメ同様、高級魚として知られており、高級料亭などでもよく出されます。
マゴチは非常に獰猛な性格を持っており、海底に潜むカニやエビ、そして小さなイカなどを捕食します。そのため、海底をワームなどで引く「ズル引き」だけでも釣ることができます。
さらに、マゴチは汽水域(淡水)でも生息が可能なため、海が荒れた日でも河口付近などでの釣りが可能です。
見た目と違って味は絶品なのじゃ。
シーバス
シーバスはソルトルアーフィッシングの中でも特に人気があり、年間を通して狙うことができ、1メートルを超える大物も釣れることから愛されています。また、オフショアだけでなく、ショアからも狙うことができます。
シーバスはルアーにかかると頭を振りながら水中から飛び出すエラ荒いと呼ばれる動作でルアーを外そうとするため、独特のファイトを楽しむことができます。さらに、淡水と海水が混ざる河口や河川でも狙うことができ、堰のない川では、海から数十キロ以上も上流の淡水域でも釣ることができます。
ブリやカンパチ
サーフフィッシングで釣れる魚の一つとして、ブリやカンパチ、ヒラマサが挙げられます。これらの大型魚はルアーでも狙うことができます。
ショアからでも10kg以上の大物を狙うことができ、特にカンパチは30kg以上になることもあり、非常に人気が高いです。青物は引きが強く、イワシなどの小魚を追って回遊するため、釣れる時は1時間に何匹も釣ることができます。
海面には鳥山ができることがあり、これは鳥が群れて水面近くにいる魚を捕食している状態を指します。このような場合、鳥山の下に青物の群れがいる可能性が高いので、積極的に狙ってみることをおすすめします。
太刀魚
その魚体はまるで刀のようで、ルアーでも狙うことができます。通常、太刀魚は日中は深場に潜んでいますが、日が沈むと表層や岸付近に餌を捕食しに浮いてきます。
太刀魚を狙う際には、ミノーやメタルジグなどのルアーだけでなく、蓄光性のある塗料が塗られたワームなども使われます。特に、ケミホタルやケイムラと呼ばれるルアーが人気です。また、太刀魚は基本的に立って泳ぎます。水族館などでその姿を見ることができるので、ぜひ観察してみてください。
サワラ
サーフフィッシングで狙える魚の一つに、サワラがあります。一般的にはあまり馴染みのない魚ですが、成長すると1メートル以上に達し、大型のものは4キログラムを超えることもあります。磯やサーフ、そして堤防などからも狙うことができます。
なお、地域によっては、50センチ未満の小さいサワラを「サゴシ」と呼ぶこともあります。
大物
この他にも、サーフならではのオオニベやサメなども釣れることがあります。特にオオニベはコアなアングラーから人気なターゲットで、1mを超えるものを釣ることができます。サーフアングラーになったら一度は遭遇してみたいターゲットですね。
サーフフィッシングのメッカ
遠州灘サーフ
遠州灘サーフは愛知県の伊良湖岬から御前崎までのサーフのことを指します。ミナギマンのホームでもあり、全国からサーフフィッシングの聖地としても人気なサーフです。
釣れる魚種も様々ですが、ヒラメや青物、オオニベといったモンスターまで狙うことができます。5月頃から波があり、10月くらいまで波が高い日が多いです。冬は比較的波は落ち着いているのですが、反対に西風の爆風となるのが特徴です。
宮崎サーフ
宮崎県もサーフフィッシングの聖地です。ヒラメや青物以外に、オオニベの聖地としても有名です。広大なサーフで、釣り人も多すぎることもありません。ヒラメももちろん釣ることができます。
鹿島灘サーフ
鹿島灘サーフは茨城県にあります。関東のサーフの聖地で、遠州灘サーフ同様、多くのアングラーがやってきます。フラットフィッシュがメインターゲットで、ヒラメも多く釣れます。場所によっては岩礁帯もあるみたいなので、遠州灘サーフとは違った特徴もあります。
サーフフィッシングの釣り竿
ロッドの長さは10ft以上
サーフフィッシングでは、重要な要素として「飛距離」があります。遠くまで飛ばすには重量のあるルアーが有利なので、ロッドもそれに対応したタイプが必要です。一方で、サーフのターゲットはフィッシュイーターで、ルアーサイズは9〜12cmほどが主流です。ロッドの長さは飛距離の優位性とルアーの投げやすさのバランスを考慮して、10ft前後が目安です。飛距離を重視したい場合はそれ以上の長さのロッドを選ぶことも考慮しましょう。
ロッドの硬さ
ロッドは硬さによって分類され、パワーの表記が異なります。柔らかい順に並べると、L(ライト)・ML(ミディアムライト)・M(ミディアム)・MH(ミディアムヘビー)・H(ヘビー)が代表的なカテゴリーです。硬いロッドほどパワーがあり、大物を狙う際に適していますが、柔らかいロッドは小さく軽いルアーを遠投するのに向いています。サーフロッドはさらに細分化されており、「M+」や「M/MH」などの表記もあります。パワー表記については事前に理解しておくと良いでしょう。
適合ルアーウェイト
ロッドの「適合ルアーウェイト」とは、そのロッドでどれだけの重さのルアーをキャストできるかを示します。サーフフィッシングでは、30g程度のルアーと40g程度のジグウェイトが目安とされています。ロッドのレングス、パワー、そしてアクションによって適合範囲が異なるため、釣りスタイルに合ったロッドを選びましょう。重たいルアーを投げたい場合はロングヘビーロッドを、小さくて軽いルアーを使う場合はライトなフィネスロッドを選択することが重要です。
ロッドの自重
ロッドが長ければ飛距離がアップしますが、同時に重量も増加します。1日中ロッドを振り続けるため、軽量なロッドが快適ですが、あまり軽すぎると投げにくくなったり、ブランクスが柔らかくなったりする場合もあります。体力や釣りのスタイルに合わせて、ロングヘビーロッドや軽量なロッドの選択を検討しましょう。
価格
サーフロッドの価格は素材やパーツの品質によって大きく影響されます。カーボンロッドが主流であり、ハイエンドクラスのロングロッドは高品質のカーボンやガイドが多く使用されるため、価格が高くなる傾向があります。ただし、ロッドの価格は単純に長さだけでなく、そのグレードによっても決まるため、予算に応じて適切なロッドを選びましょう
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サーフフィッシングのリール
サーフからルアーフィッシングをする際には、シマノ・ダイワのリールのどちらでも問題ないですが、一般的には4000番か5000番を選ぶことが多いです。PEラインは0.8号から1.5号までが使われることが一般的であるため、どのリールを選んでも下巻きが必要になります。
小さいリールを選ぶと、飛距離が出なかったり、巻き上げに力が入らず大物を逃してしまう可能性があります。特にロッドが10フィートを超える長さの場合、ロッドとリールのバランスを考慮することが重要です。
ヒラメ釣りにおいて、ハイギアモデルのリールが圧倒的におすすめです。ダイワのLTシリーズのリールなら、4ケタの数字の後ろに『H』か『XH』がつくもの、シマノ製なら4ケタ数字の後ろに『HG』か『XG』がつくものが該当します。
ハイギアリールのメリットは、高速な巻き取りが可能であることです。ヒラメ釣りでは比較的テンポよくリールを巻くことが多く、風や波などでフケたラインを迅速に回収する必要があります。ハイギアのリールはその点で非常に役立ち、巻き取りが速いことでルアーにアクションを自在に与えることができ、コントロールがしやすくなります。
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サーフフィッシングのPEライン
PEラインの号数に関しては、0.8号~1.5号の中から選ぶ事をおすすめします。その理由として、0.8号以下だとサーフで長く釣りをするための耐久力がありません。一方で、1.5号以上だとルアーの飛距離が出にくくなります。
もし中間を選びたいという方には、無難な1号をおすすめします。PEライン1号はとてもバランスが良く、飛距離と強度どちらも兼ね備えています。
青物がいるときは1.2号が安心だよ!
また、編み数に関しては特別こだわりがない限り4Xで十分です。仮に、ルアーを遠くまで飛ばしたい場合は8Xがおすすめです。
次に、長さに関しては、200m以上のラインをおすすめします。その理由として、ルアーやタックルによって100m以上遠投している場合があり、遠くで根がかりしてラインブレイクしてしまっても、リーダーを付けて釣りを再開できるためです。
最近はアーマードF+を使うことが多いかなー。
サーフフィッシングのウェーダー
サーフフィッシングのウェーダーは以下のポイントを重視して選んでください。
- 耐久性: サーフでは波や岩、砂などの摩擦や負荷に耐える素材のウェーダーを選びましょう。クロロプレン素材が特に耐久性に優れています。
- 防水性: ウェーダーは完全に防水である必要があります。水が内部に入り込むと快適さや安全性に影響を及ぼす可能性があるため、しっかりとした縫い目や防水素材のウェーダーを選びましょう。
- サイズ感: ウェーダーのサイズがぴったり合っているかを確認しましょう。調整可能なストラップやベルトがあると、フィット感を調整できます。
- 保護機能: ウェーディング中に岩や流木に触れる可能性があるため、足や脚を保護する機能のあるウェーダーが良いでしょう。
- 動きやすさ: サーフでは陸上での動きやすさが重要です。ウェーダーで砂浜を歩くと体に負荷がかかるため、自分が動きやすいと感じるウェーダーを選びましょう。
- 保温性: 冬のサーフは朝マヅメが寒く、風も強いことがあります。快適な釣りをするためには、冬季には保温性の高いウェーダーを選ぶと良いでしょう。
靴底の種類は3つあります。それぞれ適した場所がありますが、サーフでは基本的に【ラジアル】か【フェルト】がおすすめです。
ラジアルソール
サーフでは、ラジアルソールのウェーダーが最もおすすめです。特に岩場や滑りやすい場所に行かない場合は、ラジアルソールを選ぶことをおすすめします。その理由は、砂を洗い流しやすく、お手入れが容易であるためです。また、ラジアルソールのウェーダーは歩いていても軽く、一般的には安価な傾向にあります。
フェルトソール
サーフ以外の様々な場所に行く方には、最も汎用性があるフェルトソールのウェーダーがおすすめです。川やつるつるした場所、磯、そしてサーフでも使うことができます。ただし、フェルトソールは砂が付きやすく、グリップ力の低下の原因となることがあるので、定期的に洗うことを心掛けましょう。
フェルトスパイク
磯を主なフィールドとする方には、フェルトスパイクが最適です。磯は他のフィールドとは異なり、滑ってしまうと危険な状況に陥ることもあります。フェルトスパイクが付いていれば、しっかりとしたグリップを保持できるため、磯で釣りをする方にはフェルトスパイクのウェーダーを選択することをおすすめします。
初心者はとりあえずこのウェーダーを選んでおけば失敗はないぞい。シマノなので品質が最高で、値段も高すぎないのじゃ。
サーフフィッシングのフローティングベスト
サーフ釣りでライフジャケットを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。
まず、収納力が重要です。広大なサーフを移動する際には、たくさんのルアーや釣り道具を持ち運ぶ必要があります。そのため、フローティングベストには充分な収納スペースが必要です。また、魚を釣り上げる際に使うアイテムや小道具を収納できるポケットがあると便利です。
次に、フィット感が重要です。長時間の釣行中には、体にピッタリフィットするタイプのライフジャケットが疲労を軽減し、安全性を高めます。
浮力も確認しましょう。万が一の事態に備えて、適切な浮力が必要です。通常、体重の10%程度の浮力が推奨されますが、サーフでは水難事故が比較的少ないため、5kg程度の浮力でも十分です。
最後に、装備品も考慮しましょう。腰ベルトが付いているライフジャケットは、肩や腰に負担を分散させる効果があります。これにより、長時間の釣行でも快適に過ごすことができます。
MAZUMEのフローティングベストはかっこよくて、多機能だから僕も使ってます!
その他サーフフィッシングの必須アイテム
フィッシングプライヤー
釣りに便利なフィッシングプライヤーは、ラインを切ったり、魚からフックを外したりするのに役立ちます。見た目は一般的なプライヤーに似ていますが、スプリットリングオープナーやガン玉つぶしといった、釣り特有の機能も備えています。
フィッシュグリップ
フィッシュグリップは、釣りの際に捕獲した魚を確実に保持するための便利な道具です。釣り人が魚を掴む際に手や手袋を使用する代わりに、フィッシュグリップを使用して魚を持つことができます。フィッシュグリップは、魚の顎や口をしっかりと保持することができるように設計されています。、釣った魚を安定して持つことができ、魚の滑り落ちや針に刺されるリスクが低減されます。 魚をリリースする際にも重要です。
フィッシュグリップは魚を確実に取り扱うことができるため、釣りの楽しみを高める役割を果たします。
ストリンガー
ストリンガーは、魚の下顎部分にフックを引っ掛けて使用するアイテムで、ロープにフックが付いています。釣った魚を水中で生かしたまま保持することができ、特に大きめの魚を捕まえた際や、バケツやスカリに収めるのが難しい場合に便利です。
竿立て(ロッドスタンド)
サーフフィッシングでは、長時間歩き回ることが多いため、ロッドスタンドの携行性は非常に重要です。従来の不便な持ち運びを解消するために、カラビナが付いているなど携行性に優れた製品が多く登場しています。長時間の歩行でも邪魔にならない、使いやすいロッドスタンドを選ぶことをおすすめします。
ロッドスタンドの重量も非常に重要な要素です。ただし、軽量なものが必ずしも最善とは限りません。風の強い日や砂浜の状況によっては、あまりに軽すぎると倒れやすいことがあります。携行性を考慮しながらも、一定の安定感を持った作りのロッドスタンドを選ぶことがおすすめです。
フィンガープロテクター
サーフフィッシングでは、頻繁に重いルアーを投げるため、指が痛くなることがよくあります。このような状況において、フィンガープロテクターの使用がおすすめです。私はさまざまなフィンガープロテクターを試してきましたが、個人的に最もおすすめなのはパームスのフィンガープロテクターです。自分にとっては必須のアイテムです。
ヘッドライト
サーフで車を駐車し、平坦な砂浜を歩くことが一般的です。そのため、特に強力な明るさを必要とするライトは必要ありません。集光ライトや散光ライト、どちらを選んでも構いませんが、明るくなるとラン&ガンスタイルで動くことが多く、重たいライトは体力を消耗させてしまいます。そのため、できるだけ軽量な装備を持ちたいですね。
また、風が吹けば海水の飛沫を浴びることも考慮して、防水タイプのライトが望ましいです。
GoPro
必須ではないですが、GoProがあれば釣りライフが劇的に楽しくなります!
GoProが釣りに最適な理由は4つあります。1つ目は軽量でコンパクトですので、持ち運びが楽になり、カメラの大きさなどで撮影自体に疲れることがありません。
2つ目は手ブレ補正が強力なので、激しい動きをする釣りでもブレのない映像を釣ることができます。
3つ目はGoProには本体防水機能が付いていますので、波が来て濡れてしまったりしても問題ありません。
4つ目は、釣り人が一番撮りたいヒットの瞬間を撮影することができます。ヒットの瞬間が撮れていないとがっかりしますよね。
GoProはHERO9 Blackより上ならなんでもいい!
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サーフフィッシングで使うルアー
ルアーの種類
サーフでの釣りに使用する主要なルアーは、「ミノー」「シンキングペンシル」「メタルジグ」「ジグヘッド+ワーム」の4つに大別されます。
ミノー ミノーの最大の利点は、レンジのキープとアピール力にあります。各ルアーは特定の深さ(レンジ)が設定されております。ヒラメを狙う場面では、海底から50cm〜1mの範囲でルアーを動かすことが一般的です。ミノーはアピール力が高く、ただまきだけでも魚に強くアピールすることができます。
シンキングペンシル シンキングペンシルは、ミノーに比べてリップがなく、重さもあるため、飛距離が得られるのが特徴です。サーフエリアでの釣りでは、飛距離は非常に重要な要素となります。ミノーの強いアピールが必要ない場合、シンキングペンシルのナチュラルな動きが有効となることがあります。
メタルジグ メタルジグは、ルアーの中で最も遠くに投げることができるのが特徴です。小さくても重さがあり、フルキャストすれば100m以上の飛距離を得ることができます。ヒラメとの相性も良く、様々なアクション方法で使用することができます。ジグの重心の位置によっても動きが変わりますので、アングラーの腕によっても釣果が変わってきます。
ジグヘッド+ワーム ソフトルアーとしても知られるワームは、ヒラメ狙いには必須なルアーとなります。基本的にはジグヘッドにワームを取り付けて使用します。ハードルアーには反応しない場面でも、ワームには魚が反応することがあり、初心者は何も考えず巻くだけで釣ることもできます。初心者にはセットで販売されているものを試すことをおすすめします。
水深によりルアーを使い分ける
水深の特性 サーフエリアは主に「遠浅サーフ」と「急深サーフ」の2つのタイプに分けられます。ヒラメの目は上部に位置しているため、上方を移動するルアーに対して反応します。ヒラメをターゲットとする際の基準は、海底から50cm〜1mの範囲です。そのため、釣り場の水深を正確に知り、適切な深さで動くルアーを選ぶことがキーとなります。
遠浅サーフの特徴 遠浅のエリアでは、浅い水深が続く特性があります。攻略方法としては、最初に水面近くを狙い、次第に深さを増していく方法が効果的です。初めにフローティングミノーで水面を探り、次にシンキングペンシルやワームを使用します。さらに、メタルジグを使用して遠くの深いエリアを狙うのも一つの方法です。
急深サーフの特徴 これは遠浅サーフとは逆に、足元からすぐに深くなるエリアです。ここでは、海底をしっかりと感じることができるルアーの使用が推奨されます。メタルジグは着底を感じやすいルアーとして知られていますが、シンキングペンシルやワームも適切な重さで使用すれば効果的に使えます。
初心者におすすめなのは?
初心者に特におすすめするルアーは「メタルジグ」と「ワーム」です。ただ巻きや、何も考えずに巻くだけでも釣れてしまうので、初心者でも扱いやすいです。
メタルジグについて
- 特徴: メタルジグは、その名の通り金属製のジグで、重さがあるため遠くへのキャストが可能です。サーフエリアでの釣りにおいて大きな利点となります。
- 使用方法: メタルジグは、ただ巻きやジャーキング、リフト&フォールなど、さまざまなアクションで使用することができます。特に、ボトムを感じながらのリフト&フォールはヒラメなどの底物を狙うのに効果的です。
- 初心者へのアドバイス: メタルジグの重さを選ぶ際には、釣り場の水深や流れを考慮することが大切です。また、カラーバリエーションも豊富なので、天気や水の状態に合わせて選ぶと良いでしょう。
ワームについて
- 特徴: ワームはソフトルアーの一種で、柔らかい素材でできています。その柔軟な動きは、まるで本物の魚のような動きで、スレた魚にとって効果的です。
- 使用方法: 基本的にはジグヘッドにワームを取り付けて使用します。ワームの動きを最大限に生かすためには、リーリングの速さやアクション方法を変えてみると良いでしょう。
- 初心者へのアドバイス: ワームは非常に扱いやすく、ハードルアーに反応しない魚にも効果的です。初心者はセットで販売されているジグヘッドとワームの組み合わせから始めるといいでしょう。
DUO ハウル
初心者の方にとって、ハウルはその扱いやすさと高い性能から、サーフゲームの入門として非常におすすめのルアーと言えるでしょう。特にハウルシャッド3インチは、そのサイズ感とナチュラルなアクションで、初心者でも簡単に魚を釣ることができます。
メジャークラフト ジグパラシリーズ
ジグパラは、その飛距離、多様なアクション、そして高いフッキング性能により、初心者のサーフアングラーにとって非常に扱いやすいジグです。サーフゲームの入門として非常におすすめです。
ルアーのアクション方法
タダ巻き
底を取った後、一定の速度でリールを巻いていくだけのシンプルなテクニックです。メタルジグの場合、底をこすらない程度のスピードが理想的とされています。底をこする感覚が手元に伝わるので、すぐに分かります。その場合は、ハンドルを回すスピードを調整したり、竿を立てたりして対応しましょう。
ストップ&ゴー
これは、リールを巻く手を途中で止めるテクニックです。リールを巻く回数や停止する時間は個々の好みによりますが、例えば、「速めに3回巻く→ストップ(着底)→速めに3回巻く」や「ゆっくり5回巻く→ちょっとストップ→ゆっくり5回巻く」といったパターンがあります。魚が着底や巻き始めの瞬間にアタックしてくることが多いので、そのタイミングで違和感があればすぐに合わせましょう。
リフト&フォール
リフト&フォールとも呼ばれるこのテクニックは、竿をゆっくりと持ち上げることから名付けられました。竿を引いた瞬間に魚がアタックしてくることがあり、その瞬間には非常に強い中毒性があります。
ボトム(底)の取り方
- ジグを投げて着水したら、すぐにベールを元に戻し、糸ふけを回収します。ハイギアのリールを使用すると、糸ふけの回収が速く、作業が楽になります。竿を立てたり後ろに下がったりして、ラインにテンションをかけながら糸ふけを取ると、後でトラブルが少なくなります。
- ラインにテンションがかかった状態で待っていると、着底のサインが現れます。『トン』という感触や、穂先が『フッ』と戻る感触があれば、着底したと考えて良いでしょう。
- もし数秒待っても何も感じられなければ、既に着底している可能性が高いです。この場合、竿を立てたまま数回グリグリとハンドルを回してから、一旦ストップしてみてください。これにより、引っ張られて浮き上がったジグが着底するサインが得られます。
サーフフィッシングの場所選び
離岸流が発生している場所
皆さん、「離岸流」という現象をご存知でしょうか?
離岸流とは、海岸から沖に向かって水流が生じる現象です。こうした流れの変化のある場所では、魚の餌となる小さな生物(ベイト)が多く集まり、それを求めてヒラメも集まる傾向があります。
このように、ヒラメを釣るためにはベイトが集まるエリアを見つけ、そこをルアーで狙うことが大切です。初心者の方にとっては離岸流を発見するのは難しいかもしれませんが、遠くから海の流れを観察したり、最初に流れの乱れが見られる場所を見つけることから始めてみましょう。
そして、何度も海岸に通うことで流れのパターンを理解しやすくなるため、離岸流を見つけるヒントを得ることができるでしょう。訪れる際には、最初に離岸流の存在を確認し、流れの変化が見られる場所にルアーを投げてみましょう。また、一つのポイントに固執せず、釣果が出ない場合は迅速に場所を変えて他の離岸流を見つけることも有益です。
ヒラメ釣りにおいて、離岸流の確認は釣り人にとって重要な一歩です。これまで気づかなかった方も、次回からは離岸流に注目してヒラメ釣りに挑戦してみてください。
ベイトの有無
ベイトの存在は、良いサーフポイントを見極める鍵となります。イワシなどのベイトがどれほどいるか確認してみましょう。時間や日によってベイトの数は変動しますが、ベイトが多い時期はヒラメを狙う最適なタイミングと言えます。
海岸に打ち上げられたベイトが目に付く時には、ヒラメの活性も高まり、ルアーによる反応が良い場面が多いです。浅瀬で泳ぐベイトの種類やサイズを確認し、ベイトに適したルアーを選ぶことは、ルアー釣りの基本です。
ベイトが集まりやすいサーフエリアを見つけ、ベイトの動きや行動パターンを観察して、それをルアーアクションの参考にすることもできます。こうした方法で、サーフエリアでベイトの動きをよく観察し、ヒラメ釣りを成功させてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。サーフフィッシングは意外と用意するものが多かったですね!笑
ですが、一度揃えてしまえば、ルアーのロストが少ないので、それほどお金を使うことはありません。
様々な魚種が狙え、壮大な景色の中大物を狙うことが出来るのがサーフフィッシングの最大の魅力です。また自然を体で感じる事ができるのも魅力だと思います。
なにか質問があれば聞いて下さいね!それでは素敵なサーフフィッシングライフを!